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『仕事の8割はつまらない』02

ある日、上司に呼ばれ、異動を告げられた。
しかも、自分が希望していない部署に配属された。
その時、あなたならどうしますか?


人間関係を新しく作っていくことに、わくわく感を覚えるなら心配はいらないが、不安ばかりが先立ち夜も眠れなくなるなら、こう考えてみてはどうだろう。
「どこに行っても、私と気が合う人もいれば、合わない人もいる」または「そもそも、仕事の8割はつまらないもの」だと。
そうして、薄氷を踏むように気を付けながら、新しい部署に踏み出そう。


大切なことは、自分から挨拶をすること。仕事をするうえで何より大切なスキルは、英語が話せることでも、りっぱな学歴や資格があることをひけらかすことではない。
挨拶ができる、約束の時間を守る。これこそが、コミュニケーション力だと思う。


最初から上手くいかないかもしれない。まずは3か月なんとか乗り切ってみよう。緊張と不安で、あっという間に過ぎるはずだ。次は1年続ける気持ちで仕事と向き合おう。1年後は違う景色が見えてくると信じて。
1年続けてみると、組織の中で自分のやるべきことが見えてくるだろう。

「楽しい」と感じたなら、その気持ちを大切にして邁進しよう。
「苦しい」と感じるなら、その気持ちをじっくり味わってみよう。
「なぜ苦しいのか」
「なぜ楽しく仕事ができないのか」
「なぜ」を繰り返し考えてみることが大事なのだ。
この「なぜ」を問う時、自分を真ん中に置くことがポイントだ。
自分にスキルがないことが原因なのか?あの人がいることで、自分はストレスを感じるのか?


長く働いてきた私も、セクハラもパワハラも受けた経験がある。
だからと言って働くことを辞めなかった、辞められなかったのは、自分が食べていくためだった。

でも、心を病むほどの辛い、セクハラやパワハラはきちんと会社に訴えよう。どれほど自分が辛いのかをきちんと整理して、人事部門に伝えてみよう。
まだ、自己解決できそうな段階なら、はっきりと相手に「嫌だ」と伝えたうえで「食べていくため」と考えれば、まあ仕方ないかと受け流せるような気がする。

そうしてなんとかやり過ごして、生き延びてみよう。

では、また次回!

明日も自分から挨拶しよう!

#仕事の8割はつまらない #働く#生きづらい

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