フローエンタテイメントに電話
株式会社フローエンタテイメントに電話した。
ZOOM会議形式とは異なり、たった5分ちょっとの出来事なので、忘れる前に書き残しておこうと思い立ち、noteに記している。電話したのは2020年11月13日の15時~15時5分。事前にクレーム予告をスタッフに入れ、先方の都合の良い日時を調整した。
当日15時になり、ジャストに電話をかけた。呼出音が1回、2回、3回と増えていき、7回、8回あたりでイライラしてきた。しかし、出社が遅れて電話に出ないことは当然想定しており、出ない場合は30分おきに電話することもスタッフと調整済だ。10回呼出して出なかったら30分後だ・・と思ったところ、呼出音は9回目で止まり、「もしもし。フローエンタテイメントです」と女性の声が聴こえた。すかさず「合言葉は?」と尋ねられ、LINEでもらっていた合言葉を告げると、「お電話ありがとうございます。フローエンタテイメントのさとさきでございますー」的なことを言っていた。そのあとに名前を聞かれたので、「予約だってね。です。御社にクレームがあって電話しました」と告げてゴングが鳴った。余談だが、外線電話の割にはかなり音質が悪く、一瞬、知らないスタッフが電話に出たのかと思った。まるで昔の携帯電話での通話のようだと思った。
「あのですね。御社の社長が自撮りをツイッターとかに上げているじゃないですか? 普通、会社の社長って自分の可愛さを自慢するような自撮りとかを上げないじゃないですか? ちゃんと仕事してるのかな? と思いまして」みたいなことをクレーム。すると、その電話番スタッフが「社長が自撮りを上げますと、弊社の通販の売上が10%アップするんです。弊社社長は広告塔だとお考え下さい。ミッキーマウスみたいなものです」と言うので、「ミッキーマウスみたいなものというのはそのとおりかもしれませんが、夏の頃には胸元が大きく開いた服装の自撮りを上げていたんですよ。ミッキーマウスはそういう自撮りを上げたりはしないと思うんですが!」と斬り込んだ。
すると電話番スタッフは、「実は弊社社長は前衛的な面を持っている方でして、海外のファッションの流行をいち早く取り入れているんです。インバウンド需要や海外展開を考えておりますので、日本の流行ではないんですが発信させていただいているんです」と微妙に訳が分からないことを言い出したので、手ごたえを感じてさらに追い打ちをかけた。
「ちょっと小耳に挟んだんですけど、おたくの社長を古くから応援しているファンの方々の一部、例えば、いぬつかという人とか、予約だってね。という人が、胸元のほくろが映った自撮りをリツイートできなくて困っているらしいんですよ。きわどい露出の自撮りを拡散して、素行の悪いピンチケや他の会社の社長が仕事にかこつけて寄ってきたりすることを心配しているんだと思いますよ。ファンの方々にそんな苦しい思いをさせていいんですか?」と追及すると、その電話番スタッフが「その方々は、常日頃からどうでもいいツイートを全部拡散してくれている方々なのに、知らず知らずのうちにそんな思いをさせてしまっていたのですね!」とこちらに同調したムードを出してきた。これはイケる!謝罪を引き出せそうだ!と思ったのだが、電話番スタッフは予想もしなかった切り返しを見せた。
「そのほくろは祖母からの隔世遺伝でして、まさに生命の芸術。科学では解明できない現象と言えます。ちなみに父親には、そのほくろはありません。そういった生命の神秘の標本みたいなものと考えてリツイートしてはいかがでしょうか?」
みたいなことを言ってきたため、ちょっと答えに窮してしまったところで時間がなくなってしまった。
な、なかなかやるやんけ・・フローエンタの電話番・・となったところで、例の「お水飲んでね」みたいなフレーズを連発で言われてしまい、敗北感に打ちひしがれつつ電話を置いた。
そんな
【通話チケット】はい、こちら、フローエンタテイメントでございます。https://risarisa.handcrafted.jp/items/35684139
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オシマイ