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大富豪が教える成功法則

藤川太
ファイナンシャルプランナー。「会計の見直し相談センター」代表。生活デザイン株式会社代表取締役。


1.お金を増やす方法は極めてシンプル

「がんばって働いているのに、お金が増えない…」そんな悩みを抱えていませんか?お金を増やすには、「収入を増やし、支出を減らす」という大原則を理解することが必要です。しかし、驚くことに、この当たり前のことを実行できていない人がほとんどなのです。なぜでしょうか?それは、「心の中にある3つの毒」が原因です。

仏教では「貪(とん)・瞋(じん)・癡(ち)」の心の三毒と言います。貪(とん)は、“むさぼる気持ち”で、常に欲しいものを追い求めます。瞋(じん)は、“人のせいにする”心で、他人や環境に責任を押し付けます。癡(ち)は、“知ったかぶり”や“勝手な思い込み”です。この三毒を克服することで、収入を増やし、支出を減らすというシンプルな原則が実行可能になります。さあ、心の毒を取り除き、真のお金の増やし方を学びましょう。

2.アルカド流貯金の戦略

お金は銀行の口座に入れておくだけでは増えません。そのためには、戦略が必要です。バビロンの大富豪、アルカドが説く方法は、「収入の1割を自分に支払う」。これが、成功への近道です。収入が入ったら即座に1割を自分のために取っておくことで、自然と貯金ができるのです。

そして、具体的な方法はいくつかあります。「財形貯蓄」「積立定期預金」「積立投資信託」などがその代表です。最初は1割を目安に始め、次第に2割、3割と増やしていくことで、すぐに貯金が増えていきます。この仕組みづくりがポイントです。アルカドの教えに従い、賢くお金を増やしましょう。

3.借金をするのであれば

「ローン」という言葉は、今や私たちの生活に欠かせないものとなりました。しかし、その便利さに隠れて、その裏には深刻なリスクが潜んでいます。借金は一歩間違えると人生を狂わせる危険なものです。そこで、私たちは「借金の基本」をバビロンの教えからしっかり押さえておく必要があります。

その基本とは、「1:2:7の法則」です。収入の1割を貯蓄に、2割を借金返済に、そして7割を税金、社会保険料、生活費に充てるというルールです。この法則に従えば、借金を返済しながら貯蓄もできるのです。

まとめ

大富豪がお金に対して持つ考え方は独特です。彼らはお金を目的ではなく手段として捉え、自らのビジョンや目標を実現するための道具として活用します。彼らにとって、お金は自由や機会を生み出す源であり、社会やビジネスにおいて影響力を持つための手段なのです。しかし、多くの大富豪はお金をただ貯め込むだけではなく、それを活用して社会に貢献する方法を模索します。彼らは持つべき責任を自覚し、お金を使って世界をより良い場所に変えるために行動します。

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