鉄サプリメントの摂取について
私自身は、鉄のサプリメントを全くとっていないのですが、一時期、貧血気味の人に鉄サプリをおすすめしたことがありましたので、紹介した責任を感じ、以下の記事をシェアします。
判断は自己責任で行ってください。
鉄のサプリを飲んで、確かに体調はよくなった実感はありましたし、おすすめした人で同様の効果を感じている人もいました。
しかし、誰でも同様の、というわけではありません。
貧血気味だから、安易に鉄サプリ、という思考に落とし穴があるのかもしれません。
貧血を引き起こしている原因について考えないといけないでしょう。
参考までに私は過去に、1錠/日(成人)というサプリを2錠飲むとか普通にやっていました。
もうやってませんけどね。
そもそも今はサプリメント飲んでいない。。。
プロテインも飲んでいない。
私は、何かが不足しているなら、補えばいいじゃん、という割と安易な考えでサプリを飲んでみたりしました。
体にとって過剰なものであれば排出されるであろう、と考えて。
ただ、それには肝臓や腎臓がまともに機能していることが前提条件になってきます。
体の中の状況によっては排泄されず貯めてしまう場合もある、と考えられるわけです。
自分で試してみて特に異変もなく、不要な分が排出されましたけど、そうじゃない人にも紹介していたかもしれない、という自戒の念を込めてのシェアです。
農薬のこととか、原材料のことはよくわかりませんが、栄養不足の状態に陥っている理由、排泄することができていない理由、代謝が機能していない理由を考えないと根本的な解決には至らないでしょう。
そういう意味ではオーガニックとか無農薬とかだからいいというのも間違いですね。。。
昔の自分に教えてやりたい・・・
鉄サプリで状況が上向く場合もあるので、なんとも言えませんね。
長期にわたり定期的に服用するのはおかしいとはお思います。
生命と鉄の関係を見れば、不可欠なものではあるので、それが不足する状況をまずは解決しないといけない。その作戦として、単純に鉄を足せばいいのかどうか、という話。
ただ、その時に、「どの程度が不足」で「どの程度が余剰」であるかは、よくわからないわけです。
一応の基準値が出ていますが、当たり前ですけど、鉄の数値だけで健康状態が測れるわけでもないですね。。。
何らかの判断によって、鉄を足そうとなった時に初めて、サプリにするの?食物にするの?ってなるし、どのくらいの量をどのくらい続けるの?っていう段階になりますね。
その部分では普遍的な解釈はできていないのではないでしょうかね。
こういう話題に関して医師も含めて物事を単純化させすぎてるのが危険だなって。その単純化に私も乗っかってしまったわけで。
難しいことを「簡単に、やさしく」ってしちゃうことには落とし穴があるのかもね、っていう趣。
こちらの記事もなかなか・・・
少なくとも、男性で高いフェリチン値目指す必要とかないのでしょうね。
(まあ、その高い、がどれくらいなのかが議論の対象なのでしょうけど・・・)