103回目 2024年12月3日 失敗覚悟で始める法人設立の旅10
こんにちは、工房画房 一点物工芸師の甕邨(ようそん)です。
今回は、法人の税務手続きで直面した「e-TAX」と「e-LTAX」の話です。
私は毎月e-TAXで源泉徴収の申告をしています。ただし、役員報酬がないため金額は0円です。会社の規模が小さいため申請すれば半年に1回にもできますがやり方を忘れそうなので毎月提出しています。しかし、最近気がついたのが「地方税」の申告や納付に必要な「e-LTAX」の存在です。
e-TAXとe-LTAXの違い
1. e-TAXは国税の申告・納付に使用するシステム。
2. e-LTAXは地方税の申告・納付に使用するシステム。
地方税について確認したところ、「やらかしてしまったかも」多分こっちも要るよねという意味で。取り急ぎe-LTAXを調べ、ユーザー登録を開始することにしました。しかし、ここで早速ハードルが。
電子証明書が必要
どうやらe-LTAXの利用には電子証明書が必要とのこと。これが法務局で発行してもらえると分かり、次は法務局での手続きを進めました。
日曜日の落とし穴
法務局でのユーザー登録作業を進めようとしたのが日曜日。しかし、法務局のシステムでは日曜日に登録ができません。結局、この日は作業が進まず、貴重な日曜日が消えてしまいました。
MacよりWindows推奨?
手続きや各種申請には結局Windowsマシンがほぼ必須だということ思います。Macでも対応可能なようですが、恐らくWindowsのほうが無難です。私は普段iPadをメイン機にしているのですが、運良く最近Windowsマシンを入手していたため、なんとか乗り切れました。もし無ければ、ここで詰んでいたかもしれません。
月曜日からの巻き返し
翌月曜日、再び法務局でユーザー登録を行い、今回はスムーズに通過。次は電子証明書の申請ですが、今度は「マイナンバーカード」と「カードリーダー」が必要ときました。
マイナンバーカードは持っているけれど…
確定申告でiPhoneを使ってマイナンバーカードを活用していたため、カード自体は持っていました。しかしカードリーダーは持っておらず、急いでAmazonで発注することに。
お役所手続きの現実
こうして感じたのは、これではお役所手続きのIT化が進まないのも分かる気がします。
紙の処理に慣れた人なら紙で処理した方が多分早いと感じるかもしれません。もっとも一度環境が整えば効率化される可能性はあるものの、準備段階のハードルが高いのが実情です。
とにかく、月曜日にようやく次のステップに進めました。法人の税務手続きは一筋縄ではいきませんが、一歩ずつ前に進んでいます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。それでは、次回の進捗もお楽しみに!