トルコで妊婦やってます①ハーフベビーうらやましい?
トルコ人夫と国際結婚し、第一子を授かった「よよあてし」です。現在妊娠後期に入り、順調にいけば2月には赤ちゃんが生まれます。
さて、周りに妊娠報告をすると「ハーフベビー楽しみだね!かわいいだろうな〜♪」と期待されることもしばしば。
・・・
正直私自身もハーフベビー楽しみです!笑
子どもの頃親が英語を習わせてくれた影響か、昔から海外への憧れがあり、「外国人と結婚したらどんな感じかな~」なんて想像をか膨らませることもありました。
ただし今の夫とは「国際結婚したいから!」で出会ったわけではありません。偶然出会って偶然お互い好きになった、そんな感じです。
まさか自分が国際結婚するとも思わず、ましてやハーフベビーを生むことになるなんて、思ってもみませんでした。
なので今の状況に確かにワクワクはしています!なかなかおもしろい経験かな~なんて(笑)
現実問題
しかしいざこの立場になってみると、現実問題に襲われ、不安がどんどん膨らんでいくのが現状・・・夢に描いていたようなハーフベビーとのハッピーライフはどこに?
今の不安をいくつか書き出してみました。
①出産が不安すぎる
聞くとことによると、トルコは出産後2日目には母子共に帰宅させられるそうです(笑)
日本は確か出産後一週間くらいは入院できますよね?その間に母乳のサポートや沐浴指導など受けられる?と聞いていますが・・・
産後ほぼすぐの帰宅はトルコでは当たり前のようですが、日本の当たり前を知っている私としては、母体の回復や自宅でのお世話が不安でしかありません。
②トルコ人の医療知識が信頼できない
トルコは日本と比べると教育水準が低く、父母世代・祖父母世代で学校に行っていない人も何人か見受けられます。
※日本ならその世代で学校に行っていない人は今の時代ほとんど聞いたことがないのでは?そして実際平均IQはトルコは日本より低い!
学び方を知らないトルコ人は、時に間違った医療知識・民間療法を信じてしまう傾向があります。
それが育児に多大な影響を与えないかどうか、今からものすごく心配です。
③母親教室がない
日本のように、妊婦さんを集めて子育てに関する指導を行うなどのサービスはありません。
なので子育てに関する最新情報は、なかなか更新されていかないのです。子育てのノウハウは親から学ぶのが基本らしいですが、その親が子育てしたのって何年前?と私は思ってしまいます。
このことは②とも関係してきますね!
現在子育ての最新情報を自ら集め勉強中です。圧しの強いトルコ人の間違った知識に翻弄されてはいけない!というプレッシャーと常に戦っています。
④名前が決まらない
ハーフベビーの名前を考えるのって、想像の何倍もめちゃくちゃ大変です!!!
話が長くなりそうなので、このことについては次回・・・
⑤二か国語を話せるようになるのか
よくハーフベビーのバイリンガル教育は、父母それぞれ自分の母国語で赤ちゃんに話しかけるのが良い、と言われていますが・・・
え?そんな簡単にいくもんですかね?
現時点では今後も長くトルコに住む予定なので、もちろん子どもはトルコ語優位に育つと思うんです。
それなのに母親の言語は話すのも読むのも書くのも難しい日本語・・・もし将来日本で働きたいと言われたら?最低限の日本語や読み書きを教えなくてはいけません。
どうやって教えたらいいんでしょう(泣)
⑥子どもはハーフとして生きていく
うちの夫はお腹のあかちゃんに「半分野郎」と呼び掛けています。ご安心ください、もちろん愛称(笑)
でもこれって「まさに」だと私は思うんです。
トルコにいても「外国人」扱い
日本にいっても「外国人」扱い
どっちでもありますが、どっちでもない。
自分が何者なのか、どんな人間としてアイデンティティを確立していくのか、この子たちならではの試練が待っている。私はそう思うんです。
でも私たち親は純粋なトルコ人と日本人。子どもがこの試練を乗り越えるのを、果たしてサポートできるのか。
(昔教育現場で働いていたせいでしょうか。こんな風に考えてしまうのです。)
今日も止まらない不安(笑)
という感じで不安は尽きませんが、書き表すことで自分の考えを整理できたように思います。
少しでも不安を解消するために今やっていること↓
・出産、育児の最新情報を学ぶ
・親子3人のハッピーライフを想像する
せっかくのマタニティライフをネガティブな精神状態で終えるのも悲しいので、前向きに生きていこうと自分を励ましています。
以上がハーフベビーを生もうとしている親の現実でした(笑)
また次回の記事でお会いしましょう(*^^*)
よよあてい