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日本人の宗教観という授業を履修して、宗教とは何なのかについて本気で考えてみた。

どうも、yousukehiraiです。

筋トレをしたり、英語の勉強をしたり、プログラミングスクールでプログラミングを教えています。

今回は、「日本人の宗教観という授業を履修して、宗教とは何なのかについて本気で考えてみた。」というテーマで書いていきます。

宗教ってなんなんだ?

僕は、たったいま、「日本人の宗教観」という講義のレポートを書き終えました。お題は、「授業の中から、興味を有する話題について、なぜ興味を持ったのか理由と、授業を通じて、日本人の宗教観の特徴をどのように理解したかについて、上で見つけた話題を基に具体的に結論付けすること。」というものでした。僕が興味を持った話題は2008年に読売新聞が実施したアンケートで、「『あなたは何か宗教を信じていますか?』そう問われたらどのように答えますか?」という質問に対して、アンケートによれば宗教を信じると答えた人は、26%。逆に信じないと答えた人は72%だった。というアンケート結果についてです。

なぜ、興味を持ったかというと、理由は3つある。(1)日本人はお参りを行い、死者を祀るときに、墓を立て、経を唱えてくれるお坊さんにお金を払い墓や仏壇に手を合わせるのにもかかわらず、宗教を信じていないという人が7割を越えていたから。(2)質問を変えてみるとおそらく多くの人が宗教を信じているという回答をするのではないか、授業の先生と同様に考えたから。(3)僕もこの講義を受けるまでは、宗教とは何なのかについて理解できていなかったから。

日本人の宗教観は面白い

僕は、多くの人が宗教という概念をよく理解していないのだと考えます。理由は、上記の話題で、質問内容を変えることで多くの人が「宗教を信じている」という回答に変わるのではないかと考えました。これは言い換えると、自分の先祖に対してお祈りをする、年始に初詣に行く、墓を立てて、死者を祀る、このような行為が宗教からきている行動だということを理解していないということになります。僕も恥ずかしながら、この授業を受けるまで、宗教というものを理解していなかった人間です。具体的に言うと、宗教という言葉は知っているが、その概念、定義のようなものは理解できていなかったのである。日本人の多くは僕と同じような状態ではないだろうか。しかし、僕は、「日本人の宗教観」という授業を履修し、講義を受けることで「宗教とは」というところから考えることができた。宗教とは、「人間の力や自然の力を超えた存在を中心とする観念であり、また、その観念体系にもとづく教義、儀礼、施設、組織などをそなえた社会集団のことである。」とされています。つまり、「人間の力や自然の力を超えた存在を信じている人」は、宗教を信じている状態なのである。それがどんな宗派であれ、ということだ。読売新聞が実施したアンケートは2008年であり、今から12年も前の調査だということから、現在の日本人の宗教観というものを知りたいと思い、調べてみることにしました。NHK放送文化研究所が参加している国際比較調査グループISSP(International Social Survey Programme)が2018年10月27日~11月4日に、全国18歳以上2,400人を対象に、「普段信仰している宗教がありますか?」という文言で質問をしました。宗教を信仰していると答えた人は36%だった一方で、信仰していないと答えた人は62%だったのです。調査している会社、質問の文言の違いはあれ、あまり変化していませんでした。つまり、日本人の宗教に対する価値観、信仰する宗教はこの10年であまり変化がなかったということになりますね。日本人は宗教というものにある種の怖さを持っているのではないかと考えます

日本人の若者の宗教観

その中でも僕たち若者というところに範囲を絞って話をします。僕は就職活動をきっかけにあらゆるビジネス書や、有名な著名人の本を読みました。そして、その中でも印象的だったのが、堀江貴文氏です。彼は、Twitterなどで自分の考え方を提唱しています。僕は彼の考え方の全てに賛同しているわけではないが、とても真っ当なことを言っている、この人はすごい人だなと感じていました。それを友人に話したことがあるのですが、ある友人に「堀江教に入っている」と言われたことがあります。「洗脳されている」と言われたのです。僕は洗脳されていると感じたことはないのですが、友人はそう感じたのでしょう。僕はある仮説を提示したいです。日本人、特に若者は、誰かの考え方を真似する、参考にすることが、それが偏った考え方であると、拒否反応を起こし、「洗脳」や、「宗教」だと思っている割合が高いのではないかと考えます。宗教が悪いものだという考え方の人が多いのではないかと考えています。これが日本人は無宗教の人が多いという原因なのではないか。これはなにも、若者が悪いというわけではなく、その若者を教育した学習期間、宗教について無知な親世代による家庭教育が原因ではないかと思います。宗教とは何なのか、宗教とはなぜ存在するのか、宗教について考えることを専門家だけでなく、日本人全員が考えていくべきものだと、この授業を通じて考えることができました。来年から社会人になる僕にとって、とても貴重な授業でした。宗教とは何なのか、知りたい人は、中田敦彦のYouTube大学にでも行って、ぜひとも一度考えてみてほしいです。



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