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車を運転すると言うこと(8):お金がかかる
車はお金がかかります。
仮に新車を買う場合は車両本体価格が数百万するだけではなく、各種税金消費税、自動車税、自動車取得税、自動車重量税、諸経費車庫証明(代行)費用、納車費用、検査・登録・届出(代行)費用、リサイクル法関連費用、保険料自賠責保険、任意保険……。
あともちろんガソリン代がかかります。
高速に乗るなら有料、駐車場に停めるなら有料……。
気が遠くなる話です。
もう通勤や仕事で不要なら、レンタカーとかカーシェアリングでいいでしょうね。
あと車が趣味だと言う方は、この他にいろいろなカーオディオやパーツを買い付けて改造するのですから大変です。
あと車は数年ごとに「車検」と呼ばれるお金のかかる点検をしなくてはいけません。
分解して調べて悪い所があれば交換・整備する形になります。
これも車種・状態によりけりですが、十万単位でお金が飛んで行くので、車検を期に車を買い換える、と言う方もいます。
ひと昔、新車は車検ごとに買い換えると言う風潮もあり、常に車のローンを抱えているという方も珍しくありませんでした。
車検に通った車両は「車検証」という物が発行され、運転中も携行しないとダメです。
車検に通った車両じゃないと公道は走れません。
もし車検を怠ると、免許停止・取消、罰金も課せられます。
車検はディーラーやスタンド、カーショップ、自動車修理業者などに車両を持ち込めば喜んでやってくれます。
少しでもボディに凹みや傷があれば「直しませんか」と言われ、「新車はオイルが汚れやすいので替えませんか」「ついでにエレメントオイル周りの消耗品も替えませんか」と言う営業トークをされます。
本当に必要かどうか自分で判断して、不要なら断らないと幾らでもお金がかかります。
この他に後述しますが、雪の上を走るとなると冬用のタイヤやワイパーなどをひと通り揃えなくてはなりません。
何年か走らせていればオイルやバッテリーの交換、クーラントと呼ばれる冷却水、細かいところでウオッシャー液などの消耗品も買い足さなくてはなりません。
ものすごい金食い虫なんです、車って。