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答えのない問いに向き合える場所。『ユートラシップ』 YOUがYOUTRUSTを選んだ理由 #008

新たにYOUTRUSTという船に乗ってくれたメンバー達に、なぜYOUTRUSTを選んだのかを聞いていく“YOUがYOUTRUSTを選んだ理由”企画。

第8回となる今回は、3月にSRE(サイト・リライアビリティ・エンジニア)として入社し、同年4月からはエンジニアリングマネージャーを務める須藤涼介さんが登場します。

また、YOUTRUSTは2024年2月7日に、「YOUPROMISE(私たちの約束)」を策定しました。そんなタイミングで実施する本企画。一人ひとりの「入社への想い」に迫りつつ、「YOUPROMISE」への想いも訪ねました。

今後、YOUTRUSTが日本のモメンタムを上げる 偉大な会社を創るために欠かせないメンバーたち。関わり始めた今だからこそ感じるリアルな想いを語ってもらいます。

須藤涼介(すとう・りょうすけ)さん|SRE・エンジニアリングマネージャー
2006年にサイバーエージェントに入社。AbemaTV(現ABEMA)の初期インフラの設計・構築をリードしたほか、インフラエンジニアとして数え切れないほどの事業を立ち上げ、インフラチームのマネージャーとしてメディア事業全体へのSRE導入を牽引。2022年に同社を退社し、渡米。「次は日本のGDPを上げることがしたい」という想いで、帰国後の2024年3月にYOUTRUSTにジョイン。開発者向けカンファレンス等への登壇も多数。

――まずは、須藤さんの現在の役割を教えてください。

須藤:SREとして働きながら、エンジニアリングマネージャーとしてプロダクトチームの組織戦略を描き、PdMやマーケティングチームと協力してサービスグロースに取り組んでいます。

――これまでの経歴も教えていただけますか?
須藤:実は小学校のころから「ゲームを作りたい」という夢があり、エンジニアにずっと憧れていたんです。

でも実行には移せず…1社目は1年くらいで辞めてしまい、それからは焼肉屋の店長をやっていました。

そんなある日、焼肉屋の同僚に「サイバーエージェントがカスタマーサポートのアルバイトを募集している」と教えてもらって。

エンジニアという夢を捨てきれず、焼肉を捨ててサイバーエージェントに入社しました(笑)。2006年にアルバイトとして入社し、2008年に正社員になっています。

――最初はカスタマーサポートとしての入社だったんですね! そこからどうやってエンジニアにジョブチェンジしたんでしょうか?

須藤:当時はサイバーエージェントもそこまで大きな組織じゃなかったので、「いつかはエンジニアになりたい」と話していたら、エンジニアさんのいろんな仕事を手伝わせてもらえることになったんです。

須藤:当時はAWSなどがなかったので、インフラエンジニアの仕事は今と全然やり方が違いました。物理的に重いサーバーをデータセンターに運んで、ラッキング(サーバーラックに収納する作業)をしたり入れ替えたり…要は力仕事なんですよね。

社内で手伝ってくれる人を募集してたので「行きます!」と手を挙げて、手伝いはじめたら「君、筋がいいね」「来週からこっち来なよ」となりまして(笑)。晴れてエンジニアにジョブチェンジしました。

力仕事だけでなく、当時のインフラチームが困っていることの中から自分がやれることを全部巻き取って、少しずつ経験を積んで成長していった感じですね。

――サイバーエージェントにはどのくらいいらっしゃったんですか?

須藤:2022年に退職したので、16年ですね。

AbemaTV(現ABEMA)の立ち上げにインフラエンジニアとして参画したり、アメブロやピグなどのいろんなメディア事業に携ったりと、会社と一緒に成長させてもらった16年間でした。

「日本のGDPを上げたい」。自分と向き合って気づいた“本当にやりたいこと”

――サイバーエージェントで長く活躍していた須藤さんが、YOUTRUSTに出会ったきっかけも知りたいのですが…そもそも、サービスの「YOUTRUST」のことはご存じでしたか?

須藤:はい、知ってました。メディアの世界にいると、何か面白そうなものが出たらとりあえず登録してみる風潮があるんですよね。それでYOUTRUSTも、出たばかりのころにミーハー心で登録した覚えがあります。

転職活動をしようと思ったときにそれを思い出して、転職意欲を「積極的に探している」に変えたらワーっとスカウトが来て、いろんな方とつながれて。改めて面白いサービスだなと思いました。

――いろんなスカウトもあった中で、YOUTRUSTに入ろうと思った決め手は何でしたか?

