66回目 20240923 失敗覚悟で始める法人設立の旅06
こんにちは、工房画房 一点物工芸師の甕邨(ようそん)です。
先日、ようやくインボイス制度の登録が承認されました。申請してから2か月ほどかかりました。もしかすると、電子申請の方がスムーズだったかもしれませんが、結果として無事に手続きが完了したので良かったです。現時点では売り上げが無いため、インボイス制度がすぐに必要になるわけではありませんが、将来に備えて準備しておきました。
### インボイス制度とは?
インボイス制度は、2023年10月から始まった新しい税制で、正式には「適格請求書保存方式」と呼ばれます。この制度の主な目的は、消費税の適正な課税を確保するためです。簡単に言うと、事業者が消費税の仕入税額控除を受けるためには、取引先から発行される「適格請求書(インボイス)」が必要になります。
#### インボイス登録のメリットとデメリット
- **メリット**: インボイス登録事業者になると、取引先が仕入税額控除を受けられるため、取引の信頼性が向上し、取引機会が広がる可能性があります。
- **デメリット**: 売上が年間1,000万円以下であっても、インボイス登録を行うと、消費税の納税義務が生じるため、税務手続きが煩雑になります。
私の場合、売上が少ないことからインボイス登録の必要はありませんが、将来的に制度に慣れるためにも登録しました。これで、法人口座以外の必要な手続きは概ね完了しました。現在のところ役員報酬もなく、初決算書と確定申告が今後の大きなイベントになります。振り返ってみると、会社を設立してからもう2ヶ月が経過しました。
一方で、Google AdSenseの申請はまだ通過していません。ブログ運営が本業との両立で難しい面もあり、今後も試行錯誤が続きそうです。本業の山場を越えたら、次回は会社設立にかかった費用を公開する予定です。小規模な会社運営の参考になるかもしれませんので、ぜひご期待ください。
次回の更新は有料記事になりますが、今後の展開にもご注目いただければと思います。これからも、日々の取り組みを皆さんと共有していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。それでは、また次回お会いしましょう!
**インボイス制度に関する参考リンク**:
- [国税庁:インボイス制度の概要](https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/invoice.htm)
- [中小企業庁:インボイス制度の詳細](https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/invoice/)