立浪竜、バンテリン最終カードを見事勝ち越し!!苦手戸郷&菅野投手を攻略!!そして福留孝介選手の引退試合に涙が止まらない…根尾昂投手も涙…またヤクルトスワローズがセ・リーグ連覇に来季こそは…!!
9/23 中3-9巨 ●
9/24 中2-1巨 ○
9/25 中7-1巨 ○
~試合結果~
9/23 中3-9巨 ●
先発は上田洸太朗投手。この試合は福留孝介選手の引退試合、なんとか勝利をといきたいところでしたが、この福留孝介選手の引退試合というプレッシャーに押し潰されたのか、上田洸太朗投手が大乱調、巨人打線を抑えることができず3回3失点とKOとなりました…
さらに後続のリリーフ陣も大乱調、藤嶋健人投手も祖父江大輔投手も失点を積み重ねてしまい万事休す…
打線も6回表にビシエド選手のホームラン、木下拓哉選手、高橋周平選手の連打から怪我から復帰した鵜飼航丞選手のタイムリーで反撃するも、大量失点には焼け石に水…
しかし今回は福留孝介選手の引退試合。試合は9回表、本日の主役がグラウンドへ現れました。
福留孝介選手がライトの守備位置へ!!
さらに根尾昂投手もマウンドへ!!
根尾昂投手もなんとかライトの福留孝介選手の守備を見せようとしましたが、増田大輝選手をレフトフライ、小林誠司選手をサードゴロとなり、増田陸選手には内野安打を許しますが、若林晃弘選手をファーストライナーに抑え、福留孝介選手への守備機会はありませんでしたが、無失点に抑えました。
そして、9回裏、福留孝介選手が打席へ
福留孝介選手現役最後の対戦投手は巨人2017年ドラ1の鍬原拓也投手。福留孝介選手は鍬原拓也投手が投じた2球目を捉え
福留孝介選手の現役最後の打席はセカンドフライとなりました。
なお試合は反撃及ばずドラゴンズは敗北を喫し、試合終了後は福留孝介選手の引退セレモニーとなりました。
9/24 中2-1巨 ○
先発は小笠原慎之介投手。打線は初回、岡林勇希選手の内野安打と戸郷翔征投手の悪送球で2死1、3塁のチャンスから木下拓哉選手がタイムリーを放ちドラゴンズ先制!!
でしたが直後の2回表、岡本和真選手にホームランを浴び同点を許してしまいました。
それでも打線は3回裏、大島洋平選手のヒットからビシエド選手のタイムリー2ベースで今季3勝を献上している戸郷翔征投手からすぐさま勝ち越し!!
さらに小笠原慎之介投手は最早圧巻!!巨人打線に反撃する機会すら与えないピッチングで7回1失点10奪三振と好投!!
そして8回表は竜のセットアッパージャリエル投手、9回表は竜の守護神ライデル・マルティネス投手の必勝リレーで抑え、ドラゴンズ勝利となりました!!
さらに小笠原慎之介投手も自己最多の9勝目を挙げました!!
9/25 中7-1巨 ○
先発はエース大野雄大投手。対する巨人先発はエース菅野智之投手。この試合がドラゴンズのバンテリンドーム最後の試合、今シーズンの開幕戦で投げ合った両エースがバンテリン最終試合でも先発という数奇な巡り合わせとなりました。
開幕戦では菅野智之投手に軍配が上がりましたが、今回は一味違いました。
打線は2回裏、高橋周平選手、鵜飼航丞選手の連打から土田龍空選手のタイムリーで先制すると、3回裏には岡林勇希選手のヒットと盗塁、阿部寿樹選手の四球から木下拓哉選手がタイムリー2ベースを放ち追加点!!
さらに5回裏にはまたしても岡林勇希選手のヒットと盗塁から阿部寿樹選手がタイムリーを放ち、ここで菅野智之投手をKO!!さらに後続の畠世周投手からビシエド選手が2ベースヒットを放つと、続く木下拓哉選手がタイムリーを放ち打線爆発!!
一方大野雄大投手も巨人打線に付け入る隙を与えないピッチングを続けていましたが、6回表、ついに巨人打線の反撃に捕まり連打を浴び失点し、なおも一死満塁のピンチとなったところで大野雄大投手は降板となりました。
それでも後続の谷元圭介投手が一死満塁から岡本和真選手、ポランコ選手を抑え見事な火消しを披露し、巨人への流れを断ち切ると、直後の6回裏、岡林勇希選手の3ベースヒット、大島洋平選手の死球からビシエド選手の犠牲フライ、木下拓哉選手のタイムリーを放ち、巨人の反撃をすぐさま突き放す!!
