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存在しない小説のワンシーン書いてみた その3

向こう見ずな少年の下心は、空に流されてそのうち宇宙へと消えていくわけなくて、むしろ薄暗い海の底で渦巻いてて、あらゆるものや人に迷惑をかけまくり、気づいた頃には、けむくじゃら年齢不詳のおじさんになってるとか、なってないとか。はい、オッパッピーみたいな感情をどう表現しようか。は?表現ってなんだよバーカ。・・・な〜んてことを考えてたら、チャイムが鳴った。そういえば、今、試験の最中だったわ。やべえ、なんも書いてねえわ。せめて名前だけでも書こうか。ま、いっか。このまま出しちゃえ。


・こぼれ話

名前を真っ先に丁寧に書いてから問題を解くタイプでした。早く終わったら、必ず見返すタイプでした。1点でも多く取ろうとする泥臭い普通の学生生活でした。

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よよ
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