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少牌確変チューリップ

昨今界隈を賑わせている少牌確変チューリップの遊び方大全!

このゲームの重要な要素をそれぞれ説明していきます。
少し長くなりますが、最後まで読めばすぐに少牌確変チューリップを遊べるようになります。

ぜひ最後までご覧ください。

※ハッケヨイ氏考案のものや新橋トライデントのルールを少しアレンジしたものになります。
よいバランスで身内からは大好評のルールです。

名前を考案中で、現状候補は「発ポ少確フィーリップ」「発ポ少確フィリップGT」「発ポ少確フィバチューGT」などが挙がっておりますが、どれもしっくり来てないです。

基本ルールについて

マーチャオサンマ、スリべルールをベースにしています。(スキップ推奨)
・5は全ドラの赤1金1
・3,7に1枚ずつ赤あり
・花牌は抜きドラの空気牌
・点数はツモ損なし
・1本場1000点
・最後の牌までツモって流局
・ツモピンフあり
・北は常に役牌扱い
・4枚使いのチートイツあり
・『人和・マンズ混一・流し役満・大車輪(清一七対子)・カラス・オープンへの手詰まり放銃』は純粋役満扱い
・数え役満は14翻から
・符計算あり
 ・1000点未満は切り上げ
・リーチ棒と供託はアガリ取り
・ダブロンあり
 供託・本場・親権は上家取り
・リーチ後の暗カンは任意
 (国士の暗カンロン○、送りカン×)
・空ポン・空カンは1000点供託で取消可能
・オーラスのアガリやめ、テンパイやめについて
 トップ→強制終了
 2着、3着→続行or終了を選択
・チョンボは親も子も8000点オール支払い
 親は流れず、その局からやり直し
・同点時は起家に近い方が上位
・少牌は親の第6打完了前までなら修正可能。多牌は修正せずそのまま続行
・花牌を抜いて補充を忘れた場合は、次のツモ番の直前に補充

特徴的なルール(重要)

我々が取り入れている少し変わったルールです。頻出するので覚えておきたい(非スキップ推奨)

・各7に虹牌が1枚
・3万点持ち4万点返し、ウマ30オカ30
例)2万点の2着で-20,-5000点のラスで-75
・トビ賞あり
 飛んだ人→飛ばした人に祝儀1枚
 ダブロンの場合は2人に支払う
・役満祝儀は20-40
 ダブル役満(純粋複合)は40-80+2ストック
・4華で和了ると役満祝儀+1ストック(後述)
・チャンタ、ジュンチャンは翻数が倍になる
チャンタは4,食い下がり3、ジュンチャンは6-5
・ホンロウトウは4翻
・リーチのみの出あがりは本役満とする(カラス)
・7の三色同刻を本役満とする
・心の牌を5枚目、6枚目の牌に取ることも可能
・チューリップ完走時、枚数計算後10枚ボーナス

7mについて

少牌確変チューリップには1mの代わりに7mを入れる。
これはGTルールと呼ばれるもので、アンミカ五等などで多く採用されている。

GTルールとは(重要)

→1mの代わりに7mを入れるサンマルール
 フィーバーリーチ(後述)の確率を上げる目的がある。

7mの性質

①確定アンコでフィーバーリーチが打てる
②中張牌と一九牌両方の性質を併わせ持つ♦︎♣︎

•②について
1mの代わりに入っているので、国士無双に使える
また、チャンタ系の役や1の三色同刻にも使える
もちろんタンヤオ牌としても使える

7mの性質が活きる例)

タンヤオ赤1
白チャンタドラドラ
国士無双

少牌について

説明不要と判断してカット
いわゆる少牌マイティです。

チューリップについて(重要)

アリスの強化版です。アリスがわからない方はこちら参照ください。
https://majandofu.com/mahjong-glossary-arice

面前であがったとき、ドラ表示の隣の牌をめくっていき、和了った手の中にめくった牌の現物とその両隣の牌があった場合は祝儀がもらえる。対象の牌が出なくなるまでめくり続けることが可能。
例えば5pがめくれた場合、手牌の456pの枚数分祝儀がもらえる。

1と9はドラと同様につながっているものと考え、1が出たら「9・1・2」、9が出たら「8・9・1」が対象となる。

字牌は下記の通り
風牌は、「東」なら「北・東・南」、「南」なら「東・南・西」、「西」なら「南・西・北」、「北」なら「西・北・東」が対象となる。
三元牌は、そもそも三種類しかないため、どれが出てもすべての三元牌が対象となる。

