宮下知事が就任し、はじめての県議会が始まっています。
県議にとっても、改選後はじめての定例議会となります。
開会日の昨日、副知事と教育長の任命について議案が審議されました。会派を代表して私が質問に立ちました。
私にとっては、宮下さんとのはじめての論戦でした。宮下知事にとっては、はじめての県議会での答弁となりました。
日本共産党県議団は、今回、副知事の任命と教育長の任命について、従来の態度を見直しました。
副知事についてこれまでは、知事の政治姿勢を補完する役割ということで判断し、その知事の政治姿勢が容認できないことをもって反対してきました。しかし今回、まだ新しい知事の具体的な姿が分かりません。分からないのに「容認する、しない」は言えません。人物評価として反対する理由はないので賛成しました。
教育長については従来、教育長という制度が教育の独立性を損なうものだという制度論をもって反対してきましたが、今回、それを見直しました。それは、行政から独立した教育委員会としての役割の発揮に期待するからです。ただし知事が、政治的中立性を軽視するのは困ります。そこで知事が教育委員会の政治的中立性をどう考えているのか、ということを確認し、態度を決めました。
知事からは「極めて大事だ」という答弁だったので、これを了として賛成しました。
新しい知事のもとでの新しい県議会です。
日本共産党は、宮下県政のとりくみの一つひとつを県民の利益にたって判断して対応します。最初から、「与党だ」「野党だ」という枠を決めて対峙するつもりはありません。
まあ、その姿勢自体は、これまでの三村県政と変わらないんですけどね。
その積み上げの結果、県政全体の評価はうまれてくると思っています。
昨日の質疑の録音をおこしたものを紹介します。
注意点は末尾に記しています。
【テープ起こしの注意点】
・この全体は、Wordのトランスクリプト機能を使い、それを修正しています。
・私の発言部分は原稿をもとにしてつくっています。
・正式なものは、今後、県議会HPに掲載される動画か議事録で確認ください。