真珠腫性中耳炎の治療雑記/病院側の事情
「真珠腫生中耳炎は放っておいても良くならない」の続きです。
大学病院受診
手術の前の麻酔科の診察を受けるため、病院を受診しました。。
9:30の予約だったので、9:25には受付を済ませました。
診療科の前で待つように指示する紙が出てきたので、それに従います。
麻酔科の診察の日なのに耳鼻科で待つように指示を受けるのはなぜだろう?
と思いながらも、耳鼻科診察の前で待つこと50分。
「麻酔科で受付をしてください」
と看護師から指示を受ける。
いや、そうでしょ。そういう日ですから。
だったら、最初から麻酔科に行かせてくださいよ。
不思議に思いながら麻酔科の受付を済ますと、
「問診票を書いてください」
と。
問診票の内容は、前回診察時に入院前検査をする前に看護師から受けた問診と同じ・・・。
電子カルテとかで管理されているんだから、そのくらいの情報は共有してください・・・
問診票を記入して、待つ事2時間、診察室に呼ばれる。
麻酔の説明を受けるのだけど、ボクは医療従事者だからいいようなものの、何も知らない一般の人にするのだとしたら、ずいぶん乱暴な説明だな、と思いました。
言葉遣いが乱暴なんじゃなくて、説明がきめ細かくない、ってこと。
まぁ基本的には患者は「まな板の上の鯉」を演じるほうが医療は良くなると思いますので、気持ちの良い返事を繰り返します。
その後、耳鼻科の診察・・・。
電子スコープで鼓膜の状態を撮影して、本日の予定がすべて終わりました。
待ち時間3時間
診療は2診療科の合計(麻酔科と耳鼻科)で10〜15分。
これ、きっとアベレージなんだろうな・・・。
医療職、医療機関って大変だわ。
だって絶対クレーム出るよ、これを続けたら。
医療者のボクから見て、大変失礼なサービスには感じられません。
むしろ、よくシステム化されている方かと感じます。
それでも、こういう自体が起こるということは、「患者が多すぎる」っていうことなんでしょうね。
この問題は、目下、関係諸団体が取り組んでいます。
患者側のリテラシーも変わってこないといけないとは思うのですけど、そこが一番難しいのでしょうね。
つづく
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