雨降る庭
そして、『はじまりはいつも雨』が浮かんだ後に「君の名は。」の新海誠さんの前作品、「言ノ葉の庭」の秦基博さんの『Rain』が浮かんだ。
新宿御苑を舞台にした物語なのだが、雨の情景がとてもいい。
(↓こっちは『言ノ葉』っていう曲。)
『はじまりはいつも雨』とは、曲調もテンポも違うため、この二つを行ったり来たり、一緒には聴けない。
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言葉にはできず 凍えたままで
人前では やさしく生きていた
しわよせで こんな風に雑に
雨の夜に 君を抱きしめてた
道路脇のビラと 壊れた常夜燈
街角では そうだれもが急いでた
君じゃない 悪いのは自分の
激しさをかくせない ぼくのほうさ
Lady きみは雨にけむる
すいた駅を 少し走った
どしゃぶりでも かまわないと
ずぶぬれでも かまわないと
しぶきあげるきみが 消えてく Oh oh
路地裏では朝が早いから
今のうちに きみをつかまえ
行かないで 行かないで
そう言うよ
別々に暮らす 泣きだしそうな空を
にぎりしめる強さは 今はもうない
変わらずにいる 心のすみだけで
傷つくきみなら もういらない
Lady きみは雨に濡れて
ぼくの眼を 少し見ていたーー
どしゃぶりでも かまわないと
ずぶぬれでも かまわないと
口笛ふくぼくが ついてく
ずいぶん きみを知りすぎたのに
初めて争った夜のように
行かないで 行かないで
そう言うよ
肩が乾いたシャツ 改札を出る頃
きみの町じゃ小降りになる
今日だけが 明日に続いてる
こんなふうに きみとは終われない
Lady 今もこうして
小さめの傘もささずに
どしゃぶりでも かまわないと
ずぶぬれでも かまわないと
しぶきあげるきみが 消えてく
路地裏では朝が早いから
今のうちに きみをつかまえ
行かないで 行かないで
そう言うよ
どしゃぶりでも かまわないと
ずぶぬれでも かまわないと
口笛ふくぼくが ついてく
ずいぶんきみを知りすぎたのに
初めて争った夜のように
行かないで 行かないで
そう言うよ