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8月へ、忘れ果ててたイデアごと

湿気が強すぎて不快な気持ちになっています。どうも、ドレスデンです。こんなタイトルをしていますが、今全然5月です。僕は年柄年中夏について考えてるので、日付に関係無くこんなタイトルをつけますし、訳の分からないアロハシャツを着用しています。夏、良いですよね。一夏の出会いとか、忘れかけていた思い出とか、世界の約束とか、最後の花火とか、水着とか。僕が求めたもの祈ったもの全部全部夏の中にある気がします。毎年夏が来る度に何かが変わる気がして、僕の中で凝り固まってたものが氷解するような素敵な出来事が起きる気がして。でも実際に夏が来てみたらそれなりには楽しいけど何も変わらない日々が続いて、そうして気づいたら日々が舞って秋が来ています。23年間そんな感じでしたし、きっと24年目の夏もそうなるのだと思います。記憶妄想に変わる程の思い出の無い夏を今年も生きるのでしょう。

アニメとかギャルゲが好きなので夏に対して過度の期待をしていますが、それを越えられる夏は今のところ来ていません。僕が好きな作品では一生が変わってしまうようなターニングポイントや忘れられない思い出が夏に出来たりしていますが、僕の夏は海にも山にも行かずほぼほぼブックオフか家で終わっています。せいぜい思い出したかのようにるろうに剣心を読破したり、ふっと自転車を飛ばして一人川に行ってぼんやりするぐらいしかしていません。神聖かまってちゃんが似合ってしまう夏です。本当に嫌ですね。

というか自分が夏に何を求めているのかも正直分かりません。分からないからこそ “何か” という単語に逃げるのでしょうか。第一人間待ってるだけじゃ楽しいことは起きやしません。季節や月日が変わるだけで自分の中に変化が起きるとか、そういうことはあり得ないと思います。変化はいつだって自分から起こさないと行けないですし、なるようになった未来は大体最悪だと思います。だから、今年の夏ぐらいは去年の夏よりも楽しいものにしたいと思いますし、今までやろうやろうと思って進めてなかった諸々を進めていこうと思います。十代も学生時代も終わりましたし、若者と言える年齢もそろそろ終わりを告げますが、まだ自分の中に青春のリバーブが残っている内にやれることをやっていきます。見守っててください。


良い曲ですよね、俺も油断してたら大人になってました。

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