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チルドレンズ・エクスプレスとの出会い-1


 ユースエクエクスプレス・ジャパン(YEJ)の立ち上げから半年。「どうしてやろうと思ったの?」「目標は?」などと大人たちから聞かれることが多いのですが、今はひと言でうまく説明できません。一方、若者たちは「取材活動か、面白そう。私のXXXXに役立ちそう」とそれぞれに目的を持って参加してくれている。なので「我々(大人たち)はこんなビジョンを持ってます」なんて表明は余計なお世話かもしれない。大人側のビジョンやミッションなんて謳う必要がないかもしれない、最近はそんなことを思っています。でも「目標」はあります。別noteにいつか書きます。

 まずは「取材活動って面白そう」と思う子どもや若者が増えれば嬉しいと思いnoteを始めました。今回は、YEJの前身の団体、チルドレンズ・エクスプレス(CE)(2017年解散)と私の出会いです。


セレンディピティすぎた

 子ども出産直後をこの話の始まりにします。0歳児を抱えて当時勤めていた教育系スタートアップ企業に復帰したものの、ベンチャーでのワークライフバランスは相当ハード、まさに無理ゲーというやつです。保育園のお迎えのため会社を定時で出ることに理解が得られないような雰囲気がありました。
 そんな時、やっぱり世の中何があるかわからない。当時同じマンションに住み、子どもが同じ保育園というママ友さんが「会社で新規事業の立ち上げメンバーを探している」(&働きやすいよ)とおっしゃるではないですか。そのママ友が、大門小百合さんです。
 こちらの著書に私もちょこっと出てきますので紹介:

ジャパンタイムズ・ジュニア

 小百合さんとの出会いがきっかけでジャパンタイムズに入社した私は、セミナー開催含め、いくつか新しい企画を立ち上げました。その一つが「ジャパンタイムズ・ジュニア」という学校向けや学生向けの英字新聞です。ちなみに意外と知られていませんが、The Japan Timesは”日本の”英字新聞社です。

 

チルドレンズ・エクスプレス

 すでにThe Student Times =通称ST、という英語学習者向けの新聞もジャパンタイムズ社は発行しています。じゃあジャパンタイムズ・ジュニアはそれとどう差別化する?という話の流れで、「子ども記者が書くというのは実現できたりしないんだろうか?」と思ったわけです。それでインターネット検索で一発目に見つかったのがチルドレンズ・エクスプレス(CE)でした。(CEのことを詳しく書くのは別noteにします。)
 ホームページ記載のアドレスに問い合わせメールを送り、「では一度会いましょう」となり、渋谷のCEのオフィスに向かいました。2006年か2007年のことです。初めて当時の事務局長だった岡見浩子さんに出会った時「最近の人は脱いだ靴を外向きに揃えない」と指摘されてしまったのは忘れもしない恥ずかしい思い出です。(つづく)

執筆:Nao Nakatani

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