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【開催報告】ユースワーク・キャンプ2024
ユースワーク•キャンプ2024〜ユースワークがつくる未来とは?〜開催しました!
怒涛の2日間!オプショナルツアーから参加した人は3日間でした!
完全に2年目なのでとロジを軽視した結果、総勢180名を超えるメンバーでものすごく大変な日々になりました!(猛反省)
個別のグループにぐっと入ることはできなかったけど、担当した2つの分科会とぐるぐると回りながらいろんなグループの話を聞けてとてもよかったです。以下、感想になってしまうのですが2日間を通して感じたことです。
ユースカルチャー×ユースワーク
ユースカルチャーとユースワーク(ユースワーカー)との関係性はとても難しいなと思っています。ユースはユースたちでやりたいことで集まっているわけで、そこにワーカーと言えども入って行くとそれはユースカルチャーにならないのではないかと思ってます。そんな中で今回事例を話してもらったゲームやスケボーでは、ズケズケとよくない大人が入ってきたり、逆に世間から排除されてしまう扱いをされることがあったりします。そんな状況でユースワークとの接点が見え隠れして面白かったです。個人的に感想の時に「ユースカルチャー」について書いてる人が何人かいたのが嬉しかった!※念願の元プロゲーマーとのスマブラ対戦も企画できてよかった!
震災×ユースワーク
こちらも一見すると関連はなさそうなんですが、被災した状況で気持ちが大きく揺れ動く状況で若者とどう関わるのかは大事だと思ってます。また、そこから若者政策にどう繋がって行くのかも大事な要素だなと。東日本と能登の事例をお聞きする中で、小浦さんが、「正直ワーカーも被災して心が折れそうになるが、若者たちの声を聞くことでワーカー自身も助けられている日常がある」と話していて、この相互関係の中にある日常がユースワークだなと感じたりもしてました。
ユースワークがつくる未来とは?
今回のテーマでもある「ユースワークがつくる未来とは?」をそれぞれが考えて、発表するのをぐるぐる回りながら聞いていて、聞こえてきたことをまとめると大きく4つ。(一つ一つ最高なのにまとめちゃって考えてしまう悪い癖)
安心安全な場所
これは物理的な場所だけでなく、心理的に安全な場所も含めて。
権利保障
市民力/民主主義
生きにくさ/搾取
その4つのことを僕は後半考えてました。ここまで多くの若者や普段若者に関する人が集まっていて、この4つを願うと言うことは、裏を返せば今日本にはこの4つが存在していないということ。
安全安心な場所はなく、権利保障もされず、エセ民主主義で、搾取され、生きにくさを抱える若者が多いと言うことだなと改めて実感しました。(どんな社会やねん!と突っ込みたくなる笑)
それぞれの問題に対して、個別で取り組みむことももちろん大事なんだと思いつつ、幅広くユースワークという面でぶつかっていくことも大事なんだろうと思ってます。何がユースワークで何がユースワークでないかも大事かもしれないが、少なくとも今この現状をどうにかしたいと改めて感じました。ユースワークキャンプでそういった繋がりが生まれ、社会全体へと提起していけるといいなと思います。
そして、この場で力をもらって、また明日から若者たちと向き合っていこうと思ったという感想も多かったのも印象的でした!本当に若者と最前線で関わっているからこそ、ワーカーだってつらさもあって、吐き出してもらえたのかなと。
本当に参加してくれたみなさん!ありがとうございました♪このご縁を終わらせず、また来年会いましょう!
ユースワーク・キャンプ実行委員会 片岡一樹