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ビジネス英語の学習法3:ビジネス英語を手に入れる為の『下地作り』は英語で書かれた業界の記事を読むという方法がおすすめです、という話

今回もYouWorldのビジネス英語の学習法マガジンをお読みくださり心から感謝しています。

まずは、前回、前々回の記事の復習になります。

①『ビジネス英語』=専門用語を伴う、大人が使う『英語』
②基礎文法の習得、そして単語力を増やす取り組みが大切

上記2点がそれぞれの記事で取り扱ったことになりますね。
ビジネス英語の学習法1:ビジネス英語とは『専門用語が出てくる大人向けの英語』、、、という話
ビジネス英語の学習法2:ビジネス会話の上達とかの前に英語力をあげるという視点を持つ必要がある、という話
お読みになっていない方はぜひお読みくださいね。

このマガジンではビジネス英語を専門用語を伴う大人が使う英語と定義した上で専門用語を学びながら、大人が使う『英語』を学習する方法を紹介しつつ、最終的にはビジネス英語を使う際のテクニックのご紹介も出来たらと考えております。こちらのマガジンは6つの記事くらいでまとめる予定です。

それでは今日のテーマである、ビジネス英語の『下地作り』に触れていこうと思います。

皆様はビジネス英語の下地作りをしたいと思ったらどのように取り組むでしょうか?フレーズ集やオンライン英会話に取り組もうとお考えになりますか?またはスピーキングメインの英会話スクールに通う事をお考えになりますか?またはTOEICのコースを取ればビジネス英会話が手に入りるとお考えでしょうか?

我々は英語を理論的に分解して取り組み方を考えておりますので、少しアプローチは上記の内容とは少し異なったアプローチになりますね。

我々はビジネス英語は専門用語を伴う、大人が使う『英語』になると提示しておりますが、同業者が使う大人の英語の下地を作れれば良いと考えるので、現実的に取り組める方法はおのずと絞られてきます。

その絞られた方法が今日のテーマへの回答となりますが、私達が推奨する『ビジネス英語の下地作りは、業界の英語の記事を読む』という事になります。

また読む量ですが、初めのうちは週に1つの記事で、量はA42枚くらいの量をお勧めします。

ビジネス英語の下地作りで取り組みたいことはいくつかあります。

1つ目はやはり単語ですね。業界の記者たちが汎用性が高く、業界の人がみな理解できるような単語を使用しますので、記事に使われている単語は汎用性の高い業界用語であふれており、これらに慣れることは『専門用語と大人向けの単語の下地作り』になります。

2つ目は、業界の記事を毎日のように読むことで、同じようなテーマでも幾通りかの言い回しがある事がわかってきます。この作業の繰り替えしは『フレーズと言い回しの下地作り』に繋がっていきますね。

3つ目は、何度も英文を読むことで自然と文章構造にパターンへの理解が深まってきます。これは『基礎文法の下地作り』に近い取り組みになります。基礎文法に関しては講師がいたほうが効率的に取り組めるという事はあえて伝えておきますが。。。f(^^;)

さらに4つ目のお話になりますが、この取り組みの最大の利点は英語の情報を持っている英語の話し手との情報格差が無くなるという事、さらには日本市場においては英語の情報は日本語の情報になるのに少なくとも数日、新聞などへの掲載となると半年近くのタイムラグがあった経験もあります。また言語的に言えば、現在の情報を手に入れながら言語の学習を進めることが出来るので、文字通り、ビジネス英語に触れながらビジネス英語の下地作りが出来るという究極の下地作りの方法になりますね。

私の生徒さんの一人は、私とのレッスンで読んだ英語の記事の情報を関係者筋にあたる、ある外資系金融会社の担当者に確認したところ、米国本社の企業買収の情報は確認しておらず、あげくに日本の関係部隊でも関連情報には疎く、米国本社に確認しなければならなかったという経験があります。それだけ英語の情報は早く、また日本での情報価値はとても高いものになります。

もう一人の生徒さんは私のレッスンで読んだ記事を通し、アメリカ市場はのみならず、ヨーロッパ、インド、さらにはMENA(中東と北アフリカ)の同業者の情報までレッスン中に手にいれることが出来ています。

ビジネス英語を学習する理由の一つである海外市場に強くなるという目的は間違いなくこの下地作りで並行して行う事も可能になります。

私の金融関係のグループレッスンの生徒さんは、誰でも知っているSNSのIT企業のファイナンス部に転職した際、フィンテック事情に対する詳しさが評価され、ファイナンスチームの経営会議に海外マーケットの情報担当としてその席に呼ばれたという経験も転職後にお会いした際に話してくれました。

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私達がお勧めするビジネス英語の下地作りはまさに生きた情報に触れながら取り組むことが出来る、言葉にしてしまえばとてもシンプルな業界の英語の記事を読むという作業になります。

しかしながら、その効果は、①門用語と大人向けの単語の下地、②フレーズと言い回しの下地、③基礎文法の下地、さらにはビジネス英語を取得する目的の一つでもある④海外マーケットの情報を得るという4つの作業を並行して行える方法になります。

初めは大変に感じるかもしれませんがぜひ1週間にまずは一つの記事を読む取り組みを開始してみてください。この作業を1年も積み重ねれば必ず自分の英語力に反映されることが体験できます。

ぜひ頑張ってみてくださいね。

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