日本骨髄バンクの設立年は?骨髄バンククイズ(2022/2)
どうも、今月から新しくクイズ記事を担当します湯蓋です。先月の記事にあるように、これからは木目田さんと二人体制でクイズ記事の作成を行なっていくので、どうぞよろしくお願いします!
さて今回は、骨髄バンクの創設年をピンポイントで言い当てる問題で、なかなか難しいのではないでしょうか。ということでヒントです!
サッカー界のレジェンド、マラドーナが違法薬物使用で逮捕された年です!!
っていってもわかりませんよね(汗
マラドーナが好きなので名前出したかっただけです、
すみません。。。
もっと真面目にヒントを出すと、ソ連崩壊や湾岸戦争など、国際情勢を揺るがす大事件が発生した年。歴史の教科書にも載っているのでわかった人も多いのでは??
そう答えは…
1991年(平成3年)
です。
この年の12月に、「財団法人 骨髄移植推進財団」として発足したのが、今の日本骨髄バンクです。不治の病に当時は侵された人々の命を守るため、多くの一般の方々が立ち上がり、苦難の中でも奮闘したからこそ設立できた団体です。
発足当初の目標登録者数は10万人。現在では、有難いことに登録者数は53万人を超えています。
しかし、実際に骨髄提供を受けることができる患者さんは全体の6割にも達しません。
骨髄提供までに至らない理由
マッチングしたのに、骨髄提供まで至らないそのほとんどの理由がドナーさんにあります。例えば、ドナーさんの健康状態や既往歴から、骨髄提供を断念する場合があります。骨髄提供はドナーさんにも肉体的負担がかかる治療法なので、提供者の健康状態もとても重要です。
健康上の問題はどうしようもないことですが、実は健康理由以外の理由で提供を断念する場合の方が多いのです。上の図は、健康理由以外の内訳ですが、「都合つかず」が一番多いことがわかります。
いざ骨髄提供するとなると、ドナーさんは病院へ通院したり、数日間入院する必要があるので、10日間程仕事や大学で休みをとらなければならず、それがハードルとなるのです。
企業や自治体によっては、ドナーの休暇、休業をサポートする制度がありますが、このような制度をもっと広めていく必要があります。ユースのメンバーの中には、通っている大学でのドナー公欠制度導入に向け、活動しているメンバーもいます。近々活動報告記事が上がると思いますので、チェックしてみてください!
最後に
骨髄バンクの設立運動に携わった方々の想いや希望を引き継ぎ、私たちユースアンバサダーは一人でも多くの命を助けられるよう頑張ってまいります。
この記事を目にしてくださった方、ドナー登録の検討をしてくださると幸いです。m(_ _)m