お稽古の下準備(他装の場合)
一月の他装お稽古は男袴の着付けを
2回やりました。
男性着付けは女性のそれに比べてやはり
機会が少ない分、知識も練習量も圧倒的に
足りていません。
さてどうしよう、と私が取った方法。
まずは本やネットで男性着付けのことを調べて、着付け手順を書きだしていく。
それを持ってお稽古に参加し
足りないところや違うところ
をどんどん加筆訂正していく。
本当に知りたい事、必要な事が
簡単に本やネットで見つかる事は稀です。
初歩の段階を過ぎると特にそうで、
本やネットの力は実に偉大だけど
本当に肝の部分はきっと、
お稽古の場にしかない。
だからといって
大したものは見つけられないからと
下準備もなく
手ぶらでお稽古に行っても
結局大したものは持ち帰れない。
私はそれを経験でよく知っているので
半分以上が無駄になると分かっていても
一度手順書は作ってみるのです。
結局この手順書を何度も書き換える
作業が私の中の
なぜこうする?
なぜこうなる?
この方法はなぜ否定される?
沢山の自問自答に繋がって
いつかどこかで腑に落ちた、納得できた、
の理解に繋がっていくのです。
(私はここに長い時間が必要)
きっと学びの大きな動機は
わかった!
出来た!
という瞬間の、
やったー!と叫びたくなるほどの
快感のため。