「やうやう」高橋理枝子ロングインタビュー(2020.11)
土屋(以下T)・・今回のインタビューは特に何を聞きたいとかそういう事は無いのですが高橋さんのこれまでの人生とかこれまでいろいろやってきた様々な方面について話を聞きたいなと思ってます。最初ですが今回、コロナで何か変化はありますか
高橋・・今現在はお惣菜屋さんのパートに行ってます惣菜屋はコロナの影響受けずに逆に忙しいです笑
T・・わかります私は飲食店をしてるのでそれはすごいわかります。Facebookで見たんですがエステもしてると。
高橋・・エステは今もしていましてパートの休みの間にエステを入れているんですがコロナの影響でコロナの影響で、エステの方がとても影響受けて方と止まっていました。最近徐々に戻ってきています。
T・・エステは昔からされているのですか
高橋・・12 3年前から最初はアロマの勉強しようと思って後は代替医療とかが興味があったので勉強したらアロマを勉強したらマッサージをしないといけない。マッサージの勉強もついていてそちらが面白くなり全身マッサージしていて、顔はしてくれないのかと言うお客さんの声もあり安心して顔を触れる仕事としてエステをして、結果として全身を見るようになった。
T・・京都の京都の大学を出られたんですか?
高橋・・短期大学に行っていました。
T・・もともとご出身はどちらですか
高橋・・もともと出身は垂水です。小学校は長洲小学校。明和明和小学校。玉龍高校。小さい頃は鹿児島市内にいました。最初は4年大学を目指していたのですが、落ちまして、よく落ちますね。笑 短大に引っかかり編入ができるのでそこに行って編入しようと思っていたが1年の時にがんが見つかりそこから短大の期間は闘病をしていました。卒業をしましたが単位が取れていないので編入は無理でした。今現在になり、また学びたいと言う意識は出ている。
T・・京都にいる二年間は闘病していると言うことだと、京都での影響は闘病でそれどころでは無いといった感じでしょうか?
高橋・・それでもそれなりに友達と遊んでいました。住んでいたのは大阪で、兄と住んでいて京阪電車の特急で京都まで通っていました。その後京都高島屋に就職が決まっていたが親が心配をして帰ってこいと。実家の歯医者の手伝いをしていた。
T・・その後はご結婚されて今に至るのですか。
高橋・・主人は文部科学省の官僚だったのですが鹿屋体育大学の会計課に霞ヶ関から転勤に来ているときに結婚してそれが27です。結婚して東京に戻ったその後はあちこち転勤をして回っていたので垂水に戻ってきたのは14年前位。
T・・では官僚だった旦那様の影響もあって政治とかに興味を持ったのですか?
高橋・・そうです。これまで新聞やテレビでその話をするのですが、影響を夫からと言う人は誰もいなかった。ピンとこないのかそう言われたの初めてです。その通りです。夫は国会の答弁を作っていたりしていたので身近に国会議員の話や政治の話を普段からしていた。そういう話から、政治は面白いなと思っていた。
T・・高橋さんのことを政治家と言っていいと思うのですが、いかがですか?
高橋・・ある方が政治家を目指した時点でもうあなたは政治家です。とおっしゃっていたのでそうですかと。笑
T・・高橋さん自身はそこら辺はどう思ってるんですか?
高橋・・私は政治家ではないですね。どちらかと言うと市民活動家と思っています。
T・・ではいきなり突っ込んでしまいますが、この後はもう一回市議選に挑戦したいという気持ちはありますか?
高橋・・それはもう落ちたときには、いろいろあってもう嫌になりもうこんな汚い世界二度と出るかと公言した。でもこの新庁舎問題は出ようが出まいがどんどん進んでいって、新庁舎問題を考える会に入って、当たり前のように議論の場に私を呼んでくれる。別に市議にならなくても議員にならなくても話ができるんだと思う。
T・・それでは草の根で活動しながら、出る出ないと言うのは1度は出ないと言ったけれど今のところわからないといった感じですか
高橋・・監視をしたいと言ったらおこがましいのですが、ほんと何をするかわからない。目を離すとこういうところがあって、でないと私はいちど言ったけど本当にそれでいいのかな?とここ1週間ぐらいですが、思っています。ちょっとした達成感もあったのでこれでいいのかなと思ったりしていましたが、すぐに新庁舎を考える会が始まって、今では新庁舎を進める話にもなっている。代替案をつくる、二案できるということを淡々と進めている。だから、皆さんの期待というか私が出ないと思っていない。『あなたががんばんばらないといけないんだよ。勉強しときなさいよ。』と言われている。だから頑張らないといけないのかなと思っている。ちょっと政治に足を突っ込んで手ごたえもあったのでやり方も少しはわかるようになり、最初よりはうまくできるのかなと思ってます。最初はやはり甘かったです。
T・・Facebookをちょっと見てて、証拠はないのでしょうが、選挙戦は嫌がらせもおおかったようですね。具体的に出馬するきっかけみたいなものは形と言うのはどこかで書いていらっしゃいましたが鹿児島県議員女性100人にする会あれに入ってと言う形なんでしょうか?
