その19牌ホントに不要ですか

雀魂東風戦。東2局1本場。下家の親が鳴いてます。めんどくさいですね。(なお初打の北は回線切れでした、あしからず。ネトマは回線)

うおー絶好のカン6mツモ、当然の不要牌打9p。

それでは、やや淡白な感じです。

ここで下家の捨て牌を見ますと、なんかピンズがいかにもヤバそうですね。マンズは14mソウズは1425s。9p鳴かれそうなので、とりあえず打西。

あーZEROさんのツイートで見たやつです。

打1pには2pのフォローがあるけど、打9pは次に8pも切って安牌持てて2次有効牌も強いけど、即リーチならカン2pのほうが強いけど、、.....

けどけど地獄。終わらない比較の旅。エンドレス無限ループ。

しかし実戦には、現実には、「場況」という強力な因子があります。2pが一枚飛びです。愚形ターツ選択における大正義見た目枚数。なので打1p。98p払いから良形うんぬんの猶予はないでしょう。

有識者の方はこの画像から更に情報を汲み取れるのかもしれませんが、まあ凡人にはこの程度でしょう。また、手出しツモ切り等の情報も敢えて記載しませんでした。凡人はスマホネトマでそんなこと覚えてらんないです。

古の鳳東民が「実力だけで勝てるほど麻雀も人生も甘くない、最も大事なのは運」などと呟いていました。皆さんも是非毎日善行を積んで下さい。

最後に最初の画像に戻ります。

9p打ってたら話になんなかった感じです。

ここでの実戦打西は、9pを絞るという意味合いも勿論ありますが、それより本質的なのは、

789pを下家に鳴かせずに、自分で吸収できるようにしたい

ということです。Twitterでも書きましたが、いわば「先残し」の9pです。広義の「回し打ち」ともみなせます。

カン4sが埋まらなければ35s落としも選択肢に挙がるところでした。

この手は、この状況は、下家が鳴いている時点でアガリ率では不利ですが、もし紙一重でアガリ切れたならばリターンが大きい。だから諦めたくない、もがきたい、アガリへの細いルートを何とか見つけたい。その為のキー牌こそが、一見不要牌に思える9pだったのです。(逆に、もしこういった局面で自分の手牌価値が低ければ、むしろ下家の親に鳴かせるぐらいが良いとなります。横移動を祈る。連荘もそんなに悪くない。ラス回避ゲーである天鳳雀魂において最も辛いのは、サクサク局が消化して気付いたらゲーム終わってることです)

今局のような、「北家の対親副露」は、麻雀において非常に難しいテーマの一つです。不要牌をさっさと切って、無理そうならオリ、という戦略もシンプルで優れていると思いますが、今noteで示したような打ち方も是非参考にしてみて下さい。餅のように粘り強い打ち手になろう。

ご清聴ありがとうございました。ワクチン接種前は慎重に、接種後は安静に。

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