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自ずから日本の政治が変わる

きょうは朝、#岩村田 で敬老会に顔を出し、その後、#上川陽子 さんの応援で #静岡 に。夜遅くまで一緒にいて、上川陽子さんと、他に名前が上がっている候補との一番の違いは、#自然体 かなと思うに至った。

「自民党は生まれ変わる」と、最初に出馬表明した方は仰った。「政治生命かけた最後の戦い」と仰った方もいる。「改革を加速度的に実現できるリーダー」と意気込みを熱く語った方もいた。私は、こうした意気込みが非常に好きだし、私がもし、と想像したら熱く意気込みを語るだろう。

夜、上川陽子さんに、「麻生さんに持ち上げられてから長い間、一言も意欲を発せず、退陣表明した岸田さんの、『閣僚の人も志ある人は是非』との発言を受けて覚悟を表明するまでの沈黙の間、何を考えていたのか?」と聞いた。

そうしたら、「周りの期待は大変ありがたかった。しかし、いまの国政において、自分の意欲があっても、自分が相応しいのか、実現できるのか、自分がその任たり得るか向き合う、自分を追い込むことに時間がかかった」と仰っていた。

上川陽子さんは昔から、「万里」という言葉を好み、「過去から未来は全て現在で繋がっている。だからこそ、過去において自分ならどうしたか、未来を想像して自分は何をすべきか考えることができる」とも仰った。最近は禅の、「現成受用」・ありのままを受け入れるという言葉を使われているが、この言葉も、過去に接した「無作妙用」という言葉を大切にしてきてのことだという。

上川さんの正式出馬会見は、そう遠くないうちに訪れるだろう。その会見では、改革とか刷新、生まれ変わるという言葉は出てこないのではないかと思う。新たにとんがった主張をして、耳目を集めることもないだろう。

上川さんは、「私がなれば日本は変わる」ではなく、上川さんがリーダーになれば、自ずから日本の政治が変わる、そんなリーダー候補だと思う。泰然自若、凛とした姿の理由の一端を今夜は垣間見た思いがし、正式出馬表明、その後の総裁選がますます楽しみになってきた。さあ、スタートラインまであと一歩、がんばろう。

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