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GAS GoogleAppsScript try...catch文でエラーの処理をする方法まとめ(基礎講座#16)
今回は、try…catch文でのエラー処理の方法について解説していきます。このtry…catch文を覚えることで実際にエラーになる可能性があるところを推測し
エラーが出てもエラー処理をし、プログラムを継続させることができます。
100聞は一見にしかず。実際に下記のサンプルコードをダウンロードしてtry…catch文を理解していきましょう^^
今回の目標物は下記になります。
A1とB1の掛け算の結果をC1に出力したいのですが間違って変数の定義をしていないzという文字を使用したときにエラー処理をしたいとします。
try…catch文
try…catch文を使用すればエラー検知をして、処理を実行することができます。では早速try…catch文の構文を見ていきます。
try {
// エラー(例外)を検知したい処理
} catch (変数) {
// エラー(例外)が発生したとき実行される処理
} finally {
// エラー(例外)の発生の有無に関わらず実行される処理
}
try以降の {}の中にエラー検知したい処理内容を記載します。その後catch (変数) {の後にエラー(例外)が発生したとき実行される処理を記入していきます。
早速今回の目標物の内容に沿ったコードを書いていきます。
function mySheet5() {
var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet()
var sheet = ss.getSheets()[4]
try{
var a = sheet.getRange(1,1).getValue();
var b = sheet.getRange(1,2).getValue();
sheet.getRange(1,3).setValue(a * z);
}catch(error){
console.log("答えが出ないエラーです。");
}
}
この内容だとエラーが発生するのでエラーを検知したときに"答えが出ないエラーです。"とログ出力されます。これが出力されれば今回は完了です^^
では実際のフローを見ていきます。
まとめ
今回は、GAS GoogleAppsScript try...catch文でエラーの処理をする方法まとめ(基礎講座#16)の解説をしましたがいかがでしたでしょうか。try...catch文を使うコツは、エラーの起こる可能性のあるコードをtryの後の{}のなかに入れ込むこと。さらにはエラーの場合に行いたい処理をcatch(){の後に入力しましょう。
GASはやれば必ず出来るようになります。何回もやり続けましょう!!♪