PSYCHOPATH (BOØWY) #私を構成する42枚 より
#私を構成する42枚
より12枚目の紹介はBOØWYの『PSYCHOPATH』(1987年)です。
選んでおいて今さらですが、BOØWYはライブ盤を愛聴していました。
スタジオアルバムは小ぎれいにミックスされていて、ロックよりもポップなんですよね。
ライブ盤はとにかくカッコいいです。
ギター一本で魅せるためのライブ用アレンジが本当に素晴らしい。
それはポップではなく、間違いなくロックで、布袋さんの伝家の宝刀であるカッティングやコーラスエフェクトが効いたアルペジオの美しさも堪能できます。
彼のテレキャスターとJC-120の組み合わせは憧れでした。
『GIGS CASE OF BOØWY』のビデオはよく観ていました。
『LAST GIGS』は当時海賊版しかありませんでしたが、画質は悪かくてもカッコよかったです。
と言っても、リアタイではありません。
BOØWYを知った時は既に解散した後でした。
私がGuitarを始めたきっかけはゲームミュージックでしたし、ロックはブルーハーツくらいしか聴いていませんでした。
中学3年でGuitarを始めたとき、練習にと思って聴き出したのが文化祭でバンド演奏する人たちがコピーしていたBOØWYでした。
そうして瞬く間にBOØWYにはまってしまいました。
『PSYCHOPATH』はバンドのラストスタジオアルバムなので、代表曲はこれより前のアルバムの方が多いでしょう。
やはりこのアルバムでは「Marionette」、「Memory」、「季節が君だけを変える」が秀逸です。
この翌年に東京ドームにおけるLAST GIGSにて、絶頂期に解散をしてしまうという、その軌跡もまた伝説と化しているバンドですね。
その後再結成もせず、氷室と布袋は別々の道を歩みます。
潔くもありますが、寂しい気持ちの方が強いですね。
私が2本目に購入したGuitarは、フェルナンデスのサスティナー付き布袋モデル(あのデザインはなし)でした。
当時は布袋さんのソロが好きで、あのサスティナーとアーミングを駆使したGuitarソロが好きでした。