そして7回表は清水達也投手、8回表は藤嶋健人投手、最後は森博人投手という若手リレーで巨人打線の反撃を抑え、ドラゴンズ、バンテリン最終試合を勝利で締めました!!
~感想~
バンテリンドーム最後のカードでしたが、見事な勝ち越し、バンテリン最終試合も打線爆発で開幕戦で封じ込められた中日キラー菅野智之投手を見事に打ち崩し、最後の最後でリベンジを果たしました。
打線としては鵜飼航丞選手の復帰がかなり大きく、復帰後即スタメン起用かつ3試合連続安打と持ち前の打力を見せてくれました。
また、岡林勇希選手が今カード14打数8安打 打率.571ととんでもない大活躍を見せ、この活躍によりなんとシーズン154安打となり、リーグ最多安打争いのトップに立ちました!!
さらにドラゴンズでは高卒3年目の選手がシーズン150安打以上打ったのは立浪監督以来の快挙です!!
岡林勇希選手は高卒3年目の外野手、本格的なスタメン起用も今シーズンが初となり、一時期は打率.220まで低迷したこともありましたが、持ち前の打撃センスで今やドラゴンズの1番打者として文句ない活躍をし、ついに安打数がリーグトップに躍り出たことについては、最早岡林勇希選手は天才といっても過言ではありません。
さらに他の個人タイトル争いも、ジャリエル投手が42ホールドポイントでリーグトップタイ、ライデル・マルティネス投手が37セーブでリーグトップタイとなっており、こちらも残り試合あと5試合のみですが、白熱した個人タイトル争いを繰り広げています。
まさに今シーズンのドラゴンズを象徴するリーグトップクラスの助っ人リリーフコンビ、なんとか最優秀中継ぎ、最多セーブの個人タイトルを獲得してほしいですね。
そして、今カードの最大の目玉は福留孝介選手の引退試合であり、引退セレモニーでした。
福留孝介選手の引退試合を勝利で飾ることはできませんでしたが、それでも引退セレモニーでは福留孝介という選手の生き様、歩んだ道のり、偉大さを改めて感じました。
まさに福留孝介選手の野球人生を体現したかのような素晴らしい引退セレモニーでした
チームメイトと最後の握手では福留孝介選手と根尾昂投手は抱擁、根尾昂投手にも涙が見えていました。
福留孝介選手、24年間お疲れ様でした。
また、話は変わりまして、9/25に東京ヤクルトスワローズが横浜DeNAベイスターズにサヨナラ勝ちし、これにより首位ヤクルトの優勝マジックが0となり、ヤクルトがセ・リーグ連覇を達成しました。
東京ヤクルトスワローズ、セ・リーグ連覇おめでとうございます!!
しかしながら、やはりまたしてもドラゴンズが優勝を逃したことは非常に悔しいです。しかも最下位の可能性がほぼ確定という悔しさのあまり人相が変わりそうなくらいです…
しかしながら、残るは5試合、内は鬼門ハマスタで横浜4連戦、最後はマツダスタジアムで広島戦です。
実は残り5試合をドラゴンズが全勝し、かつ
巨人 残り3試合 0勝2敗1分以下
阪神 残り3試合 1勝1敗1分以下
広島 残り3試合 1勝1敗1分以下
した場合、なんとドラゴンズがCSに進出できる可能性があります!!
まさに地獄に垂れ下がった1本の蜘蛛の糸のような微かな希望です。ただドラゴンズは横浜戦4勝16敗1分とカモにされてしまっているので、最早無いに等しい可能性でしょう。
ですが、ドラゴンズにも意地はあるはずです。なんとか横浜4連戦、一矢報いてほしいですね。
また話は変わりまして、実はドラゴンズに悲しいニュースがありました。
それは人的補償でドラゴンズに加入し、開幕カードで怪我で離脱していた岩嵜翔投手の症状が一向に改善されないことから、トミージョン手術を受けることとなり、これにより岩嵜翔投手は来季絶望となりました。
そのため、岩嵜翔投手は今シーズンは僅か4球、1アウトも取れず降板かつ四球で出した走者が後続のリリーフがホームへ還してしまったため、今シーズンの防御率∞で終わりました。
一体岩嵜翔投手にどこまで試練を与えれば気がすむのか…とにかく岩嵜翔投手のピッチングは本物です。怪我を完治させ、バンテリンドームのマウンドで投げる姿を見せてほしいことを祈るばかりです。