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「だれ一人取り残さないコミュニティをつくるは?」〜ケアまち会議ダイアローグセッションから。

2019年8月に兵庫県豊岡市で開催された「ケアとまちづくり未来会議」。

まちづくりに関心のある医療専門職を中心に、建築とアート領域の人々を巻き込んで、それぞれの考えや思いを「表現できる」場として開催されました。

盛りだくさんのセッションの中で、
ファシリテーターを務めた「ダイアローグセッション〜ケアとコミュニティ」を振り返って見ようと思います。


ダイアローグセッションは、コミュニティですでに一歩、二歩と踏み出している三人のゲストとともに「ケアとコミュニティ」について対話することを通して、これから参加者が「一歩踏み出していける」場になること、を目指していました。

ゲストは、
プラスケアの西智弘さん、
グッドネイバーズカンパニーの吉永恵里さん、
シンクハピネスの糟谷明範さん
の三人。
(グラレコはアオナミユミコさん)

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↑素晴らしい、グラレコ!

一人一人が1時間でも2時間でも時間を取りたい、豪華なゲストなのですが、心を鬼にして(泣)、一人5分(!)の活動紹介をしてもらい、フリートークの時間を長くとりました。


各ゲストが活動紹介した後、
参加者同士の小グループでの対話してもらい、「会場で対話してみたい問い」をmentimeterという投票ツールで出してもらいました。

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(↑こんな感じで、会場のスクリーンに出てきます。)

その問いの中から
「誰一人取り残さないコミュニティを作るには?」
という問いを会場全体で話し合うことに。

この問いや流れは完全に即興です。にもかかわらず、とめどなく言葉が出てくるゲストたちの素晴しさたるや。感動です。


西さんから、
コミュニティの3分類「呼ぶ」「行く」「在る」系の提案を皮切りに、
吉永さんから、
私として、あるいは彼女の場合は「フリーランス母ちゃん」としての目線を持つこと、
糟谷さんから、
自分が関心があること、楽しむことを大事にすること、そして「なんだか面白そう」で周りを惹きつけ巻き込んでいくこと
という言葉が会場へ届けられたように思います。

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↑(要点バッチリ!プロの仕事です)


「誰一人取り残さないコミュニティを作るには?」

この問いに対して、無理に答えを探すつもりはありませんでしたが、
一つの筋道が見えたように思います。

それは、
課題意識を持ちすぎて活動のハードルを上げ過ぎないこと、
誰もが「わたし」の関心、楽しみを軸に一歩踏み出して場をつくって見ること(まだまだ圧倒的に数が足りない!)、
それが重ね合わさることで多様な場が多く生まれること、
そうしていくことで、結果的に「誰一人取り残さない」状態になるんじゃないか、そうして行きたいよね!

そんな、一つの答えが生成されました。


参加者はどんなことを感じていたのか。

スクリーンショット 2019-09-12 23.39.21

これを見る限り、参加者にとっても、
コミュニティへ一歩踏み出す、あるいは活動を続けて行くモチベーションを上げる場となっていたんじゃないでしょうか。

個人的にも、「ケアとコミュニティ」というテーマでライブ感溢れるダイアローグの時間をつくり、自分自身もそのやりとりを楽しめたことが収穫でした。

他にも、セッション盛りだくさんの「ケアまち会議」。報告書も出るはず。
来年度以降についても、ビエンナーレくらいのペースで続けていけると良いなとスタッフの中では話しています。今回出れなかった人もぜひ次回、参加&応援してください。


ケアまち公式ホームページ
https://caremachi2019.jp/?fbclid=IwAR3DgFgW_4HHmJHgGv8lT4D44d-ecMwW911k7IoOW-ra4g91FGRxFDhvO1Q



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