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ビジネス英語の学習法1:ビジネス英語とは『専門用語が出てくる大人向けの英語』、、、という話

この記事では『ビジネス英語』が『専門用語が出てくる大人向けの英語』であるという事を説明してみようと思います。

ビジネス英語をやりたい(勉強したい)。。。

英語を教える仕事をしていると良く耳にするフレーズです。また同様に講師陣を困惑させるフレーズでもあります。なぜか?それは『ビジネス英語』というジャンルの特定が難しいからです。

私は英語講師をしながら、この『ビジネス英語』というフレーズと真摯に向き合い、クライアントが『ビジネス英語』というフレーズを使うとき、何を意味しているのかを常に意識してこのフレーズに取り組んできました。

私が記憶している中で私が作った最も最初の『ビジネス英語』のコースの内容は、新卒向けに作ったコースです。

内容は握手の仕方から始まり、自己紹介・会社説明・仕事内容の説明の仕方、そして英語のメールの書き方、会議中にわからないことを言われた時の質問の仕方を一通りのコースにまとめ上げ2日間で卒業するような内容を作り上げていました。

このような内容の『ビジネス英語』はクラス向けの内容としてはオーソドックスな内容であり、社会人になってからいわゆる『ビジネス英語』のコースを取ると一通り上記のような内容になっていると考えられます。しかしながら、マンツーマンレッスンで『ビジネス英語』となると少しニーズが変わり、実務で英語を使っている方が生徒になります。ですので、上記のような内容はとうに卒業している中、英語を使って仕事をする生徒さんが今直面している悩みに解決を与えてあげるような『ビジネス英語』レッスンでなければならなくなります。

こういった、日常の仕事で英語を使っている生徒さん向けにレッスンを提供知る経験の中、私は『ビジネス英語』とは、『仕事で英語が使えるようになりたい』という生徒さんの要望を込めたフレーズであるという事に気が付きました。

もしみなさまが『仕事で英語が使えるようになりたい』と考えるのであれば、みなさまの考える自分の仕事でつかえる『ビジネス英語』とは何かを考える必要が出てきます。学習対象を明確にするという事です。

まず、『ビジネス英語』、すなわち『仕事で使う英語』には2つのカテゴリーがあります。それは図に表してみたのが下の図です。

ビジネス英語の概要

2つのカテゴリーはそれぞれ、口語と文字で分かれます。すなわち、『口語のビジネス英語』『文字のビジネス英語』が存在することになるわけですね。

しかしながら、このカテゴリー分けでは足りず、かえって学習を混乱させるだけとなります。次に下の図のようにこれをさらに分けていきます。

ビジネス英語の概要2

さらにスピーキング、リスニング、ライティング、リーディングのカテゴリーにある取り組み課題の学習共通項を探すと以下の通りになります。

ビジネス英語の概要3

ここまでくると新卒向けではなく、日常で英語を使っている方が取り組むべきビジネス英語力向上への取り組み方法は少しクリアになると思います。

ビジネス英語の概要4

もしあなたがビジネス英語を学習したいと考えており、学習したい内容が握手の仕方、自己・会社・仕事内容の説明の仕方、そして英語のメールの書き方、会議中にわからないことを言われた時の質問の仕方などを学びたいと考えているのであれば本屋に行けばこれらの事を書いた本は多数見つけることが出来るでしょう。また今ではGoogleで検索すれば本屋に行くまでもないかもしれません。

しかしながら、もしビジネス英語を学習したいという理由が、仕事ですでに英語を使っている、もしくは今後使いたい、使う事が予定されている場合、握手の方法のような学習内容ではなく、専門用語が出てくる大人向けの英語を学習することを念頭に置く必要があります。すなわち専門用語を学びながら、大人が使う『英語』を学習すれば良いのです。

明日から『ビジネス英語』シリーズでは専門用語を学びながら、大人が使う『英語』を学習する方法をご紹介していこうと思います。

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