謹賀新年
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
めでたいことに、無事2022年を迎えることができました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
世間の流行りからはだいぶ乗り遅れてしまいましたが、1月のうちに去年の振り返りと併せて今年の抱負を記録しておこうと思います。
1.観劇したい
まず去年。
ワクチン接種後、一時的に感染者数の波が落ち着いた隙にミュージカル刀剣乱舞『静かの海のパライソ』を観劇してきました。
いや、すばらしかった。今までの刀ミュ史上だんとつ(自分調べ)でしんどい内容だったのに、なぜか何度も見てしまう。
これが『東京心覚』に繋がっていくんだなという時系列の再確認もふくめて、良い体験をしました。
そして新作『江水散花雪』。
愛知チケット取れました!!!
いえーーーーい!!!!
取 れ て ま し た !!!!!!
ウオオオオオオオオオオ!!!!!!
オミクロンくん上陸に伴う感染者数急拡大で、泣く泣くあきらめ……僕のスーパー神席つよつよチケットはチケトレを通じて新たな観客のもとへ旅立ちました……。せめて君が僕の席を埋めてくれ……。
3月の舞台・綺伝もチケット取れてるんですけど、これは行けるんでしょうか……。
推しの晴れ舞台なのに……推しが主役の大舞台なのに……。
憎い……ウイルスが憎い……。
コロナという言葉には『王冠』とか『雪国のご家庭をあたためる』とかの素敵な意味があるのに……一瞬にして『クソ悪魔』の意味で塗りつぶしやがったクソウイルスが憎い……!
残念ながらあの名前を出すのもいまいましいクソとの戦いは憎しみと武器ぶんまわして勝てる類のものではないので、今の僕には手洗いうがいを徹底しつつ、休日はおとなしく引きこもっているくらいしかできません。
まあ休日引きこもりなのは前からずっとそうですが。
今年こそは。
今年こそは舞台もミュージカルもたくさん観たい。
たくさん推しに会いたい。
2.刀を見たい
見たい。今切実に刀を見たい。
今ね、東京の森アーツセンターギャラリーでボストン美術館所蔵『THE HEROES 刀剣×浮世絵-武者たちの物語』展を開催しているんですよ。
遠く米国から、貴重な武者絵や刀剣たちがずらりとやってきているんですよ。
ボストン美術館の所蔵刀剣が一度にたくさん出展されるのは、約半世紀ぶりなんですって。少しずつならもっと頻度高いのかしらね。
半世紀ぶりですって。
次の半世紀後に僕生きてませんが???
なのによりにもよってこのタイミングで感染爆発とか、空気読めてないのか???
頼むから絶滅してくれ。
僕英語できないから自力でボストン美術館行くとか無理だよ……やってやれないこともないかも知れないけど、今の僕には理解できないよ……。
そして、東京国立博物館。
今年は1年かけて、所蔵の国宝をすべて展示に出してくださるそうな。
僕は見たいんですよ。大包平を。
大包平は、めったに展示に出てきません。
一度逃したら数年単位で待たないといけない。
僕はもう何度も何度も絶好のチャンスを紙一重で逃し続けていて、今年こそはという意気で展示期間を待ち構えているのですよ。
刀剣乱舞がどっかんどっかん来てからというもの、ゲームに出ている刀剣は展示に出る頻度がマシマシに増しています。
今がチャンスなんですよ。
今が。おそらく今だけが。
ところで、先日大河ドラマにも出演を果たした源頼政の佩刀、太刀・獅子王がちょうど今展示中でしてね。
3月中旬で展示切り替えでしてね。
本当にね。こんな時でなければね。
東京国立博物館と森アーツセンターギャラリー梯子できるのにね。
僕の最推し刀は『石田正宗(石田切込正宗)』という打刀で、名前から分かる通り、かの石田三成の所蔵だった刀です。
石田三成自身も推しなんですが、次の持ち主の結城秀康も推しで、要するに推しから推しへと渡り歩いた経歴を持ち、さらに最もクールなのは峰に刻まれた切込傷。これは石田正宗が実戦で振るわれた証です。
さらに石田正宗の場合、傷がどこで刻まれたかもわかっています。
豊臣政権内部の武断派による石田三成襲撃事件の際に、刺客と切り結んでできた傷だと言われています。
つまり、主を襲撃から守った名誉の負傷なわけですね。はぁ~かっこよすぎか???流石は武士の刀ですわ。なんという見事な生き様。彼は今もそこにあることで、彼の主人のかつての姿、その一端をも現代の我々に伝えてくれているわけですよ。いやなんか、武士の忠義というものを感じてしまいますよね。石田正宗こそ真の武士ですわ。間違いない。
そんなソークール最強最高歴史の証人系打刀である石田正宗くんは、現在東京国立博物館で展示中です。
多分本館1階です。
東京上野近隣に住んでいる方はぜひ見に行ってください。
すばらしい刀なので。
あー会いたい。石田正宗くんに会いたい……。
あっ!3月2日からは童子切安綱くんも展示ですね!
