まさか推しと戦うことになるなんて……ミッドナイトミッションSPACE‐F- 作品の感想

・・・とても面白かった。
色々と伏線に思える素材が点在しており、クライマックスに向けてどうなるかワクワクしたが、著者いわく一旦完結との事。∑(゚д゚; )ガーン
残念である。
とりあえず現時点で気になった伏線(あるいは伏線になりうる)点を一読者の妄想という意味で送りたいと思う。

まず物語の重要なキーになりそうなのはレイ(まどかの兄&ロボットのレノ)である。
自我を持っていない状態ではある……が
元々の異能力として【活力吸収エナジードレイン】を持っている。
MODSによりロボット化され無害化されたようなものだが、異能力とは後天的なものではなく(本来は)生来からもっているものだ。

次に、SPACE-Fに参加する者は共通点があるということ。
キーホルダーは消失している、最終エピソードでセイト(ミドリの父でMODSメンバー)が召喚された事は説明がつかない、逆に共通点があるとするならば
MODSがレイの【活力吸収エナジードレイン】を手にした事、およびフェンダーとタソにこれまで紹介されていない異能の力があるという事になる。

本作品のクライマックスとしては流れからして因縁の最終ミッションという事になるだろう。
そこに至るまでにどのくらいボリュームがあるかは作者次第だが現行のプロットでありそうなアイデアを列記していく。

①レイ(まどかの兄&ロボットのレノ)対、集結メンバー対戦プロット
解説:再集結+1の共通項が異能ならば、レイは召喚したことで(何らかの登録作業を経てからで構わないが)全メンバーの異能をコピーする。
その結果、ミコト(主人公)の【夢で平行世界の監視・記憶能力】とまどかの【一部制限の世界構築能力】繰り返しから父であるギンジの死を知る。
レイをボス的として集結メンバーの最後の戦いが始まる!

②セイト(ミドリの父、MODSメンバーの一人)対、集結メンバー対戦プロット
解説:SPACE-Fはミドリの夢日記が元に構成されており、ミドリの余命と世界の終焉は紐づいており連動している。
セイトが敵に回る理由としてはレイ(ロボットのレノ)夢日記プログラムを改変し紐づけを切らないとミドリの病気を直せないとかそこら変。

③ナツ(MODS野望メンバー)対、集結メンバー対戦プロット
解説:ナツはメドゥーサの視線にて石化し死亡の扱いであるが、SPACE-Fは現実世界の度重なるまどかの世界再構築により歪みが生じておりSPACE-Fでのみ存在できる、ミドリの余命により3ヶ月という期限付きだが勝利すればまどかの世界再構築能力を奪い生還できるかもしれない。

④上記プロットに付随するご都合主義おまけプロット
両目を奪われたマリ(まどかの母、ギンジの妻)は死亡エピソードが無い。
異能招集ならばSPACE-Fにマリがいてもおかしくはない。
絶望的なプロットに母の捨て身の愛が光明を作り出すかもしれない。

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