花牌が出た場合は
「花牌の両隣も花牌」という考え方から、1枚あたり3枚乗る

7mが捲れて手牌に9mがある場合は
「9mの前は7m、9mの後も7m」という考え方から、1枚あたり2枚乗る

チューリップのめくり方(超重要)

上記のように文字を並べてもわかりにくいので、実際の和了形の画像とともに解説する
実際のチューリップのめくり方、数え方とその流れを簡単に見ていく。

47p47s待ちリーチ

このようなリーチをかけ、7sをツモるとする

7sツモ

点数申告後、点棒移動を先に行う。
面前での和了のためチューリップをめくっていくのだが、その前に心の牌を選択して手牌に入れる。
今回は47pの選択。
チューリップで8pがめくれた時も継続できるように7pを選ぶ。継続率を上げるには横に広く取る

準備完了

必ず先に心の牌を入れる。
その後チューリップをめくる前の祝儀枚数を数える。
一発と裏はないものとして、今回は赤が2枚。
2枚スタートでチューリップをめくっていく。

お楽しみタイム

ドラ表示牌の隣をめくっていく。
赤赤の2枚スタート
・9pがめくれて1p1枚分乗る(赤赤の2枚と合わせてこの時点で3枚)
・7mがめくれて一気に4枚乗る(計7枚)
・1sがめくれて対象牌がないので終了
7枚オールの和了となる

ストックについて(超重要)

面前での和了時、ストック(保証)があるとチューリップを1度外しても継続することができる。
ストックが付く条件は5つ。
①一発
②三倍満
③数え役満含む役満
④ポッチツモ
⑤4華

③の役満は2回のストックが付く。
数え役満は14翻から。

ストックは複合もするので、一発で三倍満の和了をすると2回保証が付く(3回外した時点で終了)
一発でポッチをツモりそれが役満であれば4回のストックが付く。
このストックがエグいんだよなぁ…

確変と突確、16Rについて

確変について(超超重要)

7m7p7sのいずれかを3枚以上使って和了すると確変に突入する。
3枚以上の使い方は問わない。暗刻でも、雀頭+1メンツでも確変する。
確変するとチューリップをめくる際、牌山の上段だけでなく下段もめくることができる。(継続率が段違い)
両方外した時点で終了、もしくはストック消費となる。

確変する手牌例)

4枚使いチートイ

この確変がとても強力なため、チューリップでは良形を捨てて7受けを残すことが多い。

よくある形

7pを切れば69p58s待ちになるが8pを切る
7pか58sであがれば確変となる

確変確定の形

7sを切れば258p25s待ちだが2sを切る
ソーズの待ちが7sのみになるが、7sが3枚使いとなり確変が確定する

7mくっつきの形

少牌マイティにおいて最も強い待ちであるくっつきテンパイの形
7mを切れば3〜7pとヘッドの8pで345678p待ちとなるが、5pを切るケースもある
7m8p待ちになる(9mであがれないので注意)
7mであがると確変する。7m暗刻の時はチューリップで9mがめくれるだけで16R(後述)に入るためとても強力なのである

突確について(超重要)

チューリップをめくり、1枚で6枚以上乗ると突確する。
突確すると、通常チューリップは確変に、確変は16R(後述)に昇格する。

以下突確する例)

4p4枚分チャンスがある
気持ちいいやつ
萬子と花牌はお手軽確変
たまにある

突確したときの気持ちよさは通常
の麻雀の裏3などとは比較にならない
積極的に狙っていきたい

16R(16ラウンド)について(超重要)

16Rに入ると、最終的にもらえる祝儀が倍になる。チューリップ終了時点で祝儀が10枚であれば20枚に、50枚であれば100枚になる。

16Rに入る条件は下記2つ
①手牌に7の3枚使いが2つある
②確変状態で突確する

①7の3枚使いが2組

はじめから16Rの手牌例

②確変状態で突確する

①のようにはじめから16Rに入るケースは実戦ではあまり見かけない。
16Rに入るパターンのほとんどは確変状態で突確する②のケースになる。
そのため7が3枚あり、かつ突確チャンスのある手は大勝負手になる。

以下大勝負手の例)

6pがめくれると突確し16Rへ
前述の通り9mの前も後も7mのため突確する
珍しい形。チートイでも突確することはある

この確変・16Rによって祝儀が大きく動くのがこのルールの面白いところであり、肝であり、キモいところだ。
確変と16Rにどれだけ入れるかで差がつくと言ってもいい。


また少牌確変チューリップでは、高点法(高め取り)を無視して打点的に安い方に取ることができる。

高目に取らない例)

