~エピソード14 どんどん賢くなる ワタシ~
カァの言葉がかなり理解出来る様になり、ワタシも犬としての自覚がどんどん芽生えていく感じで、カァとワタシは一体化していってる感じ。
カァは洗濯物をベランダに干す間、「じっとしいや~出たら駄目やで~」と言うので一歩もベランダから出なかったよ。
10階なので「ベランダの柵の隙間から落ちたら豪い事なんやで~」と
カァがワタシの事を心配して言うてくれてるんや。
因みにワタシは2,2キロのチビ。
でもワタシはカァと少しでも一緒に居たいのでベランダの敷居からカァを
見てるよ。
カァはタバコ中々止めなくて2カートンを出前してた。
流石に禁煙の本を読んだり腕にパッチ貼ったりして減らす努力してたな~
だからカートン買いは止めてコンビニで2箱ずつ買ってた。
早朝にノーリードで一緒にコンビニに買いに行くんだけど、コンビニの
自動ドアの所で「待ちや~」とカァが言うと自動ドアの所で待ってたよ。
次々と人が出入りしてドアが開くけどワタシは店内に入らずにじっとカァを待つ。
でも店内を覗いてカァの姿は確認してる。
コンビニのオーナーが「あの子は店内に入れてもいいよ」と言うてくれたみたい。
「賢い子やな」と言う声も聞こえてきたよ~ どんどん、いい子になって
いくワタシ。
カァ「私が仕事で出掛ける時は良く理解してるので追って来ないし、ぐっと我慢してるのが全身で分かるよ。
仕事以外の外出の時は当たり前の様に付いて行こうとするけど、連れていけない場所もあるので、『留守番やで』と言うと、ぐっーと耐えてるのが全身に顕れてる。
夜中に「腹痛い」と言うたらベッドから飛び降りて玄関に誰かを呼びに行ってくれたよな。
でも私が「ワン駄目」といつも言うから一切吠えなかったよな。
こんな子おるか!
そしていつもカァの事、思いやってくれたよな~
テレビ観て泣いてたら心配そうに顔を覗き込んだりしてくれたよな。
まだまだ賢いエピソードあるけど今回はこの辺で!」