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医学部編入の志望動機に安易に記載してはいけないと思われること(面接再現あり)

毎日の勉強お疲れ様です。

志望動機に正解はありません。ひとりひとりの志望動機・バックグラウンドは全く異なりそれぞれに良さがあるからです。

しかし、私が作成した志望動機では、受験した2校とも面接官が困惑している文章があり、かなり突っ込まれた箇所がありました。

これに対する答えを完璧に用意できない限り、面接官からすると「この人本当に医師としての将来ビジョンがあるのかな?」となってしまうのでは?と思ったので、その内容をこの記事で紹介します。

2次面接を受講した学校全てで面接官を困らせた内容とは

  • 志望動機で将来臨床医として活躍したいということを書いてあるのに、医師になるに当たって自分の研究経験が役立つと書いている。また、○○大学で関連する研究にも従事したいと書いている。

ここについては、面接でどの学校でも面接官が食いついてきました。

〜面接再現〜
面接官「えっと、臨床医を目指していると思われるのですが、研究もしたいということですか?」
私「はい、臨床メインでと考えておりますが、○○に関する研究にも自分の研究経験を生かしたいと考えております。できれば学部生のうちから研究に取り組み、研究的視点を・・これらにより同時に臨床現場の課題を解決できるよう・・・(ごにょごにょ)」
面接官「研究医になりたいというわけではない・・?」
私「そうですね、臨床医です。」
面接官「なるほど・・・研究をしながら臨床医として研修医している人もいるけど大変ですよ」
私「はい、経験を積むために頑張りたいと思っています。」
面接官「大学での学習イメージはどうですか?研究コースなどに進みたいと考えている?」
私「はい、、えっと・・・学部生のうちから研究経験を積み・・」(もごもご)

こんな調子で、想定質問は用意したつもりでしたが、最初から面接官は納得がいっていないような印象でした。

私は志望動機の中で、研究にも取り組みたい!と安易に書いてしまったため、面接官からすると、臨床医なの?研究医なの?とどんなビジョンを描いているのか理解できなかったのだと思います。

後から思うと、それは当然だと思います。
実際医学部では、理学系の学部生のように卒業研究を1年行うことで卒業に必要な単位が取れ、卒業できる!というわけではありません。
必要単位数を満たし、医師国家試験に合格し、晴れて臨床医の道へという流れなので、研究室配属は必須ではないようなのです。
ただ、興味がある意欲的な学生は学部生のうちから自主的に研究室で研究に取り組むといったこともできるらしいのです。

私は、自分が理系であり研究経験があることをアピールしたいと思うばかり、なんのための研究なのか?臨床医を目指しているけどなぜ研究をしたいのか?という自分の意思の記載が抜けていました。

面接官はそれを口頭で確認してくれたのですが、私の回答が思ったものではなかったようで終始納得いっていないような雰囲気でした。

もし研究経験をアピールしたいのであれば・・・

私が面接を受けた経験からすると、もし研究経験をアピールしたいのであれば以下のようなことを参考にすればいいかもしれません

(いいと思われるもの)※研究経験を通じた自身のアピール

  • 研究において、自分の○○といった長所が生かされ、○○を達成することができた。医師となり○○といった場面でもこの経験を生かし・・したい。

  • 研究で身につけた○○などのスキルを生かし、医師になった際も○○に生かせる。

(よくないと思われるもの)
(将来は臨床医になりたいと書いてあるのに・・・)

  • ○○大学で○○の研究にも従事したい。と統一感のない志望動機。

志望動機作成に慣れている方は読んでいてすぐ違和感に気づくかもしれませんが、私は全く気づかずそのまま面接で爆死しました。
できれば最低3人には添削してもらうことをお勧めします。

他にも志望動機の作成に失敗した例を記事で紹介しているので、よかったら読んでみてください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

※これはあくまでも私個人の経験に基づいた記事です。他の人の意見は異なるものかもしれませんので、参考程度に考えてください。




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