国際結婚について⑥トルコに嫁いで１年→正直な感想
実は先日トルコに嫁いで１年が経過しました！
本日は、移住１年のリアルな感想を書き綴ってみたいと思います。
下記にトピックをいくつか挙げてみました。
食文化
家族に対する価値観
国の発展具合
これらについて振り返ってみようと思います！
食文化の違いには慣れた？
私の答えは「イエス」です。
私はトルコ料理が好きです。
そして好きになることができたのには理由があります。
①移住に向けて日本にいた時から日本食を制限していた。
②義母の料理がおいしかった。
しかし、私のようにトルコに嫁いだ日本人・トルコに移住した日本人全員がそうとは限りません。中には日本の味・食材・レストランを求める方もいらっしゃいます。
実際、香辛料中心のトルコ料理は、日本食とは味の種類が全く異なるなと感じます。ですので日本食が大好きだった場合、トルコ料理に慣れるのは難しいのが現実です。
もちろんそんな私でも時々食べたくなる日本食ありますけどね！
（今は玉子豆腐が食べたい）
家族に対する価値観
トルコ人は家族をとても大切にしています。
私たち日本人にも家族を大切にする考え方はありますが、トルコ人はその「大切にする方法」が違います。
トルコ人が家族を大切にする方法
①しょっちゅう電話する（すぐ近くに住んでいても）
②週末、大型連休はほぼすべて家族行事
③スキンシップを当たり前にとる
私は気が付いたんです。
トルコ人は「物理的」「目に見える方法」で家族を大切にします。
電話がない、家に遊びに来ない、大型連休で親戚訪問しない、ハグしない→トルコ人はこれらの物理的行動がなければ「私は嫌われている」と思うらしいです。
日本人はそうではないと思うのです。
「便りが無いのは良い便り」なんて言葉もありますから。
なのでトルコで結婚すると、義家族との交流が頻繁にあることで疲れてしまうことも多々あります。別に会わないからといって嫌いなわけではないのに、行動で示さないといけないのか…ふぅ。という感じ。
さらにお家に義家族が遊びに来るときは、家の掃除・食事づくり・お茶とお茶菓子の準備がセットなので、これも外国人嫁としては一苦労です。
国の発展具合
正直トルコはテクノロジーも人々の考え方も遅れています。
（私の感覚では３０年くらい前の日本）
まず日本にあるような便利家電・便利グッズを手に入れるのは難しいです。
家電は最近良いものが少しずづ出てきましたが、なにせ国内メーカーが弱いので、質が良いものは海外製＝高額だったりします。
また、日本でいう〇円ショップ、スリー〇インズ、無印〇品など、便利なものを安く買えるお店は一切ない、と言っても過言ではありません。
トルコ人からしたら当たり前のことなのですが、国内メーカーの高品質家電や安い便利グッズの存在を知っている日本人にとっては、このようなテクノロジーの遅れに少々イライラしてしまうこともあります。
家電・便利グッズはともかく…
もっと困ってしまうのは人々の考え方が古いことです。
特に健康・医学に関する知識の遅れには度々驚かされます。
※このことについてはエピソードがあるので後日別記事で。
その上、自らのプライドや意見が強いせいで、新しい知識や技術を受け入れるのにもものすごく抵抗を示すのがトルコ人です。
例えば電子レンジは体に悪いとか。日本なら一家に一台電子レンジ、なんなら大学生の一人暮らしにも電子レンジを購入するのに、私はトルコのお家で電子レンジを見たのは１回だけです。（義実家にもありませんし、合計15程度のご家庭におじゃましています）
この新しいものを受け入れない国民性も、残念ながら技術や思考の発展を遅らせてしまっていると感じます。
これ以上は悪口になりそうなので(笑)
書いていたら、だんだんトルコ・トルコ人のネガティブポイントが止まらなくなってきました(笑)なので、ここまでにしておこうと思います。
よくよく考えたらトルコ云々もありますが、そもそも海外生活って不満や文化の違いに困ることが普通だと思うんです。移住当初は「なんでトルコはこんな国なの？」「なんでトルコ人はこんなことしちゃうの？」とイライラが止まりませんでした。
でもそれを考えたらキリはなくって、ただただ自分が疲弊するだけ！
最近はスルースキルが高くなったなと感じます(笑)
それでも少しずつたまったストレスが爆発するときもありますが(^^;
海外生活、夢のような楽しいことばかりではありません。
特に移住理由が結婚ならそうだと思います。
海外結婚生活には覚悟が必要です！！←今さら気づいたよ！！
幸い夫とは上手くいっているので、海外生活のストレスをうまく解消しながら、トルコ生活をそれとな～くこなしていけたらいいなと思ってます。
以上、トルコ移住後１年の感想でした！
よよあてし