青森県議会は今日、閉会日。
私は日本共産党県議団を代表し、一部反対討論を行いました。
今回の予算案には、学校給食無償化の事業をはじめ、前向きな事業が少なからず含まれています。党県議団では、賛成することも含めて、賛否について真剣な討議を行いました。
討議の結果、「それでも譲ることができないことがある」「原発・核燃依存を深めている点が最大の問題だ」という結論にいたり予算には反対しました。
次のように討論しました。
学校給食無償化の事業そのものについては、「極めて前向きだけど改善点もある」という立場から論じました。
学校給食費無償化だけでなく、そのほかの子育て費用の無償化にも進もう、というこの制度の問題意識も、極めて大事だと考えました。
だけど、改善点はあります。
このあたりのバランスをどう表現するか、考えました。
”全然だめだ”と一刀両断にするものではないし、
しかし、“ここを改善しろ”というだけでは物足りないし…
と考え、制度の問題意識を積極的にとらえ、実らせるために、どういうことが必要か――次のように提起しました。
「改善点はあるけど、県内で子育て無償化を大きくひろげる追い風になる」――というのは実感です。
追い風にするために、県民の世論と運動をひろげ、市町村にも国にも迫っていく必要があります。もちろん県自身もさらに努力が必要でしょう。
私自身、そのためにがんばりたい、という一部反対討論をしました。