567p白待ち

上記の手牌でリーチをかけて白をツモッた場合、
架空の牌を5pに取れば倍満だが、チューリップでは7pに取って確変スタートにすることが可能。

例2)

8pと2or8sでチューリップ数牌全対応

上記の手でリーチをかけ258sをツモった場合、
5pに取れば跳満になるが、チューリップでは8pに取ることもある。
架空の牌を8pにすると、チューリップで9pがめくれた時にも継続することができる。

点数状況にもよるがこのように、
チューリップ継続率>打点とすることが往々にあるのがこのルールの特徴の一つだ。

リーチについて(重要)

通常のリーチとは異なる3つのリーチについて説明する。

①オープンリーチ

一般的なオープンリーチと大きく異なる点はない。
手牌をオープンすることでニ翻のリーチとなる。

・支払いは千点(通常リーチ同様)
・リーチ時にオープンと宣言(次の人の打牌前であればオープン可能)
・手牌は全てオープンする
・リーチをしていないプレイヤーから和了牌が場に打たれた場合、手牌に戻して打牌しなおす。(誤打と差し込み防止のため)
・手詰まりによる放銃は本役満となり、役満祝儀もつく。
・和了牌をツモった場合は必ずあがる。強制和了

ツモ専になることによる祝儀効率、打点上昇による三倍満の期待値上昇から、オープンリーチは頻出する。

②フリテンリーチ

フリテンリーチはオープンリーチのみ可能。
フリテンに気付かず通常リーチをした場合はチョンボ扱いとなる。

よくあるフリテンリーチの例)

七対子和了の状態から南を切っての無限単騎
4枚使い七対子ありなので、次順必ずツモになる
一発や三倍満による保証狙い
17pの借りテンをツモっての1p切り無限単騎
一発や三倍満による保証狙い
この手の場合、7p7sポッチツモで確変スタート
発をツモった場合はカンとツモを選べる。
変化待ちのダマテンをツモり9p切り
一発や三倍満に加えて確変まで見えるリーチ

③フィーバーリーチ

言わずと知れたフィーバーリーチを採用。

7が確定アンコでかつ手牌に3枚揃っている場合にフィーバーリーチが打てる。
フィーバーリーチの宣言牌が通った場合、同卓者は全て手牌をオープンし、以降ツモ切りとなる。
宣言牌のロン和了はできるが、一発消しのポンはできない。
その後テンパイしていて和了牌をツモったとしても強制ツモ切りになる。

フィーバーリーチが通った場合、和了牌が1枚でも山にいれば和了確定となる。

以下フィーバーが打てる例打てない例)

南切りでフィーバーリーチ
7pが暗刻ではないのでフィーバーにはならない
2p切りでフィーバー
南を切るとフィーバーにならない
南切は3p受けが生まれ、7暗刻が確定しない
フィーバーにならない
どの牌で和了っても7の暗刻は確定しているが、手牌に7が3枚ないのでフィーバーにならない
南切りでフィーバーリーチにならない
一見ツモり四暗刻だが、七対子のテンパイでもある。
7の暗刻使いが確定しないのでフィーバーにならない

このように、フィーバーになるケースは意外と少ない。その分打てた際はとても気持ちがいいし、確定で確変スタートになるので祝儀期待値も大きい。
特に7m暗刻のフィーバーはチューリップで9mがめくれれば16Rに入るため、7p7sよりも期待値が高くなる。

その他の裁定

・天和地和について
→発ポッチ切りダブリーになるものは天和地和として認める。

特殊牌について

主に使用される特殊牌たち

5pと5s

→黒、赤、金全て1翻
赤は祝儀1枚、金は祝儀2枚

37p37s7m花牌

→シール付きは全て1翻、祝儀1枚
色による差はなし

白ポッチ

→一般的な白ポッチ。リーチ後オールマイティー牌となり、ツモ和了るとストックが付く。
手牌で白として使っていても祝儀1枚となる。
今回土星のシールを貼ったジュピターポッチ、通称「ジュピポ」が採用されているが、シールによる差はない。
他にもアースポッチ※1やマーズポッチなどが存在している。

※1…「地球は青かった」と言いながらツモり和了る、ガガーリンツモが存在する。

発ポッチ

→皆大好き発ポッチ。jewelリスペクト。
白ポッチの完全上位互換として君臨。

「祝儀4枚+テンパイ時オールマイティー牌」

発ポッチをツモるとまず祝儀4枚が付く。
手牌で発として使っていても4枚になる。
そしてリーチ時はもちろん、ダマテン時も副露していても、テンパイ時にツモると和了ることができる最強の牌。
面前であれば役がなくても「ツモ」が役になるので和了ることができる。