高橋・・きっかけというか、7、8年前から市議議員になってみたいと言う気持ちを持っていた。しかし実家が倒産したりとなかなかタイミングが合わなくて、諦めていたところに、あちこちそれまでにリサーチしていたので、「鹿児島県内の女性議員を100人にする会」代表で南さつま市議の平神純子さんから『あなたが出るべきです』と連絡があった。平神さんは女性活躍の場で全国的にも有名な人で、南さつま市から垂水まで何十回も来てくれて、ぜひ出てほしいと。私ができない理由を言うと一刀両断される。一つ一つできない理由を言うと、『うん。うん。わかった、わかった。出れる!!』(笑)『わかる、わかるよ~。で?さぁ何か始めよう!!』(笑)ととにかくポジティブ方でした。
T・・それでは実際の選挙ではポスターを貼ってもらうこと1つとっても色々な動いてくれる人がいないと選挙活動できないわけじゃないですか?
高橋・・はい。その平神さんがサポートしてくれました。10月に私が出ますと電話をしたときに、東京にいらしたみたいですが、私は忘れたんですが向こうは『忘れもしない、10月何日の何時何分に電話が来たのよ』ととても喜んでいただいて、まずそこからマニアルが届いて、自分のやり方をノートにまとめたものがどさっと届いた。私は自分では分からないのでしょっちゅうここ垂水に来てくださった。『任しといて選挙はできるから』と全然知らない人を担いで、願わくば当選させるという活動をされている。その方は政党とかには所属はせずそういう活動をしている。
T・・インタビューの私が言う必要がないのかもしれないんですが、「鹿児島県内の女性議員を100人にする会」というのはイデオロギーがどうとか所属がどうとかいうことではなく、すばらしい活動ですね。
それでは次の質問です。これは具体的に言えないこともあるかと思いますが供託金が300,000ですよね?それ以外にもお金はかかるものなんですか?
高橋・・私は100,000円でしました。ポスターやはがきの助成金も一部出ますが、300,000の供託金に入ってるものだと思います。ある程度いかなければ没収されるが、10万円の中でかかったものといえば、パンフレット作成と名刺ですかね。自宅を事務所にして、看板も2つか3つ位つくりました。普通は12枚作れるのですが、私としてはどんな人でも選挙に出れるという前例を作りたかったので、極力お金を抑えました。結構いろいろ言われましたけどね。それで落ちたと言われましたけどね。(笑)みんなお金を待っているから、看板屋さんや車屋さんのためにお金を使うのは選挙だと。(笑)いろいろ言われましたが車の看板も作らずに全然目立たなかったと言われました。次は箱ぐらい載せようかなと皆様のために応援してくれる皆様のためにしようかなと思いました。近寄って初めて気づいた、わからないよと言われました。(笑)
T・・今の話は若い人や政治に関心があるが出れない人に勇気というか、良い前例となると話だと思います。
高橋・・食事代飲み物代にお金はかかるけど、それは応援してくれる女性がたくさん作ってくれたり、いろいろ手伝いしてくれたりしてくれました。本当はお金を払うべきだったと思いますが皆さん手弁当でしてくれてとても感謝しています。それぐらいは払ったほうがよかったかなと思いました。女性ならでは応援したいと言うその気持ちその気持ちで来てもらいとてもとてもうれしかったです。もちろんお酒も出しませんでした。
T・・高橋さんは前から政治に興味がおありだったと言うこともあり、
高橋・・政治が好きな女ですよ。(笑)
T・・(笑)いやいいと思います。僕もとても好きなんで。
高橋・・女性女性と言われましたが、そういったものは超えました。
T・・お好きな政治家といらっしゃるんですか?
