【YouTube Creator Academy 解説 15】 YouTube をビジネスに活用する方法
こんにちは!閲覧ありがとうございます!
ダイア (DIA 株式会社)企業 YouTube サポート部です!
この記事では、
YouTube が公式で発信している YouTuber 向けの勉強コンテンツ集であるYouTube Creator Academy(YouTube クリエイターアカデミー) の内容を解説します。
時々、Twitterでも同じようなことをツイートしてるので
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今回は、その中でも、YouTube を「ビジネスに活用する方法」にはどんなことがオススメなのか、3つのステップで解説していきます。
企業で YouTube チャンネルを活用しようと考えている方は必見です!
企業チャンネルを始める方は、ぜひ参考にしてみてください!
この記事は、
・YouTube を始めたい企業
・YouTube を集客や売上の増加に利用したい企業
・YouTube を使ってビジネスの宣伝をしたい人
に向けて、
YouTube をビジネスに活用する方法 を
実践してもらうことを目標にしています。
◆ステップ1 ブランディングをする
*ブランディングとは?
まずは、あなたのビジネスのブランディングを考えることから始めましょう。
ブランディングとは、企業の「ブランド」を形作ることです。
「ブランド」を確立することで、類似の商品や企業と差別化することができます。そのためには、企業理念や世界観といった、その企業のカラーを存分に引き出していくことが重要です。
例えば、「~といえばあの商品」「このロゴはあのサービス」といった意識をターゲット市場に浸透させるのがブランディングの目的です。
「ブランド」を消費者に認知させて、自社のポジンションを明確にしていきましょう。
*ブランディングで考えること
YouTube でブランディングを考えるためには、チャンネルの存在意義を考えなければなりません。
「あなたは企業チャンネルで何を視聴者に提供したいですか?」
「あなたの企業チャンネルのウリは何ですか?」
そういった質問を投げかけてみてください。
重要なポイントは、YouTube で企業が売り出したいものを視聴者に与えるのではなく、何が視聴者にとって利益となるのか?という視点で考えることです。
YouTube は無料のプラットフォームのため、視聴者は自分の好みで動画を視聴します。企業のウリが強すぎると、宣伝色が強すぎて視聴されづらくなります。
あくまでも視聴者重視。その考えを念頭に置いて、あなたのビジネスが何を提供できるのか考えましょう。
企業チャンネルでは、商品やサービスをただ単に紹介するというわけではなく、ブランディングをしていくことでファンを増やし、チャンネル登録につなげることができます。
企業のファンとなったチャンネル登録者は、商品の購入やお問い合わせへと誘導されやすくなります。
また、「何を提供するチャンネルにするのか?」と考えた場合に、商品やサービス主体で考えると、チャンネルの方向性がバラバラになってしまうため、企業理念や世界観といった、その企業のカラーを出していくことで、チャンネルに統一感を生み出すことができます。
視聴者が企業理念や世界観に共感をしてチャンネル登録者となるため、集客や売上だけではなく、就職活動時の採用や、社員教育といったところでも効果を出せるのが YouTube の良さでもあります。
*YouTube で企業のブランドを表現する方法
チャンネルの方向性を決めたら、企業チャンネルのブランドを表現していきましょう。
チャンネルのアイコンや、バナー、説明欄(概要欄)、紹介動画などを統一することで、企業のカラーを出してブランディングしていきましょう。
※YouTube のブランディングに関しては、
別の記事「01 チャンネルの基礎を学ぶ」でも触れています。
チャンネルのブランディングができたら、ブランドのストーリーを固めていきましょう。
ブランドのストーリーを固めることは、言い換えるとチャンネルの個性を固めるということです。
他社との違いを明確にするために、動画の OP やED を統一させたり、撮影形式を統一してみるとよいでしょう。
また、ブランディングの目的は、ファンであるチャンネル登録者を増やしていくことです。そのためには、コメントで視聴者と交流していくことも効果的です。
*コメントを有効活用していく
アンチコメントによってブランドイメージが低下するという不安から、企業チャンネルではコメント不可にしているところも多いです。
しかし、視聴者と交流できることが YouTube の良さであり、動画の改善に、視聴者の反応としてコメントの内容を活用することもできます。
どうしてもアンチコメントが不安でしたら、コメントを承認制にしたり、特定のキーワードを含むコメントをブロックすることもできます。
アンチがつくということは、それ以上にファンも増えてきている証です。アンチコメントとは、前向きに付き合っていきましょう!
