大学生生活の振り返り

こんにちは。たこと申します。

文章を書くことに不慣れなうえ、ただの自分語りではありますが、良ければ見て行ってください。


現在、私は薬学部4年次をクリアし、5年次に進級しようとしているところです。薬学共用試験に合格し、研究室が本格化してきて、これから実務実習や就活が控えている状態であります。

さて、自己紹介はこのあたりにして、さっそく大学生活を振り返っていこうと思います。

大学1年の話をする前に大学入試に合格した直後の話をさせてください。このころは普通に浮かれていました。薬学部は中学生のころからずっと母に勧められており、また医療系の国家資格は保持者にとってメリットが大きいため、特に異論もありませんでした。しかし、入学してすぐに私は後悔することになります。

なんと通学するのに電車で片道3時間かかるのです。これは私にもかなり落ち度があったため仕方ないのですが、通学手段を調べる前に母が別の場所にあると勘違いし、それを私が信じてしまった結果、場所を調べもせずに学費を振り込んでしまいました。なぜ母が勘違いしたのかというと、移動する前はたしかに母のいう場所に大学があったからです。私自身も入試で一度だけキャンパスに行ったことはありますが、普通に忘れてました。

医学部と同等かそれ以上に大変といわれている薬学部に片道3時間かけて通う、しかもそれを6年間続けるのは相当厳しいです。学費を振り込んでから調べて気が付き、母に一人暮らしはできないかと尋ねました。答えはNO……。

一人暮らしをさせられない理由を聞くと「お金がない」と言われました。バイト代でなんとか工面するというと「お前は絶対に男を連れ込むからだめだ。」と返されました。言いたいことは分かりますが、そういう次元の話をしているのではないというのが正直なところです。うちの大学には学生寮があり、女子用の学生寮であれば男子は入れないので、それも提案してみました。しかし「とにかく一人暮らしはだめ!お前はだらしがないからできるわけない!」と押し切られてしまいました。私が色々言うもんなので6年間実家から通うという旨の誓約書を手書きで書かされました。意味が分かりませんでしたが、忙しくてどうしようもない時期でもあればそのときくらいは一人暮らしさせてもらえるだろうと思ってそのときは諦めました。

しかし私は通学時間を理由に勉強以外のことができなくなるのは嫌だったのでサークルには入り、バイトは派遣会社に登録して単発で入っていました。

大学2年の前期までは、サークルもやりながら再試験もなく定期試験も終えていました。

大学2年の後期、臨床実習ではなく実験がメインの学内実習が本格化し、忙しくなってきました。実習で否応なしに帰りは遅くなり、実習のレポートの締め切りに追われ、そしてレポートの提出期限が定期試験前とも被っていました。朝は5時起きで一部の区間(30分ほど)が満員電車なのもあり、寝不足・疲労・ストレスが重なって親に不満をぶつけたことがありました。

入学前同様、一人暮らしをさせてくれと母にお願いをしました。母の返事は前回と変わらず。あまりにも聞く耳を持たないので、奨学金を借りて大学に行くから家を出ると言ってみました。父親の収入的に借りられるはずがないのですが、勢いに任せてこのときは適当を言ってしまいました。バカですね私。当然却下されました。将来返せなくなったらどうするんだという理由です。私からしたら留年するほうがコスパが悪いと思うのですが、留年したらどうするのかというと「高卒で働け」と言われるのです。実際にそう言われました。とにかく母のヒステリックに耐えられなかったし、試験前で余計なことになってほしくなかったので引き下がりました。このときの定期試験で、再試験は13科目くらいあって1科目だけだったので結構頑張ったなと自分で思います。

大学2年の後期試験が終わり、春休みだー!と思っていたら、新型コロナウイルスが中国で流行りはじめ、日本でも数件感染者が出てしまい、自宅待機をするよう大学から連絡が来ました。もうガン萎えです。せっかく遊べると思ったのに……。ここまで読んでくださればお分かりいただけると思いますが、うちは母がとても過干渉で、子供を家に縛り付けておきたがるタイプです。自粛要請が母の過干渉に大義名分を与えてしまい、軟禁状態になってしまいました。

1か月くらいであれば我慢しようと思い、自粛していました。しかし感染者は減るわけもなく、大学3年の前期は完全にオンライン講義のみとなりました。対面での講義はないため、大学に行くことはありませんでした。学内での活動は全面禁止となりました。そこからが地獄の始まりでした。二度と自粛なんてするかと誓いました。

メリットがなかったというわけではありません。大学からの給付金でパソコンを購入できたし、朝5時に起きる必要がなくなったからです。

ではどう地獄だったのか?