須藤:実はサイバーエージェントを退職してからアメリカに飛び立ち、2年間無職だったんです(笑)。
時間だけはたっぷりあったので、これまでの仕事を振り返ってみたんですが…どれだけいいエンジニアがいても、マネジメントが機能しないとパフォーマンスが出ないということに気づいたんです。かつ、自分はその分野である程度成果を出せた自信もありました。

マネジメントは具体的な問題を解決する仕事というより、各所のバランスをとりながらいい方向に持っていく仕事です。次もただエンジニアをやるのではなく、そういう「明確な答えがないものを解く」仕事をしたいと思うようになりました。

須藤:あと…外国に住んでると、日本と比べて課題を感じてしまうシーンがやっぱりたくさんあって。「次に何かやるなら日本のGDPを上げるようなことがしたい」と感じるようになりました。
そんな折にYOUTRUSTと出会い、金子さんとカジュアル面談をすることに。「人材の流動性がその国の生産性と関連している」「転職したいのに踏み切れていない“転職潜在層”は60%以上いる」みたいなことをたくさん教えてもらって、すごく腑に落ちたんですよね。

たしかに自分の周りにもそういう人はいっぱいいるし、彼らをポジティブに動かすことができたら日本はもっと良くなるかもしれない。
「日本のモメンタムを上げる 偉大な会社を創る」というYOUTRUSTのビジョンにも惹かれました。「日本オワタ」みたいな斜に構えた雰囲気が好きではなかったので、「モメンタムを上げる」という言葉にはとても共感できたし、しっくり来た感じがして。
YOUTRUSTなら「日本のモメンタムを上げる仕事」ができるし、「答えのない問い」に向き合える。そう思って入社を決めました。

――ちょうどやりたいことが合致する環境だったんですね! ちなみに、YOUTRUSTのメンバーの印象はいかがでしたか?

須藤:すごくいい空気が流れている会社だなと思いました。
サイバーエージェント出身のメンバーが多く、元々知り合いだった人もいたので、戸惑いとかはなかったですね。なんなら挨拶とかすごいしてくれるし、みんな笑顔で迎え入れてくれて、いい人ばかりで驚いたくらいです(笑)。

“その先”を経験している自分だからこそ、できることがある

――YOUTRUST社員の約束として、「元気は、利益。」「変化を起こせ。」「やりきってるか?」の3つの項目、“YOUPROMISE”を策定しました。特に共感できるものを教えてください。

須藤:僕は「変化を起こせ。」が好きですね。

前職がメガベンチャーで、しかも16年もいたので、たくさんの変化を目の当たりにしてきました。プロダクトが立ち上がったりクローズしたり、人が辞めたり辞めなかったり(笑)。

1つのプロダクトに向き合ってきたキャリアではないからこそ、経験値の多さは自分の武器だと思っています。

YOUTRUSTは、今まさに拡大フェーズの真っ只中です。これからたくさんの変化が起こるなかで、“その先”を経験している自分だからこそできることがあるはず。

自分の真価をきちんと発揮して、強い組織・すごい会社にしていかなければ…という覚悟も込めて、「変化を起こせ。」を選びました。

――では、これからYOUTRUSTでやりきりたいことについて教えていただけますか。

須藤:1人目のSREとしてジョインしたからには、しっかりシステムを安定させ、中長期的に守っていけるような仕組みを作っていきたいです。
SREの役割を簡単に言うと、サービスの信頼性をシステムの観点から担保することで、ユーザーの満足度を維持していくこと。

今のYOUTRUSTのシステムは綺麗ではあるものの、まだまだ課題も多くあります。これらの課題を放置せず、まずは「現状維持」のレベルを上げることに注力したいです。


須藤:そして、4月からは念願叶ってプロダクトチームのマネージャーをやらせていただいています。
現在のプロダクトチームは9名と少人数ですが、その分コミュニケーションも活発で、お互いにサポートしながら毎日楽しく働いています。

ここから人数が増えていく想定ですが、どれだけ規模が大きくなっても、組織のメンバーが元気に、ポジティブに働けることが不可欠。
組織開発が事業グロースにおいて一番重要だと感じているので、強いチームを作るための仕組みづくりにも積極的にチャレンジしていきたいです。

――最後に、未来のYOUTRUSTのメンバーに向けてメッセージをお願いします!

須藤:これからHR領域がますます成長していくことは間違いないと思います。業界もサービスも盛り上がっているこのタイミングでしかできない経験がたくさんあるので、ぜひ仲間になりましょう!

YOUTRUSTでは一緒に働く仲間を募集しています!