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「休日 朝 炎天下 公園 氷鬼 ワンオペ」で検索したら出てくる記事

9月にもかかわらず炎天下が続いている。そんなことを言うと8月の炎天下に怒られそうな気もするが、暑いもんは暑い。

しかし、炎天下という言葉さえ知らない長女ほぼ5歳次女2歳にとって、お外が炎天下であろうがなかろうが関係ない。暑すぎる夏も子供たちにとっては、すっかり普通の天気である。今日も今日とて、熱中症に気をつけながら遊びましょう。それだけ。

こういうとき、天気ごときで簡単に「無理」とか「勘弁して」とかいわない自分の性格が好きだ。強がりであろうがなんだろうが「アホさと元気で子供に負けてたまるか!大人舐めんな!」と言える自分を褒めたい。

だから、今、自分を褒める。

おれ、偉い。
ほんとよくやってる。
腰痛いのによくやってる。
性格もテンションも最高だ。
天才。アホ。天才。アホ。
今日も偉い。満点。

自分で自分を褒めてこ

・・・

というわけで、土曜日の休日、朝9時からお外で遊ぶことを余儀なくされる36歳男子である。言い忘れたが、土曜日、嫁は仕事である。今日も今日とて、もちろんワンオペサタデーオールデイである。

さて、今朝のメニューは、氷鬼。朝イチで太陽が燦々、陰が少ない灼熱の公園で氷鬼。涼しい名前と裏腹120パーセントの遊びである。

もうすぐ5歳になる長女は、氷鬼やふえ鬼、だるまさんが転んだ等、複数人かつルールのある遊びで遊ぶようになった。きっと、保育園のみんなで遊んでいるのであろう。親としては、それなりにホッとする瞬間でもある。親の知らないとこで勝手に成長しているんだなぁと。

しかし、氷鬼を提案されたとて、参加者は、5歳長女、2歳次女、36歳腰弱男の3名である。2歳次女は、最近、二語文を習得した段階である。そんな彼女にとって、氷鬼を理解することは、ハードモード。少々荷が重い遊びだ。

そんなことはお構いなしに、長女は、次女に氷鬼のルールを教えようとする。が、次女は、全く理解していない。言われるがままに「うんうん」と頷くだけ。まぁ、仕方なし。

ひとまず、私と長女どちらかで鬼をする。次女は、タッチされて、凍ってしまった人をお助けする役ということにする。凍ってしまったら、次女を呼び寄せて助けてもらうルールに設定した。

氷鬼スタート。朝9時から、長女(鬼)にワーワーギャーギャーと追いかけられる36歳男。捕まりそうで捕まらない絶妙な逃げ方をしながら、頃合いを見計らってタッチされる。

タッチされた後は、凍ってしまったので動けない。お助け係の次女を呼び寄せる。「次女〜!助けて〜!」と叫ぶ。しかし、次女は、地面を歩くアリ観察に忙しい模様。地面に可愛らしくぴょこんと座って、一心にちっこいアリさんを見つめている。アリさんに全集中の次女に親の声は届かない。

炎天下の中、引き続き凍っている36歳男。もちろん動けない。日陰ではなく、バキバキの日向で凍ってしまった。汗が噴き出る。溶ける。せめて日陰に行きたい。しかし、凍って動けない。ああ、凍ってるのに暑い。炎天下の氷鬼の矛盾たるや、ここにあり。

長女、状況に飽きてきたので、次女をこちらに連れてきてくれた。次女、何も分かっていないが、タッチしてくれた。おかげさまで、36歳男の氷が溶けてなんとか動き出せた。

もう一度タッチされたところで、1セット目終了。一旦休憩。ああ、アクエリアスがうまい。熱中症予防大切。長女は適量飲んで、次女に渡した。が、次女が飲み過ぎている。それに対して、長女が怒る。そんなn回目のやり取りをダラダラと仲裁する。多い少ないの争い、あと何回するんだろう。将来、この類の争いが、私や嫁が死んだ後の相続争いにまで育たないことを切に願う。

休憩を挟んで2セット目、鬼を交代して続行。3セット目の後、もう一度休憩。その後、アツアツで火傷スレスレの遊具で遊んだり、自転車したりして、なんだかんだで1時間経過。気づけば、10時を過ぎてた。持ってきたアクエリアスもお茶もなくなってしまったので、家に帰る。

帰宅後、速攻で2階のリビングのクーラーをつける。お部屋が涼しくなっている間に、お風呂で水シャワーして汗を流す。タオルで拭いて、2階へあがる。すっかり準備万端のリビングでソファに腰掛ける5歳と2歳と36歳。ソファで体力回復するまでの時間、テレビをつける。昨日の夜にダラダラと見ていたラピュタの続きが流れている。パズーの家に勝手に上がって、肉をかぶりついているドーラが「40秒で支度しな!」と叫んだ。「いや、せめてあと30分くらいソファでゆっくりさせてくれ。。。」と心の中で力なく返した36歳腰弱男であった。


・こぼれ話

あんなに色々あって、疲れて帰ってきたのに、家帰ったら知らんおっさんとおばはんがムシャムシャと飯食ってて、会話の中で芯をついた嫌なこと言われて、とんとん拍子で家を出たパズーの行動力と決断力たるや。

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