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#11 松岡の穴をどう埋める?

こんにちは、ユースケです。

五輪も終わることですしそろそろサガン鳥栖の話をしましょうかね。

という事で、今回は多くの鳥栖サポが気になるアンカー松岡の後任を考えていきたいと思います。

こういう類の話に正解なんてありませんので、あくまで私の個人的な考えとしてゆる~く読んでいただけると幸いです。

■現状では島川一択

もう明日がFC東京戦なので、ひとまずはやはり島川一択だと思います。

もちろんソッコが復帰する前提ではありますが、現状チームにいる選手の中では島川以上の選手はいないと考えます。

他の候補としては義希や梁さんと言えると思いますが、義希は守備強度と運動量は◎ですが、足元に少し不安。梁さんは足元や展開力は◎ですが、守備強度と運動量は不安が残ります。

島川はそれらのスキルをスペシャルではないものの高いレベルで兼ね備えていますので、やはりスタメンという意味では島川一択と言えるでしょう。

■若手はどう?

Twitterなんかを眺めてると福井くんに期待する声も多いようですね。あとはU18で同じポジションをやっている坂井くんでしょうか。

まずは福井くんですが、彼に関してはこのアンカーというポジションで育てるべき選手ではないと思います。

U18でもやっていたことがあるのでこういった声が出てくるんだと思いますが、アカデミーでの起用はいろんなポジションをやらせることでプレーの幅を広げるというあくまで育成上の目的であって、トップチームでアンカー起用は現実的では無いと思います。

本人のスキルや特徴からしても、トップチームでは今まで通り攻撃的なポジションで起用するべきかなと思います。

次に坂井くん。U18では現在もアンカーで出場していることから適正はもちろんあります。

ですが、これは福井くんにも言えますが、彼らはまだ2年生。チームの心臓であるアンカーのポジションを高校2年生に託すと言うのはちょっと無理があります。

攻撃的なポジションならまだしも、プロの強度の中で守備的なポジションに2種登録の選手を使い続けるのは大きな怪我の原因にもなりかねませんし、失点の原因になりやすいポジションなのでメンタル的な意味でも起用は慎重にならなければなりません。

松岡が特別だっただけで本来は10代の選手に全てを背負わせるポジションではありませんし、その松岡にしても去年は失点に直結するミスも多くあり、降格が無いことである程度目をつぶりながら一年かけて大事に育てました。

バックアップ的に坂井くんを2種登録するのはアリですが、メインで使い続けるのはちょっと厳しいかなと思います。

■ダブルボランチならどう?

これはちょっと戦術的な話が絡んでくるのでなかなか難しいところですが、相手チームの配置によっては今期すでにダブルボランチのような形でも試合をしていますし「ダブルボランチにしたから負担が減る」という簡単な問題ではありません。
どっちみち片方のボランチは攻撃中も後ろに残ってカウンターに備えたりと守備的な仕事は免れないので、やってる事はアンカーと変わらないですしね。やはり原則守備強度の高さと運動量のある選手でなければアンカーは務まりません。

■来季はどうする?

とりあえずは今期の残りをどうするか?という視点でお話ししてきましたが、では来期はどうするのか。

今内定している大卒の5人の中でアンカー適性の選手はいません。無理やり言うなら菊地くんですが、彼は攻撃的なポジションの方がより活きると思いますし、せめてインサイドハーフですね。アンカーは体格的にも厳しいかと思います。

ですので流石に補強は必要です。8/8現在、加入のお知らせは何もありませんが果たしてどうなるのか?島川をスタメン起用するとCBの層にも影響が出てくるので、正直来季を待たずして今すぐに必要ですけどね。

いかがでしたでしょうか?

松岡の移籍は衝撃的でしたが、もうこれはどうしようも無いので彼の決断を尊重し応援するとして、サガン鳥栖はサガン鳥栖でまた新たな道に踏み出していかないといけませんね。

林の方は8/8正午現在、まだ正式発表は無いですが、佐賀新聞の記事にも上がったことから決定的。クラブも準備できている感じもしますし、大卒の彼にとってあまり時間も無いですからね。W杯を目指すなら今しかないでしょう。松岡同様、本人の決断を尊重してその挑戦を応援していきたいですね。

それではまた。

※【追記】8/8 18時 林移籍のリリース出ました。かましてこいビースト!

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