骨髄バンクのドナー登録をしたよ!!
こんにちは、僕は骨髄バンクユースアンバサダーのきめた!大学一年生!
骨髄バンクのドナー登録は18歳から
私は高校2年生の頃に骨髄バンクのユースアンバサダー(以下YA)に加入しました。当時の私はまだ16歳だったので、ドナー登録の要件を満たしていません。今年の2月にようやく18歳の誕生日を迎えて、念願のドナー登録ができるようになりました。
(ドナー登録の要件に関しての詳細は、このクイズ記事をどうぞ!)
→骨髄バンククイズ (2021/5
きめた「はい!!!!!!!!行きます!!!!!!!!!!!」
8月26日、8:45に大宮献血ルーム集合になりました。
私は神奈川県に住んでいます。朝起きるのが世界一苦手です。嗚呼。
いざ、大宮献血ルームウエストへ
え、この街めっちゃ綺麗。
え、この献血ルームめっちゃ綺麗。
(このページから、大宮献血ルームウエストの3Dパノラマが見れるよ)
→大宮献血ルームウエスト
私が「献血ルーム」と初めて目にしたときは殺風景な部屋をイメージしていましたが、入って2秒でその印象を覆されました。オシャレ。
ちなみにご覧の通り私は決してイケメンではありませんが、看護師さんに「モデルの方?」と聞いていただいたり、通りすがりのおじいさんに「ジャニーズ?」と聞かれたりしました。大宮、良い街です。好きです。
ドナー登録の手続き
(下の方に採血/献血をしている様子を写した写真があります。)
まずは受付でドナー登録がしたい旨を伝えます。その際、献血も同時に行うかも聞かれました。今回私は献血も同時に行ったので、その様子もお伝えします。写真は緊張しすぎてNGを連発している私の様子です。
その後はパンフレット「チャンス」をよく読んで、
申込み用紙に必要事項を記入します。
(チャンスについての詳細は、こちらのクイズ記事をどうぞ!)
→骨髄バンククイズ (2021/8)
詳しい手続きの方法も、パンフレット「チャンス」に記載されています!
書き終わったら窓口にお渡しして、簡単な登録作業。そして遂に採血です!
骨髄バンクのドナー登録には、約2mLの採血が必要です。その血液から、HLA型(白血球の型)を調べます。ここでドナー登録の手続きは終了です。検査に費用はかからず、長い時間待たされることもありませんでした。
適合検索が開始されるのは20歳になってからで、私はまだ18歳ですが、適合通知が届くのを気長に待とうと思います。
最後にいつもどおり献血をしました。
よくある質問
友達と骨髄バンクについて話していると、有り難いことに色々な質問をもらいます。
「痛くない?」
採血や献血は、確かに多少痛いです。なんせ針を刺しているので。私もコロナのワクチンを打った際、「痛いですか?」と聞いたら「そりゃそうですよ。」と返されました。
ですが、よくあるデマとして、「骨髄採取の際、脊髄に針を刺すので激痛である」というものがあります。これは全くの間違いです。「骨髄」と「脊髄」の混同が起こったゆえの誤りだと考えられます。
骨髄液は、骨盤を形成する大きな骨=腸骨(腰の骨)から注射器で、そして多くの場合は全身麻酔下で行われます。実は脊椎(背骨)では無いんです。
「危なくない?」
リスクに関しての指摘もよく耳にします。骨髄・末梢血幹細胞の提供ではドナーの安全が最優先されますが、実際、過去にはドナーに健康上の被害が生じた事例があります。
しかし2021年11月現在、いずれの場合も治療によりドナーは回復し、通常の生活に戻っています。日本骨髄バンクを通した骨髄・末梢血幹細胞の提供で、回復出来ないダメージを負った事例/死亡事故は過去にありません。
提供後に痛みや発熱などの症状が出ることもありますが、どちらの提供方法においても通常は速やかに回復します。詳しくは「チャンス」に記載があるので、ご確認頂ければと思います。
最後に
私がYAに入ったのは全くの偶然でした。ボランティアを探していた私が、Twitterでたまたま見つけたのがYAの募集ツイート。言葉を選ばずに、誤解を恐れずに言ってしまえば、それがYAでなくても良かったような気がします。
でも私は、きっかけは偶然でも、気まぐれでも、不純でも良いと思っています。例えばギターを弾き始める動機がだいたい「モテたい」であるように、献血の動機が、献血ルームの無料のコーラでも良いんじゃないでしょうか。始めから崇高な理想を持った活動は時に長続きしません。
きっかけは時として偶然ですが、その後に学ぶチャンスはそこに、常に、必然的に存在します。あなたがこの記事をクリックして、最後まで読んでくれたのは全くの偶然かもしれません。それこそ、私は骨髄バンクを全く知らないような方に偶然届くことを祈って書いていますし、YAのメンバーは活動しています。
私はそんな偶然に身を任せた結果、素敵な仲間たちと出会えて、少しでも貢献できる環境にいられて、学ぶチャンスを得て、そして大げさでなく誰かの命を救うかも知れない活動ができています。骨髄バンクのドナー登録には、そんな魅力があると私は思っています。あなただけが救える命があるかもしれません。
もしよければ、ぜひ他の記事もお読みになって頂ければ、と思います。贅沢を言えばパンフレット「チャンス」を是非お読みになってください。もっともっと詳しく知ることができると思います。そして更に贅沢を言えば、ドナー登録のご検討を何卒よろしくお願いいたします。
→日本骨髄バンク公式サイト
そして骨髄バンク公式Instagramにて、今回の私の体験が動画になっています。そちらもお時間許せば御覧ください!最後までお読み頂きありがとうございました!
→日本骨髄バンク公式Instagram