#天と小糸 "MindFulness"1月5日(日)no.51
もうちょっと
一足踏み入れてみようかな?
って思うけれど
そのもう"ちょっと"は"ちょっと"寄ったら
"ちょっと"遠ざかったりするのだろうか?
関係性に付随するのだろうか?
お付き合いをするのだって
半ば口約束なのであって
堅い証明がないのだとしたら
その関係性の結び目は
堅いのだろうか?
やがて綻びに繋がるのだろうか?
いつだってある様に隣には
演出としてもはや同調性は選べる世の中で
それが社会に表面化しやすい様に
必要最低限の"らしさ"が与えられて
それを高らかに笑い会えるように
わざと平和であるかのように
それでその同義を重んじる様に
他人の様子を見て個人的をその向こうの個人的へ
何処で拝借してきたのかさえも様子は知れず
単純に自分の収集の偏りの表れなのかもしれないが
己の隠居が続くのでさえも
それは僕の勝手で態々晒している事であり
結果その向こうへ行ってはいるのだけれど
考え過ぎていないかというと嘘にはなる
否
嘘って云うことでもなくて
考えるをしているからなのか
考えるをしないは結果的に
表情は逆にもなったりするのだ
笑ってる時に面白くない
面白い時に笑っていない
その様な綻びを目の前にした夜闇
笑い合ってるカップルは先程バイパスの
信号機を渡らずに駅方面に向かって
笑いながら歩いていた
僕はバイパスの下の横断歩道を
なんとなく"それ"に触れ渡る
真実なんてないのに勝手に真相を自分の仇にする
僕たちは
うまく相槌や会話が噛み合わない縺れなんて
仲に繋がるのだろうかと不安にはなった
そんなの関係ないや
そう、フロントガラスは関係ないや