『仕事の8割はつまらない』No.7
毎日、楽しく働けていますか?
私は、毎日決まった場所に行くことが当たり前だった生活は、今年一変しました。
今は週3回程度の出勤と、テレワークで仕事をしています。
以前と変わらず、毎日出勤されている方も多いかと思います。
「生活」していくためには、お金を稼がないといけません。
だから、毎日働いています。でも、せっかく自分の時間を使って働くのですから、楽しく働きたいですよね。
先日発表された2019年の育児休業取得率は、女性は8割だが、男性はいまだに1割弱です。
私は、1998年1月に育児休暇明けに職場復帰しました。
休暇前に所属していた部署に育休から職場復帰した初めてのケースになりました。
なので、上司も扱いなれていない・・・。
どうせ、そのうち辞めるだろうという空気でした。子どもが3歳になるまで時短勤務をしながら乗り切りました。
あの頃を思い出すと、家族3人は何かのスポーツチームのような感じでした。
子育て真っ最中の時は、時間をお金で買うように、お迎えをアウトソーシングしていました。時短もしていたので、仕事が終わらないときは、休日出勤をしてこなす日々でした。それでも、子どもが熱を出したりすれば、夫と交代で休んで看病したりしていました。
仕事はというと、完全に干されていた時期もありましたよ。
周りはみんなとても忙しそうにしているのですが、私はやることもなく、何か資格の勉強でもしようと、色彩検定のテキストなどを読んでやり過ごしていました。
「何か手伝うことありませんか?」と声をかけても、皆さん忙しすぎて、分担説明をする時間も惜しいという雰囲気でした。
また、個人売り上げ達成のKPIがあったので、簡単に分担できないという事情もありました。完全に社内で失業したような状態でしたが、辞めようとは思いませんでした。
いつも忙しそうにしている人は、いったい何で忙しいのか?
社内で上司受けがいい人は、なぜなのか?など、人間観察をするようになりました。
何より、辞めることはいつでもできますが、子どもがいる女性の再就職は当時も今も、そう簡単ではありません。
ですから今、テレワークができる状況をとても嬉しく思っています。
大学生になった子どものために、きちんと食事を作る時間ができ、仕事の合間に家事もこなせます。もっと早くこの状況があればよかったなと思います。
COVID-19のパンデミックは、私たちの「働く」意識も180度変えてしまいましたが、これは良い方向に行くのではないかと思っています。
男性もこれを機に「働く」ことを改めて考え直すきっかけになったのではないでしょうか?
お金を稼ぐために働くことが前提であると、とても苦しく感じる時があります。ワークライフバランスが重要なのはわかっていますが、頑張って働くことを選ぶと時間がたりない。働くことを少し諦めると、生活費がたりない。
「経済的貧困」か「時間的貧困」かの2者択一ではなくなるといいのですが、お金も時間も得ることは簡単ではありませんよね。
もちろん、心を病むほどつらい状況にいるなら、すぐにでも今の仕事は辞めたほうがいいです。自分の命が一番大事ですからね。
でも、いやいやでも続けられそうなら、なりふり構わず、その会社に、その仕事にしがみついてください。
そうやって耐えながら、次のチャンスをつかむために準備をしましょう。
では、また次回。
明日も自分から挨拶をしよう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?