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投票マッチングをやってみた 【参議院選挙】

来週日曜は投票ですので、下記マッチングプログラムにて今回の候補者と政党の考え方を確認。
『選挙ドットコム』は政党、『NHKボートマッチ』は候補者が対象です。

◆選挙ドットコム

◆NHKボートマッチ

形式上、質問は単純にならざるを得ないので仕方ない部分がありますが、投票の目安にはなるのではないでしょうか。
政策はいろいろなものがセットになって進めるものなので、それ単体では賛成でも組み合わせによってはやらない方がいいこともあります。
特に憲法改正や防衛費のところは、それだけで回答できるものではないので、まったく正反対の意図で反映される可能性があります。

『選挙ドットコム』は数値がちょっと接近しすぎな感じですので参考程度でしょうか。
『NHKボートマッチ』はなかなか面白い結果になりました。
自分の選挙区の候補者以外に、他の候補者とのマッチング具合も見れますので面白いです。
意外と支持しない政党にもマッチングの値が高い人もいます。
それでも、最大で68%のマッチング値で、それは2人でした。
特別な支持政党はありませんが、50%を超える候補者の大半はリベラルを掲げる政党であったのは妥当な結果でしょう。

それよりも興味深いのは、『選挙ドットコム』の現在のデータです。
トップページにも表示されていますが、維新が26%です。自民が8%で公明が17%です。
これは政治に関心があって、ネットを利用する有権者の数が反映されていますね。
自民はやはりネット利用者以外からの票が圧倒的に多い証左ではないでしょうか。
その中で立民が9%でれいわが7%というのは、かなりリアルな数字と考えると完全に負けモードな気がします。
公明が多いのは、創価学会がネット世論も積極的に参加させているのかもですが、単純に”理想だけ”はリベラル的な部分があるのかもしれません。

すべて同じ考えの人なんていないことが分かりますし、世の中はそういうもんで、それを分かってより良い社会を目指して欲しいものです。
リベラル失墜の原因の一つに、その辺を理解できずに己の正義が絶対だと思ってしまう傲慢さがあります。
批判している相手と変わらない態度になっているから支持されないのではないでしょうか。
頭でっかちで、正しさの絶対性を持ち出すと、それ自体矛盾を抱えているのだからブーメランというか、イキってるだけに見えて情けなくなります。
そのイキりの右が維新だと思いますが、人気なんですね…
どの政党にも、優れた人もタレント性が高いだけの人も、ちょっとひと癖ある人も、売名したいだけの人、特定の産業の利益を反映させたい人などいろいろいます。
だから言っていることよりやってることや、やったことに対しての説明などを本当は調べた方がいいですよね。
新人候補者は分からないから、政党の対応の履歴を調べるとか。

『言うは易く行うは難し』、それを踏まえて、できないときのエクスキューズが妥当なものかどうかを判断したいところです。