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子どもの前でもキャストであれ

ディズニーから学んだ共育③
クルーではなくキャストである

「遊園地にいるお兄さんお姉さんではない」

ディズニーランド、シーは紛れもない遊園地の一種ではあるが、そこで働く従業員を
『キャスト』
と呼ぶ。これは皆が知っていることだとは思うが、

ユニバーサルスタジオジャパンで働く従業員は
『クルー』
と呼ぶ。これも知ってますよね?

もちろん、どっちが良いか悪いかではなく、
そもそもの役割が違う。

キャスト
…映画等で出てくる出演者に割り振られてた役割。演者。

クルー
…チームの仲間。

なんて意味がある。

ディズニーには一つ一つのロケーションに事細かな設定がある。
その世界観をゲストに最大限感じていただくため、
あたかも瞬間タイムスリップをしているかのような錯覚を覚えてしまうぐらいの“非日常”を提供するために、
従業員はその設定、コンセプトに合わせて“演じる”
ということが、おもてなしの一つになっている。

これは、子どもを相手する大人も同じ。

子どもが楽しくなるように演じる必要がある。
…ではない。

ここで重要だなと感じることは、
この“演じる”という行いが内から湧き上がってきて
表現される、100%内発的なものであるかどうか。

その状態の演じるは所謂“成り切っている”状態になるので、
もはやその瞬間その人の人格が変わったようなもの。

子どもたちに楽しんでもらいたいから、
自分も楽しそうにする必要がある。
ではなく、
⭕️子どもに返ったかのように楽しんでしまっている。

そのため、必要となるのが

『好奇心』と『探究心』

大人になると色んなことを知ってしまうがゆえに、さまざまな予想ができるのと、さまざまな理性が働く。

もちろん大切な場面もあるが、子ども相手の場合、
本氣童心に返って向き合うことが大切だ。

大人だからこそ向けることのできる視野の方向性があると思うので、そこから子どもたちが抱きそうな疑問も、子どもたちでは見つからないような疑問まで見つけ、一緒になって考えたり、

勝負の時は本気で戦って、勝った時には本気で喜び、負けた時には本気で悔しがる。

そんな真っ直ぐな心が大切だ。
ということを教えてもらった気がした。

無理に演じる必要はない。
むしろ、子どもたちの感性はとっても鋭いので、
逆効果になったりするので、やめた方がいい。

様々な役割に成り切ることのできる、
カメレオンのようなスタンスを持って子どもたちとは接していきたい。

というわけで、今日も1日最幸な笑顔で😃
素敵な1日になりますように💫
いってらっしゃい👋

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