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2023オリックスの戦力構成について考える
どうも、yoです。最強寒波到来で身構えてはいましたが、本当に寒いですね。皆さんお住まいの地域はいかがでしょうか。2月になると梅が咲いたり花粉が襲来したりと少しずつ春めいて来るんですかね。早く暖かくなってくれ。
そして、2月といえば球春到来ですね!!今年はWBCの選手発表もあり、一段と「野球」を感じる機会が多い気がします。
今回は、自分の贔屓球団であり、昨年日本一に輝いたオリックス・バファローズの選手陣容について軽く考えてみたいなと思います。
1.オフシーズンの動き
まずは、オフシーズンの人の出入りについて振り返りましょう。
主な退団選手は以下の通りとなっています。
・松井雅人
・セサル・バルガス
・ジョセフ・エドワード・マッカーシー
・ランヘル・ラベロ
・ブレイビック・バレラ
・西村凌
・増井浩俊
・中村勝
・海田智行
・能見篤史
・澤田圭佑→千葉ロッテマリーンズ(育成)(戦力外通告)
・齋藤綱記→北海道日本ハムファイターズ(トレード)
・吉田正尚→ボストン・レッドソックス(ポスティング)
・伏見寅威→北海道日本ハムファイターズ(国内FA権行使)
・大下誠一郎→千葉ロッテマリーンズ(現役ドラフト)
・張奕→埼玉西武ライオンズ(FA加入に伴う人的補償)
・椋木蓮→育成契約(トミージョン手術)
・富山凌雅→育成契約(トミージョン手術)
やはり大きいのは精神的支柱兼主砲である吉田正尚選手のMLB挑戦でしょう。昨年の.335、21本、88打点の穴を埋めるのは非常に難しいでしょう。
とはいえ、日本一に導いてくれての夢であるメジャー挑戦なのでファンとしては全力で応援するのみです。
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また、中嶋政権になってから正捕手を2年半守っていた伏見選手もFA権を行使して日本ハムに移籍となりました。こちらも補強状況的にFAするのは仕方ないですね…
それ以外では2021年にリリーフとしてリーグ優勝に貢献した富山選手や2022年に高いポテンシャルを発揮した椋木選手はトミージョン手術の影響で育成契約を締結しています。焦らずにじっくり治し、2024年にパワーアップした姿で帰ってくることを楽しみにしましょう!
個人的には近藤選手や黒木選手、山﨑颯選手などの復活した前例が幸いにも(?)たくさんあるので、個人的にはあまり心配していません笑
助っ人野手?知らないです。バレラベロとか聞いたこともないです。
一方で、主な入団選手は以下の通りとなっています。
・曽谷龍平(ドラフト1位)
・内藤鵬(ドラフト2位)
・齋藤響介(ドラフト3位)
・杉澤龍(ドラフト4位)
・日髙暖己(ドラフト5位)
・石川亮←北海道日本ハムファイターズ(トレード)
・森友哉←埼玉西武ライオンズ(国内FA権)
・渡邉大樹←東京ヤクルトスワローズ(現役ドラフト)
・小野泰己←阪神タイガース(育成)(戦力外通告)
・ジャレル・コットン
・フランク・シュウィンデル
・マーウィン・ゴンザレス
・ジェイコブ・ニックス
・レアンドロ・セデーニョ(育成)
やはり大きいのは森友哉選手の加入でしょう。捕手としてリーグ最高峰の打撃成績を誇り、さらに西武での捕手の経験も豊富です。正捕手としてチームの要として君臨してくれるでしょう。
また、松井雅人選手の戦力外によって穴となっていた、頓宮選手に次ぐ捕手として石川亮選手をトレードで獲得。非常に高いコミュニケーション能力も評価されており、チームに戦力以上の効果をもたらしてくれるでしょう。
また、ドラフトでは即戦力左腕と評価が高い曽谷龍平選手、将来の和製大砲として期待される内藤鵬選手など5選手を獲得。1年目からの活躍にも期待ですが、まずはじっくりと成長してくれる姿が楽しみです。
また、外国人選手は5選手を獲得(ゴンザレス・ニックス選手は未発表)しました。来日次期未定など不安定な側面は多いですけど、野手に関しては昨年の3選手の合計くらいは最低越して欲しいです。
オフシーズンの動きも整理できたところで、それぞれの起用法を推測していきましょう。まずは投手です。
2.2023陣容(投手)
中嶋監督は平野選手・比嘉選手などの一部の選手を除いて基本的に投手は先発調整を指示していますが、ニュースの報道された選手を除いては基本的に昨年と同様の起用になると思われます。
では、想定される起用法を見ていきましょう。
(金囲いはWBC選出選手)
![](https://assets.st-note.com/img/1674889905714-1a1l4ItqAD.png?width=1200)
先発は、昨年100イニング以上を投げている5投手がローテーションの軸になるでしょう。それに加えて、登板こそなかったもののCS・日本シリーズでロングリリーフとしてベンチ入りを果たした山下選手やドラ1の曽谷選手、今季から先発転向の黒木選手などが先発ローテを虎視眈々と狙っています。