発ポッチでツモ和了ると、白ポッチ同様にポッチ保証(1ストック)が付く。

最近牌加工を業者に依頼しており、1セット分完成したものがこちら。テンション↑↑です

各37,発ポッチが依頼したもの

また、最近牌加工に取り憑かれた友人が特殊牌を作成しており、7に虹を入れるよつになりました
虹は金と同様祝儀2枚の牌となります

最後に

これだけ長い文章を最後まで読んでくださりありがとうございます。

このルールに興味を持ってくださった方、一緒に打ちたいと思ってくださった方はXアカウントに連絡いただけますと幸いです!
アカウントはこちら@yoyogihisato

広げよう、チューリップの輪!🌷

番外編

今まで出たアツい和了

ここでは今までに僕や身内があがったアツい和了をいくつか紹介します。
これを見てぜひモチベーションにしてください!

①24000オール150枚オール

チートイorツモスーのオープンリーチ

高目をツモって24000オール
役満による保証2回、確変スタート
ピンズ678とソーズ16789、三元牌などがチューリップ対象外のため体感乗りにくいのですが意外に伸びましたね。
もちろん道中で9mがめくれ16Rへ
この日初めてチューリップを遊んだ友達の心を折りました

②6000-10000の180枚オール

14p4s待ちを發ポッチで即ツモ

対面から58s +α待ちのオープンリーチが入った後、14pカン2sのダマテンを選択。当たり牌5sを吸収してのリーチ
カン2s含みでの即リーが基本だが役があったことと点数状況、一応5s使えることからダマったら最高の結果に
2枚残りの華がめくれて確変、その後2枚目の華がめくれて16Rへ
当時のレコード170枚を塗り替える180枚を記録

③8000-16000の214枚オール

2s36p待ちのダブリーフィーバー

出ましたダブリーフィーバー
華を1枚抜いて1sツモ、首を傾げながら立直宣言後この2sを即ツモ
一発トリプルの2回保証付き、確変スタート
最初のチューリップで9mがめくれ16Rへ
同卓者の祈りなど通じるはずもなく、完走ボーナス付きの214枚オール
手組みと待ち選択がよかったかな…
今後この記録が破られることがあるのだろうか

④16000の133枚オール

7の三色同刻

一度しか出たことがない7の三色同刻
フィーバーリーチ後即7mを出和了
一発の保証付き、確変スタート
9mがめくれて16R入りし、66は132
トビの1枚ボーナスがついて133枚
この和了をきっかけに七の三同刻が役満になりました。
それにしてもキレイな手だなぁ…
写真を撮ってないのが悔やまれる!

⑤1000オール94枚オール

カラスリーチを発ポッチでツモ
19sがめくれれば確変する

出あがりで裏乗らなければ役満(カラス)のリーチを発ポッチでツモ。
裏乗らず1000オールのツモあがり。
心の牌を19sに取り、ワンチャンの確変チャンスを狙う。
発ポツモの1ストック、4枚スタート
比較的早い段階で9sがめくれて確変、その後1sもめくれて16Rへ。47は94枚オール。
これだから発ポッチはやめられないのよ…

⑥6000-1000の184枚オール

無限単騎リーチを白ポッチで即ツモ
心の牌を7pに取りチューリップスタート

フリテンリーチの定番無限単騎を白ポッチで即ツモ
心の牌を7pに取り、8pがめくれれば16R
確かこの時華も2枚抜いており、華がめくれても16Rだった気がする
チートイのため乗りにくいのですがブイブイ乗っていき、途中で8pがめくれ16Rへ
この時8p4山で、とにかくチューリップ乗ってましたね…
87は174に完走ボーナス付き184枚オール
無限単騎の無限の可能性を見ました

⑦32000の217枚

四華フィーバーの16R確定和了

正直えぐいです
この日は8人集まり2卓に分かれてセットしていたのですが、放銃者の悲鳴が聞こえて一卓に集まりました。
リーチ時は3華だったところ道中4枚目を引き入れ直後にであがり。
4華の役満祝儀がつき、49枚の16Rスタート
108は216にトビ賞がつき217枚
抜け番と掴まなかった奴が1番気持ちよさそうでした…

今後もすごい和了が出たら更新していきます^^

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