僕はこの刀を以前奈良で見たことがあるんですが、その時にちょっと指のあとみたいなものが見えて、あれが本来の肌の景色なのか、それとも展示のときにミスってしまったのかの確認がしたいんですよ。
童子切安綱の展示は5月までなので、これなら僕も行ける!
行けるよね?
3.TRPGしたい
TRPGがしたい。
去年も毎週のようにやってましたが、今年もしたいです。
クソウイルスのせいで観劇に行けず刀を見にも行けないこの2年あまり。
孤独な僕を支えてくれたのが学生時代からの友人たちでした。
直接会うことは叶わないながらも、オンラインで飲み、宇宙船で殺し合い(AU)、くねくねを操作して大冒険を繰り広げ(HFF)、そしてTRPGで遊んでくれました。
これ自慢なんですけど、実は僕、友達いるんですよ。へへっ!
閑話休題。
初めて僕らが触れたシステムがCoCだったこともあり、CoCで遊ぶことが多い僕たちですが、エモクロアやインセインにも手を出しています。
インセインはこの間、闇鍋と焼き肉に行ってきました。楽しかったです。
自分でシナリオを書くことも覚えたので、今年はCoC以外のシステムでもシナリオを書いてみたいですな。
去年、僕が書いたシナリオは『おいでませ聚楽邸』『夏が来た!わくわく☆僕らのGW』『Lost in the cage.』の3作品で、『Lost in the cage.』は現在実卓を回している最中になります。
このうち『聚楽邸』と『わくわくGW』を無料配布しようと考えています。『Lost in the cage.』もそのうち。
この話、note内で言うの多分2回目ですが、自分の尻たたきのためにももう一度言っておきます。
僕は シナリオを 配布する。頑張れ。
「僕さえわかればいいじゃろ」でめちゃくちゃ適当な書き方しているので体裁を整えて、あとは他のシナリオ製作者さんみたいに、ある程度はきれいなトレーラーを……作りたい……。
『聚楽邸』はともかく『わくわく』は死ぬほど回しづらいシナリオなので、かなり好き嫌いわかれると思います。
死ぬほど、というか、死にます。PCではなくKPが。
シナリオをKPの掌のうえに収めておくために腕を4本くらい生やしつつ、3秒後に来る締め切りに向けて常にキーボードを打ち続けイベントを創作し続ける必要があるので、シンプルに脳が死にます。死にました。
自分の脳みその限界を試したいKPにおすすめです。
信頼できるPLと一緒に遊んでください。
4.文章のお仕事がほしい
これ毎年言ってることなので、今年も言いますね。
文章のお仕事がほしいです。
そして、お仕事欲しがる前に賞のひとつも取ってみろってんだって話に終始するという。
文章のお仕事をもらうために賞がほしい。
あわよくば賞金がほしい。
飛ぶように新作ばんばん書き上げて刺すように投稿したい。
そんな2022年です。
おわりに
2021年もなんとか生き抜きました。
ままならないこともたくさんありましたが、一年の間に身に着けた技術もたくさんありました。電話を恐れないとか即興でそれっぽい文章ひねり出すとかエクセルでテーブルと関数使えるとか。
今年はもっともっと楽しいことをして、去年よりも成長して行きたいです。
冷えて固まった鉄はもうどうにも直らないところはあるけれど、それでもなお鋭く研ぎ澄ますことはできる。折れても脇差や短刀に生まれ変われる。
そういう刀のようでありたいと思います。