7回目20240613 烏口
こんにちは、甕邨(ようそん)です。
ご来訪ありがとうございます。
今日は、細部の描写に私が使用している道具として「烏口」をご紹介します。この道具は、製図用のツールとして知られていますが、インクで書くことが前提のため、実際に絵画に取り入れるのは少々難しいところがあります。
烏口は、非常に細かい線を引くことができるため、製図では重宝されています。しかし、絵の具を使って線を引くとなると、いくつかのハードルが出てきます。まず、絵の具を薄くすると色がぼやけてしまい、逆に濃くしようとすると絵の具に粘り気が出てしまい、思うように線が引けません。これが、烏口を使って絵を描く際の最大の課題です。
私も試行錯誤しながら使っていますが、何度も失敗を重ねる中で少しずつコツを掴んできたような気がします。例えば、絵の具の濃度を調整するための水の量や、烏口の扱い方など、細かい部分にも気を配る必要があります。とはいえ、その難しさがまた一つの楽しみでもあり、他の方法も試してみたくなります。
ブログを通じてこうした道具や技法を紹介できることは、とても嬉しいです。読者の皆さんにとって、少しでも参考になれば幸いです。これからも、絵を描く過程や道具についてシェアしていきますので、どうぞお楽しみに。
次回の更新もどうぞよろしくお願いします。