また、昨季途中からリリーフに転向したワゲスパック選手や山﨑颯選手なども起用は流動的になることが予測されます。
大エースの山本選手、次期エースの宮城選手がWBC代表に選出されたこともあり、開幕ローテには入ってこないとみられています。
開幕ローテ争いは昨季通じて守った3選手(田嶋、山岡、山﨑福)も含めて極めて激しいものとなるでしょう。
また、新外国人のニックス選手は先発候補、コットン選手はリリーフが軸に考えられていますが、コットン選手は評価を見る限りですと、先発起用もありそうです。
"魔球チェンジアップの使い手”
— ゆきちな@新外国人選手 (@zombie0010) January 3, 2023
【オリックス・バファローズ】
⑪ジャレル・コットン(30) pic.twitter.com/7zAHjWbhY4
続いて、中継ぎ陣です。
![](https://assets.st-note.com/img/1674867158290-4aKFUohLZi.png?width=1200)
続いて救援陣です。現時点で確定しているポジションはクローザーの平野選手と火消し役の比嘉選手のみ。それ以外の投手でセットアッパーをはじめとしたポジションを争うことになります。
昨季セットアッパーとしてシーズン防御率が0点代の阿部選手、宇田川選手や復活を果たした近藤選手、昨季3位の登板数の本田選手などが中心に構成されると予測されます。
そこに、過去の実績がある山田選手や吉田選手、登録名を変更した鈴木選手も今年は逆襲に燃えているでしょう。
(ついに吉田の名字が凌選手のみになりましたが、背ネームどうするんですかね)
個人的に期待しているのは前投手。昨年引退した能見さんが期待していることもあり、中継ぎでの登場が楽しみです。
オリックス特有のストガイで全てを制圧する路線に踏み切っているでしょうし、本当に楽しみです。
3.2023陣容(野手)
吉田正尚選手がメジャー挑戦により移籍したことでより各選手の成長が必要不可欠な2023年の野手陣。陣容は以下の通りとなっています。
1段目がレギュラー、2段目がレギュラー陣が離脱した時の選手、3段目はスーパーサブ的な選手をイメージしています。
![](https://assets.st-note.com/img/1674889952727-1K2BbCvpNF.png?width=1200)
野手で大きな変化となるのは捕手です。西武より森友哉選手が加入。リーグ最高峰の打撃技術を持っていることもあり、吉田正尚選手の穴を埋めるとまでは行かないまでも、他球団に大きな差をつけることができるでしょう。(若月選手もパンチ力を兼ね備えていますし)
当初は、DHも兼ねて若月選手と上手いところ分業制を敷くと考えていたのですが、中嶋監督・森選手の発言を見る限りだと捕手のみの起用が伺えます。
打撃のいい捕手・若月を生かすために、森を外野などで使うオプションも考えられたが「他のポジションで使う気は全くない」ときっぱり。指揮官の答えは捕手1本だった。
それ以外のポジションで大きく変わると予測されるのは二塁手。安達選手の衰えが想像よりも急激に見られることもあり、太田選手の覚醒が待たれます。
昨季の日本シリーズでの先頭打者初球HRなどの勢いを今季に継続できるか。「ミスターSOKKEN」からの脱却に期待です。
あとは新外国人です。シュウィンデル選手(来日次期未定)、ゴンザレス選手(正式な獲得の発表なし)、セデーニョ選手(育成契約)と3選手を獲得しました。不安しかないですけど…
それぞれ一塁手争いが見込まれますが、今季の一塁手の外国人3人衆の成績は最低限超えて欲しいところですね。(昨年の成績を見つめながら)
ランヘル・ラベロ
.138(58-8)1本 2打点
ブレイビック・バレラ
.205(112-23)1本 6打点
ジョセフ・エドワード・マッカーシー
.225(178-40)4本 19打点
それ以外の基本的なレギュラーの陣容は変わらないと思われるので、個々が成績を伸ばすことに期待しましょう。
特に2年続けて規定打席に到達しているものの、もう一皮剥けて欲しい紅林選手、昨年不振に苦しんだ「ラオウ」杉本選手に期待しましょう。
4.まとめ
以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。
昨季はリーグ連覇と25年ぶりの日本一を達成しました。このオフシーズンはソフトバンクが信じられないレベルの大補強をしていることもあり、2023年シーズンも厳しく激しい戦いになるでしょう。
しかし、連覇を果たしたチーム力は確かなものです。チームは明らかに自信に満ち、「強い」闘いを見せてくれるでしょう。
自分達ファンにできることは、勝利を信じて応援するだけですが、信じるもののみが救われます!
Go Buffaloes!!!
画像は以下より使用しました。