写真作家の死:20240722
中国への展示の経緯①
2025年にギャラリーで個展が決まりました(たぶん)この間の1年間に
私が今何をしようとしてるのか、何を考えているのか。
何に憤慨して何に落ち込んで何に恐れているのか。
写真のことだけなく、ただの56歳(今年57歳)のおばちゃん自称写真家が
「どこへ辿り着くのか、どこにも辿り着けないのか」
それを記録として書いていこうと思います
お元気ですか?関東ちほうは空梅雨があけましたが、毎日体温越えの
気温でそれだけで体力が消耗している感じです。ブログも3日坊主の前で
挫折してる感じです ああ暑い。
今日は中国の展示の経緯を書くと行ったのでその話
ある方からmessenger (fb)がくる
2022年12月のある夜、ある方からメッセンジャーが来ました。
「榎本さんこんばんは」
fbでは友達でいたもの、ここ数年やりとりのなかった作家仲間でした。
リアルタイムで返事をできなかったので次の日に
「ごめんね、寝てたのですぐ返事できず、活躍SNSで見てますよ」
と義理みたいな返事を出す。(彼女は作家としても作品が話題になってたので)するとこんな返事が来ました
「こんにちは、最近は忙しいですか? 相談したいことがあります〜」
ん?と思って続きを見ると
「来年2023に、中国で「女性写真家の視点から」という展示企画があり、中国女性写真家8名と日本語写真いえ8名という予定です。
最近の日本の女性写真家を探してます。
中国で展示する興味があるかと聞いてみたいです」
なるほど彼女は中国からの留学生なので日本語堪能なのだが
多少テキスト入力の日本語が可愛らしい。
「誰かを紹介すればいいのかな?」と返事する
「榎本さんに聞いてます。榎本さんは中国で展示したいかどうか」
うっそー!!!!
速攻でしますよと返事する(当たり前)
ここで条件を聞かないうちに返事したのは(展示詐欺もありますからね)
彼女のことを作家としてよく知ってた
彼女は日本へ留学していて確か多摩美か武蔵美の留学生だったのが現在は東京藝大の院生であることも知ってた
展示するために費用はかからない&プリントも全部向こうでやってくれるという説明があった
私の作品20050810をよく知っているのを知ってた
からなのです
彼女とどこで知り合ったのか?
実はあるコンペの会場でした。Canonが開催してた 新人むけコンペの
写真家オーディションSHINES というのがあり(現在はこのコンペは終了してます)第二回の16名ファイナリストとして榎本もプレゼンできたのですが(入賞はしてない 涙)その時に一緒にファイナルに入った方でした。そして彼女は入賞してます。(2019年 年末でした)
その時のプレゼンで私の作品を見ていたのと、現在大学院に行きながらキュレーションアシスタントとしてもやっているらしかったのでした。
思ったのは
「SHINES はダメだったけど、ちゃんと見てる人もいる」
ああ人生無駄なことはないのかな
年明けから打ち合わせしましょうとやり取りをしてルンルン♡(死語)な
気持ちで2023年を迎えたのでした。嬉しかった。。
年明けてから再度少しデーターを送ったりしてました。
が、しかし
その後の連絡がさっぱり来なくなった。。。。。(汗)海外展示って自分の妄想かと心配になっておりました。。。
3か月後
「榎本さん、ひさしぶりです。連絡が遅くなってすみませんでした。
最近、中国の政治のせいで外国人特に日本人という国籍のアーティストの
展示が難しくなってしまいまして、展示が延期になるかもしれないですが
何か新しい情報があればまた連絡します!」
がーん
仕方ない。こっちはお金を払ってるというわけではないし。。と
気を取り直す。中国とか政治とかそうだよねあるよなと改めて
実感する。
その後4か月が過ぎました。。
続きは明日にします。