高橋・・好きな政治家はいない。いますか?
T・・僕は石破さんは結構好きです。
高橋・・そういえば石破さんのことで昨夜は夫と喧嘩になりました。(笑)夫が言うには石破さんは自民党の中で人気がない。それはどう事はどういうことなのかわかる?総理大臣になると問題起こすんじゃないかと夫は言うわけです。けれど私は抑えられたり、いじめられたりする人を応援したいって気持ちが働く。石破さんが好きと言う人はいないと思うけど(笑)T・・それでは女性政治家でも特に好きな人はいないと言うことですか?
高橋・・いないです。特に自民党の女の人は嫌ですね。私は自民党で育ってるんです。私の実家の父も母も自民党員でしたが、残念ながらそういう気持ちにはなれません。小池さんの政治グループができて名前も忘れましたが(笑)面白いと思って応募しました。(笑)応募して当選すれば勉強会にも行けるし、ミーハーなところがあります。(笑)
T・・ちょっと聞きにくいのですが、残念ながら落選という結果でしたが、私も不勉強で知らなかったんですが、過去誰も女性市議が垂水市はいなかったそうですね。
高橋・・何とかして女性市議を作りたいと思っていて、知り合いの女性にいろいろ声をかけたんですが、いないのでそれでは私が出ようと思って『100人の会』に入りました。もう1人の方が私も出たいと言い2人で当選目指して頑張ろうと出馬しました。
T・・市長さんは新庁舎を作りたい考えでしたよね。
高橋・・市長さんのバックには多くの市議員がいて、どうしても作らないといけない。その状況で向こうは恐れをなしたんだと思います。私のような何を言うかわからない女が議員になるのは怖かったんでしょうね。けど、落ちた方が怖かったと。(笑)
T・・逆にものが言いやすかったかもしれませんね。
高橋・・議員になったらみんな奥歯にものが挟まったような物言いになる。私は落ちた日にインタビューでは『一市民となって、できることをやっていきます。』それを自分の信念としていかないと筋が通らないなと思っています。
T・・噂には聞いていましたし、高橋さんがアップしていた新聞紙にも掲載されていましたが、この町は有権者も少なく、地縁血縁というのが前面に出てしまい、政策とか考えとかでは政治が存在するということですね。
高橋・・まぁ陰湿でしたね。私の旦那の名前をかたって電話が来たりして、警察に相談したりしました。
T・・それは、女性のはじめての市議だからこその嫌がらせだったのか、それとも新庁舎に反対だからなのか、高橋さんの印象はどちらかなんでしょうか?
高橋・・それは新庁舎を反対してるからですね。女性は関係ないかもしれません。女性ならではの嫌なところは夫の名前を語られたことくらいで、タイヤのパンクとかそういうのは、普通によくあることだと思うんですけど。
T・・いや私は人生で1度もないですけど(笑)
高橋・・ないですか?(笑)1週間に2回されました。(笑)現職のある議員さんが『男性だけでも全然問題ないよー。どんな政策も女性向けのもちゃんとやってます。うっかた(妻)がいるから』といってましたけどね。(笑)全然違うんですけどね。女性問題これは時間かかると思いました。けれど、住民投票がひっくり返ったので、変わると思います。これで変わる。
T・・今、新庁舎問題はどういう状況なんでしょうか?
高橋・・27日の議会で市長が白紙にすると宣言して。あとは対案を出してもらい。それを参考にいろいろしていきたいと言ってので、作る事は作るんだと思います。選挙中は反対なら作らないといっていましたが、来週の一般質問でかなり反対派から、かなり質問が飛ぶと思います。選挙中は合併すると言ってみたり、市の職員が250人が50人に減るとか、いろいろ根拠のないことを言ってしまったので、そういうことを追求していくんじゃないでしょうか。
T・・確か垂水市議は14名ですよね?
高橋・・14名で7対7に分かれています。今回の住民投票は4400と4080という結果だったですが、もう少し差を付けないと説得力がなかったなと思うのですが・・・。7対7にわかれいる市議会の通りに出ましたね。
T・・高橋さん個人の意見を聞いてもしょうがないのかもしれないですけど、高橋さんの理想的な新庁舎問題の解決策はありますか?
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