エピソード4 ~毛を梳かすと痛い~
ワタシね、日増しに散歩が好きになってきたよ~
最近までカァの肩に乗ってたけど今はもう歩いてる。
でもね、外に出る時は、カァが毛を梳かしてくれるんやけど、ワタシの
被毛が絹の様に細くて細くて~直ぐにもつれるのでコームで梳かす時は痛い痛い。
「ギャー」と言うて走って逃げるんやけど直ぐに舞い戻るワタシ。
カァが「キレイキレイせんと散歩に行かれんよ」と言うので直ぐに戻ってしまう。
リボンも付けてくれて「メグ、ベッピン」と言うていつも顔や頭を撫でてくれるのでベッピンの顔を見せたりすると、「メグ、ホンマに可愛いな~」と言うてくれる。
おしっこチビってた頃とは大違いの日々となったもんや。
冬になると赤やピンクの服を着せてくれて寒い時は温かいんだけど、フード付きの服や、足まで包むパンツ式の服などは、あんまり好きではないなと思ってた。
先々、カァが服を着せようとしても拒否したよ~
「服着て散歩行くから早くこっちへお出で!」とカァが言うてもじっとカァを見つめてカァの所には行かなかったワタシ。
ごめんね、カァちゃん、ワタシも意思表示するんやで。
カァ「メグは被毛が絹の様に細くもつれ易いね。散歩とか外出する時は「キレイキレイしような」と言うて毛を梳かすけど、細い所為で痛いのか「ギャー」と言うて逃げて行く。
処が、メグのいい所はブーメランの様に自動的に戻って来てくれる。
アンタはホンマに何事も理解力が優れているよ。
シッコの粗相の時もそうやったね 逃げずに凛としてた アンタみたいな子いないよ (親バカです)
服の件もそうやった。従順でいい子やけど強い自己主張持ってるね。私が折れて寒くても服なしで散歩行ったね」