◆ステップ2 ビジネスの進め方を考える
ビジネスとして、YouTube チャンネルを進めるためにはブランディング以外にも考えないといけないことがあります。
<ビジネスとして考えること>
①ターゲットを考える
②コストを理解する
③売上や客数など達成したい利益目標を立てる
④制作や編集など運営業務を自社か委託か考える
特に、④「制作や編集など運営業務を自社か委託か考える」時期は何度か訪れることでしょう。
YouTubeを始めようと考える最初の時期はもちろんのこと、企業チャンネルとして運用が拡大し、不要な作業で時間がかかりすぎている時期も見直しのポイントとなります。
個人でチャンネルを運用されている方でさえ、編集や運用を委託している方は多くいます。
もちろん私のような制作や運用を代行している会社に任せることが、最も効率的ですが、ビジネスの規模次第では費用が賄えないという方もいるでしょう。
そんな方は、大学や職業団体で委託先を探してみたり、フリーランスの求人サイトで運用スタッフを探してみたりするのもよいでしょう。低価格で運用代行をされている方が見つかると思います。
しかし、継続運用や広報活動を絡めていく場合は、ある程度実績のある会社に任せてしまうほうがリスクが少なく安心でしょう。
ぜひ、あなたのビジネスの規模に応じて、自社で運用をするのか委託するのか考えてみて下さい。
◆ステップ3 YouTube 広告を活用する
*広告の種類
最後に、企業チャンネルとしては、YouTube 広告を活用していくこともオススメです。
ここで言う広告とは、「広告収入」の話ではなく、「広告出稿」の話です。
つまり、企業として広告費をかけて、チャンネルの宣伝をしていくということです。
YouTube 広告があなたのビジネスの売上や集客につながる流れは以下のようになっています。
<YouTube 広告から集客への流れ>
YouTube 広告で認知度を上げる
→企業チャンネルへ誘導し別の動画を視聴する
→企業カラーに共感してチャンネル登録をする
→企業の商品やサービスに興味を持つ
→商品やサービスの問い合わせをクリックする
広告の種類は大きく2つに分けられます。
1つは、YouTube 内での検索結果として表示される広告や、動画を視聴しているときに、おすすめ動画や関連動画に混ざって画面の右側に表示されるような「ディスプレイ広告」です。
もう1つは、YouTube の動画内に表示される広告です。「インストリーム広告」とも呼ばれます。動画の冒頭で5秒後にスキップ可能な広告などが挙げられます。
広告ごとに PC のみで表示されるのか、スマホなどのモバイル端末で表示されるのか異なるため、あなたのチャンネルがどういうシーンで見られるのかを意識して広告の種類を選んでいく必要があります。
※YouTube 広告の種類と広告収入に関しては、
別の記事「05 広告収入を得る方法」をご参照下さい。
また、動画広告のメリットは、静止画の広告に比べ圧倒的に記憶に残りやすく、ユーザーの心を動かせることです。
動画は静止画の5000倍もの情報を与えることができるとも言われています。Google 広告やインスタ広告と組み合わせて、YouTube の動画広告を有効利用していきましょう!
*YouTube 広告のターゲティング
YouTube は Google の子会社のため、Google のもつオーディエンスデータ(視聴者のデータ)を利用して、細かくターゲティングしていくことができます。
例えば、性別、年齢、国や地域といった情報だけではなく、ユーザーがどういった検索をしているか?といった興味や習慣などにフォーカスしてターゲティングしていくこともできます。
つまり、あなたのビジネスに興味のありそうなユーザーが視聴している動画に広告を表示させられるため、非常に効果的です。
また、リターゲティングといって、一度広告を視聴したユーザーに対して再度広告を表示することもできます。
「この広告、昨日も見たよ。」というの、ありますよね。鬱陶しいほど何度も表示させるのは逆効果ですが、リターゲティングして、印象づけることができるのも広告の特徴です。
もちろん、あなたのチャンネルの登録者にとっては、他の動画を視聴しているときに、あなたのチャンネルの広告が表示されるのはあまり意味がありませんよね。
そういった場合に、チャンネル登録者には広告が表示されないようにターゲティングすることもできるんですよ!
YouTube 広告のターゲティングは非常に優秀ですが、1から個人で運用するとターゲティングが細かすぎて、広告費が上がってしまうという状況に陥ってしまうこともあります。
そのときは、私たちのような広告運用を代行している会社に委託するというのを考えてみてはいかがしょうか。
◆まとめ
・ブランディングとは?
→企業の「ブランド」を形作ること。
商品やサービスの押し売りではなく、
企業理念や世界観に共感し、ファンになってもらうこと。
・ビジネスとして考えること
①ターゲットを考える
②コストを理解する
③売上や客数など達成したい利益目標を立てる
④制作や編集など運営業務を自社か委託か考える
・YouTube 広告のメリットは?
✔動画は静止画の5000倍もの情報を与える
✔細かなターゲティングができること。
※細かすぎると広告費が上がるため注意する!
YouTube はビジネスで利用するのに最適なプラットフォームです。ぜひあなたのビジネスに合ったチャンネル運用を検討してみてください!!
◆DIA◆最後まで読んでいただき、ありがとうございました!◆DIA◆
次回は、「視聴者のターゲットを絞る方法」についてです。
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