まずオンライン講義ですが、全く集中できないです。こんなに授業に集中できないことがあるかと思うほど集中できなかった。人の目もないのでだらけまくりです。最初こそ真面目に聞いていましたが、続くはずもなく……。

そしてずっと家にいるため、体力が有り余ってしまい夜更かしが増えました。散歩をする気にはならなかったので完全に引きこもり状態です。授業もログインだけして寝るという愚行をしていました。そんな状態を続けていたので、もともと寝付きの悪い私は余計に眠れなくなってしまいました。深夜に起きていてもやることは特になく、ただぼーっとしているだけなので徐々に精神状態が悪化していきました。精神科に行っていないので診断はされていませんが、症状だけで見ればあのときの自分は大うつ病だったのではないかと推測しています。

眠れないのがあまりにも辛かったので、市販の睡眠改善薬を購入しましたが、たった数日で効果を実感できなくなりました。ちなみにこの睡眠改善薬は、花粉症の薬である抗ヒスタミン薬の眠気の副作用を利用して開発されたお薬です。名前は出しませんが調べたらすぐ出てくると思います。めっちゃどうでもいい(笑)

地獄はまだ続きます。定期試験です。勉強する気力は消失していて、そもそも講義もろくに聞いていなかったので1週間前になってようやく手を付け始めました。このときも13科目もあって、再試験がないはずがない(笑)4科目再試験に回すことになりました。まぁ、こんなのはまだ序の口ですよ。4科目なんてかわいいものです。

3年後期、オンライン講義と対面講義の併用に形式が変わりました。これで不眠は改善するかと思いきや、改善しないまま終わりました。一週間ずつ交互にオンラインと対面が切り替わるのですが、対面だと通学に3時間かけることになりますから、翌週に反動が来ます。オンライン講義はずっと寝てます。終わり。定期試験の結果は13科目中5科目再試験。学習しろ。

学習しろと言われてもまぁ無理なんですが(笑)

再試験の数は多かったのですが、単位は落としていません。追いつめられるとさすがに焦りがエネルギーになってくれるようで、なんとか乗り切ることができました。

しかしまだピークではありません。大学4年の前期、ここが最も地獄でした。現在の私は大学4年の後期を終えたばかりです。かなり最近の出来事であることに私自身が少し驚いています。

講義形式はオンライン・対面併用です。この時期から実務実習の準備をするための実習が本格化してきます。社会人と同様に扱われるからしっかりしなさいと指導を受けるため、これまでの実習とは違いに非常にストレスを感じる実習でした。ここで学習したことをテストするのがOSCE(オスキー)という試験です。試験内容は守秘義務により書くことはできませんが、簡単にいえば薬剤師の実技試験です。

定期試験はまだあります。このときの科目数は9ですが、再試験になったのは6です。なんで。

話が少し逸れるのですが、私が現在の界隈に来たのは大学3年の秋ごろだったと記憶しています。そしてその年の終わりごろにアカウントを削除しました。精神衛生的に良くないと判断したためです。かといってLINEでやりとりするような友達はおらず、彼氏はいましたが、彼は同じ大学の1つ上の先輩なので、向こうのほうが忙しいはずです。そして私の性格のせいもあって彼に頼ることはしませんでした。というか、もはや電話で話すだけではどうしようもなくなっていました。"たこ"として復活したのは大学4年の5月だったと思います。それが現在のアカウントです。そもそもこの界隈にはどういう経緯でやってきたのかは、また別の機会にnoteで書けたら書こうと思います(笑)

話を元に戻しますが、再試験が6科目だったことがあのときの私にはかなりメンタルに来たようで、大学に行く途中で何度も電車に飛び込んでしまいたいと考えるようになりました。これまであまり自殺というものを具体的に考えたことがなかったので、私自身が非常に驚きました。ある日本当に電車に飛び込んでしまおうと強く思ったのですが、身体が強ばりました。そもそもホームドアがあるので難しいのですが、最悪あれを飛び越えれば飛び込むことは可能じゃないですか。運動神経の良さには自信がありましたから、タイミングを見はからってドア登ればいけると思ったんです。でも、身体が強ばって動きませんでした。この日ほど死ぬのが怖いと思った日はありません。それ以降、自殺を考えるのはやめました。そしてなによりこの身体が生きることを望んでいる。

それからどうしたかというと、Twitterでスペースをしたり、オフ会をしてなるべく人と関わる機会を増やすよう努めました。仲良くしてくれるフォロワーのおかげでなんとか持ち直しました。まさかTwitterに救われる日が来るとは思いませんでした。でも、本当にフォロワーの皆様には感謝しています。口の悪い八本足ですが、これからもどうかよろしくお願いいたします。

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