【YouTube Creator Academy 解説 05】YouTube で広告収入を得る方法
こんばんは!ダイア (DIA 株式会社)企業 YouTube サポート部です!
この記事では、「YouTube が公式で発信している YouTuber 向けの勉強コンテンツ集」である、YouTube Creator Academy (YouTube クリエイターアカデミー)の内容を書いていきます。
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今回は、そのなかでも、「YouTube で広告収入を得る」ためには、どんなことがオススメなのか、3つのステップで解説していきます。
この記事は、
・YouTube チャンネルの広告の仕組みを知りたい企業
・自分のチャンネルで広告収入を得たい人
に向けて、
広告収入を得るまでの流れ と 広告のしくみを理解する
ことを、目標にしています。
◆ステップ1 YouTube パートナープログラム加入
まず、自分のチャンネルを開設した後に、広告を掲載するには、条件があります。それは、「YouTube パートナープログラム」に加入することです。
YouTube パートナープログラムの加入条件
・チャンネル登録者数 1,000人以上
・1年間の総再生時間 4,000時間以上
※他人のチャンネルの動画を流した再生リストは含まれません。
※YouTube パートナープログラム(YPP)に関しては、
以前の記事「01 チャンネルの基礎を学ぶ」でも触れています。
YouTube パートナープログラムは、自動的に加入されるのではなく、自分で申し込み、チャンネルが審査されます。審査は通常1ヶ月ほどかかるようで、進捗は YouTube Studio で確認することができます。
もしも、「YouTube パートナープログラムに落ちた!」という人は、著作権や YouTube のポリシー(コミュニティガイドライン)を違反している可能性があります。例えば、暴力的なコンテンツであったり、子どもの裸が写ったコンテンツが多く含まれたりしているのかもしれません。
コミュニティガイドラインについては、ステップ3で軽く触れますが、また別の記事で詳しく触れていきます。
それでも、「コミュニティガイドラインに違反していないのに落ちた!」という人がいたら、加入条件を満たしていれば、30日後に再度申し込みが可能です。
また、「加入が認められた後、加入条件(基準)を満たし続けなければいけないのか?」というと、答えは NO です!安心ですね。ただし、6ヶ月以上活動がなく、基準を満たさなくなると、収益化の資格を失うことがあるため、注意してください。まぁ、チャンネル登録者1,000人を上回ったのに、登録者が激減する人なんてほとんどいないと思いますが。
広告収入の第一歩を理解したところで、次は広告の種類を知りましょう。
◆ステップ2 YouTube の広告の種類を知る
ステップ2では、広告の種類をお伝えします。YouTube の広告には、視聴者、クリエイター(チャンネル主)、広告主が関わってきます。広告主は、性別や国、年齢など狙ったカテゴリにピンポイントで広告を表示できますが、表示される広告自体は自動的に選ばれます。
設定は、 YouTube Studio で「すべての広告フォーマットを有効にする」を選択することで、開始されます。
それでは、実際の広告の種類について確認していきましょう。
以下の6種類が現在(2020.02.22時点)での YouTube の広告となります。広告主となる可能性のある企業は、「どのような形の広告を出していくべきか?」の参考にしてください。
ちなみに、子供向けのコンテンツとして扱っている動画には、広告をつけることができませんので注意してください。広告の基準は Google や YouTube 次第ですので、今後も変わっていく可能性があります。広告以外にもグッズ販売を始めたり、YouTube の外でセミナーを開いたり、将来的には様々な収益化を考えてみてください。
↓引用元↓
広告の種類を知ったところで、最後のステップ「広告に適したコンテンツ」についてお伝えします。
◆ステップ3 広告に適したコンテンツとは?
広告を掲載する場合も、YouTube の「コミュニティガイドライン」のように、守らなければならない基準があります。それは、「広告掲載に適したコンテンツのガイドライン」です。名前が長いので、ここからは「広告ガイドライン」と呼ばせてもらいます。まずは、「広告ガイドライン」でどのように動画が審査されるかについてです。
自分のチャンネルで動画を配信したら、広告を掲載できるかどうか、アルゴリズム(YouTube 内を歩き回って情報収集するロボット)で判断されます。判断処理は2回あり、即時判断と最大12時間かけての詳細判断です。
即時判断では、そのチェンネルが過去に配信した動画などに照らし合わせ、審査されます。「動画が広告審査に落ちた!」という人!諦めないで!アルゴリズムは完全ではないので、問題ない動画でも審査に落ちる場合があります。そういった時は、「審査をリクエスト」のボタンから再審査が可能です。再審査のたびにアルゴリズムは学習していくので、みなさんも諦めないでください!
では、実際に「広告ガイドライン」がどういったものかというと、基本的には YouTube 「コミュニティガイドライン」と同じです。
【抜粋】コミュニティガイドラインの NG コンテンツ
・暴力的で生々しいコンテンツ(グロ動画)
・不快なコンテンツ(人種差別など)
・ヌードや性的なコンテンツ
・嫌がらせやネットいじめ、脅迫
・スパム
・著作権の侵害
・プライバシーの侵害
ですので、基本的に削除されないような動画を配信していれば、広告は付きます。
広告が付きづらいものとしては、年齢制限のある動画です。年齢制限のある動画は、広告主が自社のブランドイメージの低下を怖れ、広告が付きづらいです。例えば、タバコに関する動画や、子どもアニメのキャラクターなどのパロディで「子どもの夢を壊すもの」が挙げられます。
また、音声なくニュースのコピペの字幕が流れるだけの動画などの、中身が同じような内容のコンテンツは、「反復的なコンテンツ」として、広告が付かない場合があります。そして、他のクリエイターの動画をそのまんまパクった動画も「再利用されたコンテンツ」として、広告がつかない場合があります。どちらにも言えることは、なるべく同じような動画にならないよう工夫が必要であるということです。
視聴者が安心して楽しめる動画を作ることで、広告主も安心して広告を掲載することができます。
※YouTube のポリシーとコミュニティガイドラインに関しては、
別の記事「08 ポリシーとガイドライン」でも触れています。
◆まとめ
・YouTube パートナープログラムの加入条件は、
→チャンネル登録者数 1,000人以上
→1年間の総再生時間 4,000時間以上
・広告には6種類ある。
・広告掲載する動画は「広告掲載に適したコンテンツのガイドライン」
を守る必要がある。
広告掲載の基準を知ることは、YouTube のポリシーを理解した動画に繋がります。
収入だけに目がくらむのではなく、「視聴者を楽しませる」ことも忘れないでください。
◆DIA◆最後まで読んでいただき、ありがとうございました!◆DIA◆
次回は、自分の動画を「世界に向けて動画を発信する方法」です。
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