短期集中連載「P.R.S.とHXstompと私〜時々レスポール〜」その2
ども、短期集中とか言いながら1週間開きましたけど気にせず始めます。
マイペース大事‼︎
という事でその2「ソロアルバム編」です。
P.R.S.を手に入れた私が何故この作品を作ったのかも含めて少々語りましょう。
まずおニューのギターを手にしたんで自分のデモとか歌ってみた音源でどしどし使い始めます。
アーミングもできるぜー‼︎チューニングの安定感ハンパないぜー‼︎とか、
ダウンチューニングのヘヴィーなリフも濁らずに聴こえるぜー‼︎とか一通りやります。
で、飽きた訳じゃないけど使っている内に色んな音が出せる事に気付いていきます。
付いているのは5点切り替えのブレードスイッチなんですけど、
特にストラトで言う所のハーフトーンのポジションでタップになる仕様ですね。
フロント側はリア+フロントのミックス。
コレはクリーントーンとかちょっと歪ませてストロークする時なんかでよく使います。
ま、俗に言うシングルコイルっぽい音です。
で、面白いのがリア側の音でリアはハムバッキングそのままで、フロントのみタップされてシングルのミックスとなる訳です。
最初、コレいつ使うんだ?くらいの感触で使えねー、くらいに思ってたんですけど、ネットの文献を探してみると、どうやらコレはP-90の音を意識していると言う事を発見します。
なるほど…と思いそのイメージで音作ってみるとホントにそんな感じで鳴るんです。まあよく出来ている事。
そこでP-90の音と言うイメージでレスポールスペシャルが浮かんだ訳です。
Epiphoneのカジノとかにも付いてるけど、自分的にはスペシャルの方がイメージ強かったんで。
奥田民生とかGreenDayのビリージョーとかの。
上記のミュージシャンも結構大好きな部類に入るんですけど、特にイメージ的に強く有ったのがバンプだったんです。
サウンドで言うと、レスポールスペシャル+マッチレス系アンプの組み合わせが好きなんですよね、枯れた感じの音が。
もう、この音でずーっと弾いていられますね笑
「コレで俺も藤原基央になるんだ‼︎」と思いながら弾いている内に1枚のアルバムに出会います。Satsubatsu Kidsの「Hikikomori Songs」と言うアルバムです。
この作品の曲は麻枝准先生が作っているんですけど、歌と演奏とアレンジ(特にギター)はひょん氏が担っていますが、コレがホントにモロにバンプの影響が感じられる作品なんです。
麻枝准先生もバンプ好きみたいなんでサウンドの共通認識として有ったんでしょうね。
そのアルバムがとても好きで愛聴している内に色々な思いが芽生えてきます。
コレもそうだけどラッドとか米津とかも影響受けてる訳だし、俺も仲間に入りたい‼︎と言う浅はかな魂胆で曲作りを始めます。
それで出来たのが「キズナ」と言う曲です。
それに味をしめてもう何曲か新曲作ろうかと思っていたんですけどね。
でも、結局は作ったけど世に出してなくて、そのままになってる曲がいっぱい有ったんで、その辺の曲達をこのサウンドでやったらどんな感じかなーみたいな所で広げていって出来たのがソロアルバムとなる訳です。
で、その過程でサウンド的に自分が当時使っていたアンプシュミレーターだとちょっと違うと思い始めてたんで、それに代わる機材を探し始めます。
そこで出てくるのが画像のSansAmp GT-2です。
中古で1万しないくらいで買いました。
コレを選んだのはまず昔使って良かったって言うのがありました。
高校生くらいの時ですね。
友達(この前のアルバムに参加してくれたIwasakiくん)がどうにも使いづらいから試しに使ってみて、と言う事で一時期貸してくれたんです。
当時はMTRで全部デモ音源を作ってたんですけど、そのギターを録る時に使いました。MTRに付いていたアンプシュミレーターが気に入ってなかったんで、おーすげー良い音だなー‼︎と感じていたんですよ。
でもやっぱり歪み方とか結構エグいんで使いづらい事はありましたね笑
その中でフェンダー系のモデリングがセッティングによっては良かったな、と思い出しまして。
クリーン設定でゲインあげると良い感じのクランチサウンドになります。
ストラトで弾くと気持ち良かったんで、その感覚で試してみるかと考えて、またデジマートで探して買いに行きました。
町田の楽器屋まで行ってキレイ目の安いのゲットしてきました。
中古で出ている事も多いんで探しやすかったですね、
あとは値段との勝負です笑
そのSansAmpを駆使して作ったのがソロアルバムです。
前述のフェンダー系の音がバンプの初期の藤原サウンドに近いと思ってるので多用してますね。
リードパートではマーシャルに変えて弾いてるって言うのが基本です。
こっちはハムの音でレスポール感が出る様にしてます。
しかし、曲によってはこのセットがハマらない曲も有ったんでずっと使っているアンプシュミレーターも結構使ってます。
ソロとかはこっちの方が弾きやすかったんで。
あとど頭の曲はメインで弾いてるのはコッチの音ですね、同じフェンダー系ですけど全然違う音ですね笑
多分なんですけど、SansAmpの方はジャズコーラスをコンパクトとかで歪ませた音に近いのかも知れないですね。箱鳴り感みたいなの。
おそらくバンプの初期はそんな感じだと思うんで。
(詳しくは知らないんでご容赦を)
あとSansAmpのいい所はアナログなんで音の遅れがないです。
レイテンシーってやつ。
弾いたらそのまま音出るんで使いやすいです。
この辺の感覚はアンプで弾いた時とアンプシュミレーターで少し遅れて出てくる感じの違いは結構プレイに影響するんで、なるべくは早い方がやり易いです、自分は。
そっちに慣れているんで、だってアコギとかそうじゃないですか?
真空管アンプの出音早いのとかに慣れてるんで、って言うかそれでずっとやってたんで、もうそう言うのが染み付いちゃってるんですよね。
ホントに微々たるモノなんですけど、ちょっと遅いと大分やり難いですね。
P.R.Sも音の立ち上がりは早いんでその辺も影響してるかも知れません。
レスポールも結構早く出てくれるんで、多分モデファイの影響かな?
配線材変えてやり直してもらうとその辺も変わる気がします。
と、話が少しそれましたが、そんな感じでSansAmp GT-2の活躍によってソロアルバムのギターは録られた訳です。P.R.S.が勿論メインで。
たまにレスポールも使ってますけど。
そんな所で終わりにしておきますかね。
ギターの事を書いてるとキリがないんで。
今回もサウンド面はあんまり語り切れていない気がしますけど、
まあいいや笑
次はユニットの1st〜2ndアルバム編にします。
あと一応ソロアルバムのリンク貼っておきますんで、良ければどうぞ。
ではまた近い内に。